みなさんこんにちは。
予告通りに山菜を食べまくってきたヒロキです。





行き先はお馴染みのこちら🥢







清流庭園 山菜料理 

玉貴





山形県西村山郡西川町大字間沢80-1



霊峰月山の麓に佇む、全国的にも有名な山菜料理の老舗料亭。目の前を流れる清流・寒河江川の絶景とともに、山形の豊かな自然が育んだ四季折々の山の幸を堪能できます。


いまの代で3代目らしい。






▲個室の窓から見える景色











今回は「山菜三昧コース」をいただきにあがりました。


新緑の味覚を心ゆくまで。

提供期間は4月下旬から6月下旬、事前予約必須。






まずは新緑の美しさに目を奪われる「月山の恵色々盛り合わせ」。


おひたしをベースとしたシンプルで優しい味付けにより、各素材の輪郭をくっきりと浮き彫りにしています。

左下から反時計回りに、繊細なほろ苦さが癖になる「あけびの芽」、美しい渦巻きと歯ごたえが魅力的な「こごみ」、独特の風味を持つ「あいこ」。どれも瑞々しく、噛むほどに山の息吹が広がります。生姜の爽やかさが引き立つ「蕨」はとろりとした粘り気とシャキッとした食感の対比が絶妙。卵と味噌のまろやかなコクを纏った「筍」は気品ある甘みが際立つ。じっくりと炊き上げられた「ゼンマイ」は滋味深い出汁が芯まで染み渡っています。

一品ごとに異なる食感と香りのグラデーションを愉しめる、月山の春をジオラマにしたような贅沢な盛り合わせでした。









山ぶどう液

独活と鰊の煮付け




山ぶどう液はノンアルコールの食前酒で、玉貴のコースの幕開けには必ずひと口ついてくる印象。


独活と鰊の煮付けは時間をかけて炊き上げられた鰊と食感を残したうどの合わせが素晴らしい。それらをキリッとまとめて引き締めるのが、品よく効かせた木の芽の風味です。その刺激と清々しい薫りをもって鰊特有のクセを消し去り、洗練された後味へと導きます。











行者にんにく
タラの芽えごま和え



画像手前は、力強い野生の薫りを放つ「行者にんにく」にうずらの黄身を添え、ユッケ風に仕立てた逸品です。濃いめのタレが行者にんにくのパンチのある風味と見事に調和。強烈な風味を持ちながらも決して下品にならず、シャキシャキとした歯ごたえが心地よい。

画像奥は、山菜の王様と称される「タラの芽」を「えごま」で和えた小鉢。ふっくらと茹で上げられたタラの芽はほのかな苦味ともっちりとした肉厚な食感が格別です。そこに絡むえごまの濃厚なコクがタラの芽の風味を優しく包み込み、少量でも心に深く沁み入る一皿でした。








オリジナルの日本酒をオーダー。




月山酒造(西川町・寒河江市)が醸造を手がける純米酒だそう。すっきりとした旨味があり、食中酒として優秀。



目上の人に運転を任せて飲むだなんて、

いいご身分にも程がある。







庄内浜産ひらめ



美しく透き通る白身は、山の恵みがひしめき合うコースの中で異彩を放つ存在のうちのひとつ。特有のシコシコとした力強い弾力と上品で濃密な味わいを楽しめます。

細く刻んだ茗荷と山葵がよく合います。








春の土瓶蒸し




お猪口に出汁を注ぎまずはひと口、蛤から溢れ出た旨味を軸にした極上の出汁が五臓六腑に染み渡る。そこへ瑞々しい「うるい」が清涼感を添え、芯まで火の通った「筍」が優しい甘みを放つ。

木の芽の爽やかでピリッとした香りが全体を気品高くまとめ上げ、蛤はぷりぷりと柔らか。山の恵みである山菜たちと海の恵みである蛤が完璧な調和を成す傑作でした。








岩牡蠣

(コース外追加オーダー)




雑味のないピュアな塩気と、濃密なコク。


レモンの爽やかな酸味やもみじおろしの辛みが上質な脂を引き締める。……っていうかまず、めちゃくちゃ大きい。すごい。押し寄せる磯の香りととろける食感に平伏、まさかこれが玉貴で食べられるとは。


おすすめのままに追加してみてよかったな。

ちなみに広島の牡蠣だそうです。











若鮎炭火焼き




頭から囓りつくと、炭の香りとともに内臓のほろ苦さがぶわっと広がります。添えられた蓼酢がとてもよく合う。窓の向こうに流れる寒河江川を想起させるような清らかな味わいで、骨までやわらか。


自然の恵みを味わい尽くすことができました。










月山の至宝月山筍

ブランドアスパラ甘えん坊




熱々の皮を剥いた瞬間気高く清々しいを放つ「月山筍」は、深いコクを伴う旨味がたまりません。そのままいただくのもよいですが、甘みの強い特製味噌とガッチリと噛み合わせることでお酒を誘う味わいへとランクアップします。


対する「甘えん坊」は大地くんと共にお伺いした「献立屋 万策」でいただいたばかりで、お早い再会にひとりひっそりと驚いておりました。青々しくもフルーティーな甘い香気が味わえる極上の一本、根元まで全くと言っていいほど筋がない。名の通りの圧倒的な糖度が主役ですが、味噌を添えることでその甘みがさらに引き立ちます。










山形牛のステーキ




ほどよくサシが入った山形牛が、ジュージューと音を立てながら登場。表面は香ばしく、中は美しいロゼ色に仕上げられていました。口に運ぶととろけるように解け、脂の甘みと共に濃厚な肉汁が溢れ出します。


このステーキの完成度をさらに高めているのが、添えられた玉ねぎの芳醇な甘さと揚げ焼きにされたにんにくチップの存在感。山菜尽くしのコースの中にあって、こちらもまた圧倒的な存在感を見せつけてくれる。












山菜天ぷら盛り合わせ



 

薄付きの衣は羽のように軽くサクサク。


王道の「タラの芽」はふっくらと甘く、「コシアブラ」は独特の高貴な香気が溢れる。「筍」はみずみずしい甘みが凝縮され、「こごみ」は食感と粘り気が楽しい。「独活」は上品な清涼感を差し込み、非常に希少な「はりぎり」は強烈な野生の苦味とコクをもたらす。


山菜たちはどれも水分が適度に抜け、特有の香りやほろ苦さが何倍にも濃縮。ゆかり塩を少しつけると素材の持つポテンシャルが最大限に弾け、口の中はさながら春の月山そのものです。











食事の締めを飾るのは、驚きと洗練に満ちた「コシアブラピラフ」。



山菜料理の締めといえば蕎麦や和のご飯ものが定石ですが、あえて洋風のピラフという大胆なアプローチが光ります。バターの芳醇な香りとコシアブラによる気品ある香気とが混ざり合い、怒涛の油脂連打で一度落ち着きかけた食欲を激しく掻き立てる。米のひと粒ひと粒がパラリと美しく立ち、バターの濃厚なコクがコシアブラの品良いほろ苦とマッチ。山菜料理の締め物として唯一無二の絶品ご飯でした。持ち帰りたかった。



玉貴のコース上で不動の定番であり魂の一杯とも言える「七茸汁」は今回、春の特別仕様でお目見え。バラエティに富んだ茸たちと鶏肉の脂が溶け込んだ芳醇な出汁、調味のベースとなるのはお醤油です。甘めの味付けでやさしくじんわりと広がる感じ。

ここに春の使者である「こごみ」が仲間入りしていました。独特のぬめりと青い風味。





名脇役にして玉貴のアイデンティティが詰まった三種の香の物についてもご紹介します。


じっくりと発酵させた「麦味噌大根漬け」はパリパリとした抜群の歯ごたえ。麦味噌特有の深い香りとまろやかな塩味が、コースの終盤に差し掛かった口内をスッと落ち着かせてくれる。「蕗の薹味噌」は鮮烈な苦味と味噌の甘味が絶妙に溶け合い、これぞ東北の春!!という力強い味わい。ヒロキの大好物です。そして「蕨味噌」は、蕨特有のとろみと風味により独特の質感を与えられた味噌が、奥深く個性的な旨味を湛えます。



ピラフのお味がしっかりしていたため香の物の世話にならずとも良いくらいのものでしたが、ヒロキはお酒を飲んでいたのでね。

ちびちびやらせていただきました。












草餅




こちらも玉貴のコースの定番のうちのひとつです。


餅はなめらかさと弾力を併せ持つ絶妙な突き加減で、噛み締めるたびよもぎの爽やかで力強い風味が鼻へと抜けていきます。たっぷりと塗されたきなこがよもぎの風味をやさしく引き出す。


日本人のDNAに深く響く最高のデザート。ヒロキはよもぎが大好きなので、毎度めちゃくちゃありがたいなと思ってる。












メロン 苺 花豆珈琲煮




瑞々しい完熟メロンはフォークがすっと通る柔らかさで、濃厚な甘みと果汁に溺れてしまいそう。大きな苺はちょっとびっくりするほど甘い。

そしてこの一皿の主役とも言えるのが「花豆珈琲煮を使ったスイーツ」。煮含めた花豆にコーヒーの甘苦い風味を融合させたものを、もっちり食感のお菓子の上に添えてありました。贅を極めたコースの余韻を美しく着地させる、フィナーレにふさわしい傑作甘味です。





あっ、蕗の薹味噌・蕨味噌・花豆珈琲煮は売店でそのまま購入できますよ。








しかしヒロキはあえてこちらを。

ピリ辛の小茄子が好きすぎる。





もうすっかり顔を覚えられている我々、親切係の神保さんから「次回は七夕の頃に来て!!」と一歩踏み込んだお誘いを受けました。行くしかないな。










【お知らせ】


5月15日(金)

22時を過ぎた頃から

凱旋門ビル4階のORANGE

ゲスト出勤する予定です🍊


つまり

今夜だよ!!






カラオケのあるバーです🍻

朝までお待ちしております🍻









ヒロキは4月20日に所属先のオカマバーを辞めてしまいいま現在無職なわけなんですが、ヒロキと一緒にお酒を飲んだりヒロキにお酒を飲ませたりすることに引き続き価値を見出してくださっている方々とは、やっぱり気軽に乾杯したい。


かといってそこに収入を伴わなくなってしまったこの状態では、今までのように気軽にはできない。





だから今は、「国分町のお店に素敵な人を連れていき、そして飲む人」という超フリーダムなビジネスを「つなぎ」として展開中です。夜の店とお客さまとを繋ぐキャッチのように動きつつ、自分自身も一緒に飲む……という感覚。






ヒロキがヒロキの周りのどなたかを連れて国分町のお店へ遊びに行く→パーッと飲む→お会計額に応じてお店からバックをいただく、という流れ。もうすでに何軒かやってます。




この形であればどこかにカッチリ所属しなくても自分のことをキャスト化できるますし、ご一緒くださっているかたの好みの雰囲気のお店を都度都度選べますし(ヒロキのほうで事前にお店と相談・取り決めを作っておく必要はありますけど…)、ヒロキを推してくれているみなさんは推し活らしい推し活が継続できますし、それによってヒロキは従来通りに美味しいものを積極的に食べ歩けると気付いたんです。


しばらくはこういうことを繰り返しながら、

ゆっくりじっくり今後について考えたい。







「自分のところでも同じようなことが可能だよ」という方がもしいらっしゃいましたら、InstagramやXのDMからご連絡ください。いわゆる「TAX」を除いた金額の40%程度をいただければ満足できるんですが、そこは要相談で。









▲「ヒロキ」をお食事に誘う際の参考にどうぞ🤝









ゲスト出勤以外にも、楽しい予定が盛りだくさんの今夜が始まります。