あの日、あの朝。
今から8年前、凄く天気のいい朝。中学2年生だった私は母の突然の言葉に目を覚ました。
「お兄ちゃん、おかしくなっちゃった」
オニイチャン、オカシクナッチャッタ?
オニイチャン?オカシク…
え?何?何だって??
まだ眠い頭にはぼんやりとしか言葉の意味は入ってこなかった。
「お兄ちゃん、おかしくなっちゃ ったから…ちょっと、見てみて…」
母の珍しく動揺した姿を見て、私は混乱しながらも隣の部屋へとおそるおそる入っていった。
おかしくなっちゃったって、そんな、何言ってんだろ?
半信半疑の私が見た、その日の兄貴は
朝日が差し込む明るい部屋のベットの上で、ポカーンと口を開けながらどこか一点を見つめる兄貴の姿だった。
まだ状況が把握出来ていない私の後ろから、看護婦だった母が言った。
「お兄ちゃん、口がしまらないの。何も答えてくれないの。……心の病気になったかもしれない」
それが兄貴と私と家族の鬱病との出会いだった。
「お兄ちゃん、おかしくなっちゃった」
オニイチャン、オカシクナッチャッタ?
オニイチャン?オカシク…
え?何?何だって??
まだ眠い頭にはぼんやりとしか言葉の意味は入ってこなかった。
「お兄ちゃん、おかしくなっちゃ ったから…ちょっと、見てみて…」
母の珍しく動揺した姿を見て、私は混乱しながらも隣の部屋へとおそるおそる入っていった。
おかしくなっちゃったって、そんな、何言ってんだろ?
半信半疑の私が見た、その日の兄貴は
朝日が差し込む明るい部屋のベットの上で、ポカーンと口を開けながらどこか一点を見つめる兄貴の姿だった。
まだ状況が把握出来ていない私の後ろから、看護婦だった母が言った。
「お兄ちゃん、口がしまらないの。何も答えてくれないの。……心の病気になったかもしれない」
それが兄貴と私と家族の鬱病との出会いだった。