わしの子育てのポリシーを息子に伝える | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

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旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

8月の終わりくらいかな、少し前の話です。

 

その日俺は久々の飲み会に行ってた。

帰宅は割と早くて、10時台には家に居ただろうか?

とはいえそれなり飲んでいた。

 

そんな中、もちろん起きてる中2息子Y氏。

飲みで無駄に饒舌になってる俺。

 

なんでそんな話になったのかは分からない。

別にY氏の機嫌が悪かったわけでもないし、わしもケンカ腰だったわけでもない。

 

夏休み期間、毎日野球部の部活があったY氏だが

いずれも大体半日程度である。午前だったり午後だったり色々。

 

一方、夏休みだろうが何だろうが、万年休みのニートな俺w

朝ちょろっとファミサポに行く以外は、大体その辺に転がって過ごしているw

テレビではしじゅう高校野球がついているので、自分のペースでくつろいでるわけではない。

気分としては、とにかく嵐が過ぎ去るのを待ってる的なw

 

とはいえ、Y氏が居る限り、高校野球からは逃げられないので

俺もそれなり、野球中継を楽しむしかなかった。

 

とにかく俺は野球に興味がない。

Y氏も旦那も野球が好きで、シーズン中は、特に夏休みなどのピーク時は

朝から晩まで野球に席巻されてる我が家のリビングだが

そういう生活がもう何年も続いてるのに、とにかく野球の何もかもが頭に入らない。

ショートの位置がちゃんと分かったのも、エースナンバーが1であることを知ったのも、つい1か月ほど前であるww

ちなみにY氏は小1からソフトボールをやっている。そんな野球好きの母がコレである。

 

もうこれは、「野球に興味ない」を通り越して、むしろ「嫌い」の部類に入るのではないか?!

くらい最近思って、ついY氏にも素のテンションでそんなことを言って嫌がられたりもしてるw

 

まぁそんな感じで、息子を含んだ夏休みの過ごし方が、色んなものから逃げたくてついダラダラの方に向きすぎな俺と

普段からダラダラしてるのは知ってるけど、普段以上にダラけてる俺を見て「大丈夫かコイツ・・・」と、実はひっそり思ってたらしいY氏。

 

飲み会帰りの俺にY氏から、そんな話題が出た。

夏休み中Y氏は何度か、「これを言うたらアカンやろうけど」と前置きしつつ、俺とよその家の母たちを比べる発言をしていた。

 

それを踏まえて

 

・他のお母さんみたいに干渉してほしい

・野球のことでももっと叱咤激励してほしい

 

みたいなことを言ってきたのであるw

 

「世話焼きで口出し手出しする、大阪のおばちゃんみたいなのは俺は無理だから」というのは、以前からY氏に主張しているのだが

「野球のことで叱咤激励」は初耳だった。

俺は上記のように、野球のことまったく分からず興味もなくむしろ嫌いなくらいかもしれないのに

そんな何も分かってないヤツにあれこれ言われたら腹立たない?!と伝えたのだが、別にそんなことはないと。

何なら「なんであそこでもっとこうしなかったん!」みたいなダメ出しすらもしてほしいとw(できるかww 野球のこと分からんのにw)

 

そこで、俺の子育てのポリシーを、あえてY氏に伝える羽目になった。

 

 

俺はお前が腹の中に居る時から、「何をしてやれるか」より「何をしないでおいてやれるか」を最重要視してきた。

お前の人生の邪魔を極力したくないというのが、俺のポリシーなのだ。

その具体的内訳は「押し付け・決めつけ・ジャッジをしない」という内容で

俺はこの3項目を、非核三原則くらい徹底して守ろうとしている。

ゆえにお前の望む子育てではないかもしれないが、これはこれで俺側の守り切りたいポリシーなのだ。

しかし、こういうことは口に出して伝えても意味がない。毎日の積み重ねなのだ。

「口出ししません」「押し付けません」「自分で考えなさい」などと口頭で伝えるより、その空気感を保ち続けることで初めて伝わるのだ。

だから今まであえて伝える気もなかったが、口出ししない子育てだから余計分かりづらくはあるよなw

口出しは支配と紙一重だ。俺はお前との関係性に支配と依存を持ち込みたくない。

例えば植物でも、こっちのペースで水や肥料をやりすぎると枯れ果てる。

俺はお前のペースで、お前の持ち味を生かして、お前のままに育ち切ってほしい。

 

 

そこまで言い切られてY氏は、若干感動していたように見えた。

「非核三原則まで出してくると思わんかった・・・」とww

普段以上にダラダラしていた俺の夏休みを思って不安だったY氏も、安心したらしい。

 

振り返るとY氏は、もしかしてあまりに俺に構われなくて、ちょっと寂しかったのかな?

 

構うにしても、だったらお前側の尖ったナイフ的な反応を何とかしろ、必要最低限の業務連絡すらままならない時期もあっただろう、冷たい態度を取っておきながら相手がいつまでも構ってくれると思うなよ

 

みたいなことも伝えたような気もするが、いかんせん酔ってたんで覚えてないww

 

酔ってる俺の方が饒舌で良かったみたいで「お母さん毎日飲んで来てや」とも言われたww

 

え、もうさ

母親なんて必要としない年齢じゃないの? 中2男子なんて。

 

今のY氏が俺を必要としてるのか、必要としてるのならどんな風にしてるのか

俺側には皆目見当がつかないのだが

それでも、「親として子育てにこういうポリシーを持ってキミに関わってます!!!」と、俺が鮮やかに言い切ったことは

子どもを安心させる材料になるのだな。

 

うちはツンデレ一家ゆえ

通常言いづらいネガティブな発言は、皆こぞってするのだが

本音の根っこのところにある、相手を愛しく思う気持ちなんかは

ほぼ皆無と言っていいほど、ストレートには伝えないので

たまにはこういう機会があって、まぁ良かった良かった。

 

でも野球は(;´Д`)

極めて受動的なサポートなら今後もさせていただくが

試合内容について叱咤激励する母とか、来世でも無理だよY氏www