セクシー田中さん | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

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旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

いやぁ・・・

松ちゃんの件よりも

テレビというものについて考えさせられる事案が

一番悪い意味で出てしまったよねぇ・・・

 

 

ドラマは観ておらず(テレビ好きじゃないんでw)

漫画は無料巻数しか読んでないけど

 

コレも同じ作者さんって知らんかったんよな。

 

 

 

 

 

これも無料巻数のみ拝読なんやけど

ドラマ化されてたとか、されてないとか。

 

この2作品、可愛らしい絵柄で、王道恋愛漫画かと思いきや

なかなか、複雑な人間関係が、丁寧に描かれていて

いい意味で裏切られますですよ。

 

セクシー田中さんも、確かサブキャラが結構立ってた記憶があります。

 

ファンも多いお方だと思うんですよね・・・。

漫画家の自殺はこれまでにもありはしましたが

経緯がやるせないっすな。

 

こんな悲しい形で明るみに出るのは、誰も望んでなかったと思いますが

こうなったら、今後このようなことが二度と行われないように

関係者各位がとことんまで、原因究明&改善に爆走してほしいと思います。

 

結構、プロデューサーも脚本家も

以前から悪い意味で名高いコンビだったらしいですね(;´Д`)

 

とはいえ、作品化に至るまでの経緯で、脚本家が一方的に責められるのは違うかなと思いつつです。

やっぱ、色んな方の要望あってのことで、それを脚本に落とし込んではると思うので。

ただ、残念なことにそこから、原作者の要望だけが抜け落ちていたと。

 

解明してほしいのはここです。大勢が関わるとなぁなぁになりがちですが、原作者の立ち位置というのは孤軍奮闘です。

現場で色んな人とすり合わせながら作品作りに携わるわけではないからこそ、蚊帳の外になりがちですから

神経質なくらいの配慮が必要になると思います。

漫画の締め切りに加えて脚本執筆もなだれ込んでくるって、どんな苦行(;´Д`)

 

テレビの世界では、「漫画を原作とすると、先のストーリーが見通せるので企画が通りやすい」という記事を目にしました。

企画を通すには、色々な組織や権力者を納得させていかねばなりません。

 

ゆえにテレビ側は往々にして、スポンサーや芸能事務所の方を見ながら、作品づくりに携わる姿勢になりやすいでしょう。

ひとつのものを形にするときは、色んな人が色んな口出しをします。

それぞれの立場で、譲れない部分ややりたいことを

時には正反対の意見が乱立することもあるでしょう。

 

そういう調整をするのがプロデューサーなのかな?と思ってるんですが

例えば、原作者さんの方を向いて調整する方と、その他のお偉いさんを向いてはる人と、2パターンの人事が必要なのかなとも思います。

児童相談所だって、虐待案件に携わるとき

親子を引き離す係と、親子を再統合していく係は、別々なわけです。

じゃないとご家庭からの信頼を得にくいですからね。

 

いやしかし痛ましい。

 

作品作りの経緯で脚本家を責めるべきではないと思いますが

そうしたゴタゴタがあったことを、公のSNSで発信したのは、大いに批判していいと思いますよw

もしかすると関係者に「なんであなた、脚本担当としてクレジットに載らなくなったの?」なんて聞かれまくってのことかもしれないですが

ちょっと浅はかすぎる行動ですよね。これが20代とかじゃなくてアラフィフなんですから。

しかも、あの手の投稿を、原作者さんがするならまだ分かります。「おまいう?!」ってなりますよ。

 

とはいえ、真相はまだ、こちら側には何にも分からないわけです。

明かされてない事情がまだまだあると思います。

だから余計、日テレと小学館のコメントには違和感そうそうですね。

「原因究明をする」と、どちらも言及してないわけです。これでは脚本家さんも漫画家さんも、今後どのように守られていくべきかということが、まったくもって見通しが立ちません。

 

そんなモヤモヤを多々抱えつつ、色んな記事やコメントを読んでいると

「東京ラブストーリー形式はもう古い」という、一般人の方のコメントがありました。

 

・・・

・・・・・

・・・・・・・

 

おおおおおおおおwwwww

 

それなwwwwww

 

あの、あんまりテレビ好きじゃないわしですけど

東京ラブストーリーまではね、まだドラマとか観てたんですよ。

 

アレは、ドラマ観てから原作読んだんだけど

いやもうビックリすぎたよwww ドラマと全然違いすぎてwww

 

自殺したアズサエピソードもなければ

赤名リカがアフリカ出身なこともなくなってるwww

 

でも当時の俺は「そういうもんか」と普通に受け止めてたんだよな。

もし原作に思い入れがあったら別なのかもしれないけど

ドラマはドラマで夢中になったし

何より当時の鈴木保奈美が可愛すぎた(;´Д`)(;´Д`)

 

今は視聴者の目も厳しくなってるので

成功したと言われてる、のだめのドラマ化ですら

やっぱり批判の声はありますよね。

 

読者と原作者は、漫画の方を向いているが

テレビ側は、恐らく違う方もたくさん向いている。

 

何なら「キャラと設定だけ貸してくれ!!!」とテレビ側が思うことも、きっと多々でしょう。

そのくらいやっぱり漫画って、キャラと設定が際立ってると思うんですが

そのキャラですらズタズタにされがちなドラマもあったりするようだし(;´Д`)

 

実際、セクシー田中さんも

ドラマしか観てない人の間では、特別違和感のない仕上がりだったようですが

しかし今回に限っては、制作にGoする前に、そこは原作者さんがこだわったポイントではあるので

裏切っちゃあかんと思うし、合意が取れないなら制作したらいかんですよね。

 

作者さんは結果的に

そこまで大切にしようとしたセクシー田中さんを

完結させないまま命を絶つことになってしまったのですが

 

それもまた、彼女なりの、作品の守り方だったのかなと

思わずにはいられません。

 

あれだけのことがあったら

もう、真摯に純粋に、作品に向き合うためのメンタルが、砕けてしまいます。

今までみたいには描けない。自分にも読者にも、今までみたいな100%を尽くせない。

描けないというのは死んだも同然です。

 

セクシー田中さんを、今後自分が描いていく限り

今回の件は粘っこくつきまとうし

それをつきまとわせながら描いていく未来が

もう、マジに、無理すぎたんだと思います。

 

ご冥福を祈ってる場合ではなくてですな

他の漫画家さんも、色んな声を上げている以上

日テレさんも小学館さんも

できうる限りの究明&改善を、ホントお願いしたく存じます。

 

才能を失う痛手は、誰も望んでることではないです。

そして、ここまでのことがなければ、今まで大きな問題のテーブルに上がってないことにも

残念感を覚えます。

 

とにかく膿が出まくる年明けじゃのう。

SNSがなければ良くも悪くもこのようなことは今まであり得なかったのだが。

 

もう、漫画の実写化とかは

クラファンで作った方が良いのかも知れない。

(とはいえそこでも揉めることは想像に難くないw)

(きっと一番金出したヤツが口も出せるだろからのう)