自費出版の話 | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

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旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

ちょっと前ですが、そういう話をいただいておりました。

えーと、わしが応募した何かの賞の、出版社さんから。

 

そこは、自費出版の歴史が長いところで

信用できるっちゃできる会社さんだったんですが

結果から言うとお断りしました^^;

 

落選原稿の作者さんにお声かけしてはるそうですが

手当たり次第にってわけでもなく、何となくフィーリングで打診してるみたいです。

 

もちろん、こちらにとっての耳心地の良いことも、言ってはくれますが

はなから文章力もハナクソで、手のかかる作者さんを相手にしたいとは、きっと思わないだろうとは思うので

打診をいただけたことは、素直に嬉しくはありました。

 

でも、お高いんでしょう?

イエスウィキャン!!!

 

デザインから製本から流通に乗せるのから

なんやかんやなんやかんやありますので

安くても、自動車1台分。

高ければ、×10倍程度の!!

 

どこの金持ちの道楽だ!てゆー所業ですが

自費出版ってどこもそんな感じらしいっす^^;

 

わしは、育ち盛りの12歳息子Y氏を抱えるアラフィフニート。

もとより、自分の趣味程度の分野に、そんなに金をかけるつもりはない。

出せて10万!(話にならないw)

 

で、で、で、で、

ここでわしの下心が、ちょっと発生して

 

打診をいただいた作品は、他の賞の落選歴もある

たぶん原稿用紙にして300枚くらいのお話なんですが

 

それをそのまま本にしても面白くねぇ・・・

 

そもそも、自費出版って、オーダーメイドの世界ゆえに

それぞれにかかる費用も違うし、何だか色々なことがベールに包まれすぎている。

 

だったら、わしの作品は作品で、本にしつつ

その半分を使って、要は両側から開ける仕様にして

「わしがこの作品を自費出版するまで」のドキュメンタリーを

残りの半分を使って、1冊にまとめれんだろーかとww

 

それなら、その会社にとっても宣伝になるだろうし

編集さんの手が入った箇所、入ってない箇所、色々見比べたり

なんしか、そーゆー企画にして、だからタダで出版させてくれや!!の打診を、逆にこっちからしてみたんすwww

 

散りましたがwww

 

企画持ち込みの時点で、どうしたって金はかかってくるそうですww

 

記事広告めいたドキュメンタリー、書くの得意なのになぁくっそうw

 

でも、窓口の編集さんが、大層いい人で

こちらの失礼な申し出や質問にも、きっちり答えてくれるし

何より、作品についての丁寧な講評をいただけたのは、とても励みになりましたね。

(自費出版の打診をした方や、考えてる方には、無料でつけてくれる感じでした)

 

賞に応募すると、受賞した場合はその理由を色々教えてもらえるけど

落選した場合は、結果だけで、理由まで知る機会はないものなので。

 

出版の現場でお仕事されてる方と絡めるのは、素直に楽しかったです。

いちよー「大阪来はるとき一度お会いしたいです」とは振っておき、先方も快諾してくださったけど・・・

社交辞令かな・・・www

 

わしの中では、持ち出ししてまで出版するという選択肢が、きっとこの先もないので

ド厚かましい企画を打診してみた以外は、この件では別に悩みも迷いもしなかったゆえ

そろそろ忘れてしまいそうな気がしたから、取りあえず記録しておきましたw

 

とはいえ、自費出版からのベストセラーになった例も、知らんことはないし

この作品に限って言えば、性質上、賞味期限が割と限られてる気もするので

クラッとせんこともなかったけども・・・

 

どっちかっつーとお値段の方にクラクラ来たので

やはり実現不能な案件だったと言わざるをえない(;´Д`)

インディーズでCD作るのとはわけが違うのだな・・・