ちょっと前ですが、そういう話をいただいておりました。
えーと、わしが応募した何かの賞の、出版社さんから。
そこは、自費出版の歴史が長いところで
信用できるっちゃできる会社さんだったんですが
結果から言うとお断りしました^^;
落選原稿の作者さんにお声かけしてはるそうですが
手当たり次第にってわけでもなく、何となくフィーリングで打診してるみたいです。
もちろん、こちらにとっての耳心地の良いことも、言ってはくれますが
はなから文章力もハナクソで、手のかかる作者さんを相手にしたいとは、きっと思わないだろうとは思うので
打診をいただけたことは、素直に嬉しくはありました。
でも、お高いんでしょう?
イエスウィキャン!!!
デザインから製本から流通に乗せるのから
なんやかんやなんやかんやありますので
安くても、自動車1台分。
高ければ、×10倍程度の!!
どこの金持ちの道楽だ!てゆー所業ですが
自費出版ってどこもそんな感じらしいっす^^;
わしは、育ち盛りの12歳息子Y氏を抱えるアラフィフニート。
もとより、自分の趣味程度の分野に、そんなに金をかけるつもりはない。
出せて10万!(話にならないw)
で、で、で、で、
ここでわしの下心が、ちょっと発生して
打診をいただいた作品は、他の賞の落選歴もある
たぶん原稿用紙にして300枚くらいのお話なんですが
それをそのまま本にしても面白くねぇ・・・
そもそも、自費出版って、オーダーメイドの世界ゆえに
それぞれにかかる費用も違うし、何だか色々なことがベールに包まれすぎている。
だったら、わしの作品は作品で、本にしつつ
その半分を使って、要は両側から開ける仕様にして
「わしがこの作品を自費出版するまで」のドキュメンタリーを
残りの半分を使って、1冊にまとめれんだろーかとww
それなら、その会社にとっても宣伝になるだろうし
編集さんの手が入った箇所、入ってない箇所、色々見比べたり
なんしか、そーゆー企画にして、だからタダで出版させてくれや!!の打診を、逆にこっちからしてみたんすwww
散りましたがwww
企画持ち込みの時点で、どうしたって金はかかってくるそうですww
記事広告めいたドキュメンタリー、書くの得意なのになぁくっそうw
でも、窓口の編集さんが、大層いい人で
こちらの失礼な申し出や質問にも、きっちり答えてくれるし
何より、作品についての丁寧な講評をいただけたのは、とても励みになりましたね。
(自費出版の打診をした方や、考えてる方には、無料でつけてくれる感じでした)
賞に応募すると、受賞した場合はその理由を色々教えてもらえるけど
落選した場合は、結果だけで、理由まで知る機会はないものなので。
出版の現場でお仕事されてる方と絡めるのは、素直に楽しかったです。
いちよー「大阪来はるとき一度お会いしたいです」とは振っておき、先方も快諾してくださったけど・・・
社交辞令かな・・・www
わしの中では、持ち出ししてまで出版するという選択肢が、きっとこの先もないので
ド厚かましい企画を打診してみた以外は、この件では別に悩みも迷いもしなかったゆえ
そろそろ忘れてしまいそうな気がしたから、取りあえず記録しておきましたw
とはいえ、自費出版からのベストセラーになった例も、知らんことはないし
この作品に限って言えば、性質上、賞味期限が割と限られてる気もするので
クラッとせんこともなかったけども・・・
どっちかっつーとお値段の方にクラクラ来たので
やはり実現不能な案件だったと言わざるをえない(;´Д`)
インディーズでCD作るのとはわけが違うのだな・・・