…【ヒミコ】とは、【秘儀数値・言語】が語元で在る。【秘儀数値】とは、【元始・ヤマトコトバ】に因る【１文字・数値言語】（ヒフミヨヰムナヤコトモチロ）、即ち、「倭語数値1～1萬迄の文字数値言語」（『秀真伝』に説明在り）で言い表す文字数値言語で在る。然るに【秘儀数値】とは、【数値・カバラ】に起因する忍文字言語の事。然して、【数値・カバラ】とは、【セプトゥアギンタ】(ギリシア語・72人訳モーセ五書）の中に組み込まれているとされている。
…『古今和歌集』、【序】（仮名と漢字の2種類在り）の内容は、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)記載「ワカヒメ物語」（『秀真伝』第１章）の総論に値し、元初的和歌の本質をを良く知っていた人物が【序】の文書を書いていたと考えられます。其の『古今和歌集』の【序】に言う【五七調・和歌】、つまり、「31文字の驚異」とは、【数値・カバラ】に当て嵌めれぱ【 Y H V H 】（ヤハウェ）を意味表す秘密裏的数値を言い得ている。
…『秀真伝』(姉妹書・三笠文)文書の構成者…《「タケヒト」(Ｙ20・Ｐ17・Θ8・Ｂ2＝47)＋「イヤ」(Ｚ6＋Ψ23＝29)＝【76】(タケヒト在位年数値)》…《「イヤ」(Ζ・Ψ)＆「ヰヤ」(Τ300・Ψ276)は同義語で在る》…とは、「ヒト（Man）の世」と、「カミ(上)の世」との間に境界線」的【端境】（ハザカイ）の存在を示唆する内容を以て、物語として取り込まれている。然るに、「ハザカイ」（神道的用語）に匹敵する言語としては【結界】（仏教用語…ケッカイ）が在る。
…『秀真伝』(姉妹書・三笠文)に於いては【ヨモツサカ】（ヨモツ・逆）と言い、其れは、「鳥居」、「注連縄」、「岩倉」等の存在とも呼応するもので在るが、其れは、目に見えない境界線を言い表している。然るに、【端境】（結界と同義語）的【秘儀数値３１】を用いて成す「ワカヒメ」（和歌姫）の「ウタ」を以て、聖なる【ウタ】（定型詩）が完成された事が『秀真伝』に記述されている。従って…「ワカヒメ（昼子姫）が創った【ウタ】故、ワカ（後年の漢字表記・和歌）と呼ばれた」…等の説明が『秀真伝』（第１章）に記されているが、実質的に言えば、其の【定型詩・ウタ】に言う【ウタ】（歌）の語元は、【元始・ヤマトコトバ】を構成する【ホツマ文字】の、其の文字配列方式、其の文字構成の仕組みの中から生み出された数値で在って、「ワカ」の語意は、【定型詩・ウタ】（31文字）に言う文字数を言い表すものではありません。
…神道用語とされる、境界線的領域（ハザカイ＝端境）。然して、「聖域」と「俗域」とに分かつ、【ヤマト（日本）神話】の中に於いては、「ヨモツ・ヒラサカ」（ホツマ5章…和歌の枕言葉のアヤ）として記述されている。此の、境界線的存在を、秀真文字（神代文字）に秘められた秘儀数値を以て、其の語意を割り出すとすれば、つまり、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)文書に於ける文字配列的構図（図表・復元済み）的内容を、其の【カミヨ・物語】（日本神話）の、各々の物語の中に組み込みながら、『日本建国史』を構築するに必要不可欠的【ホツマ文字・数値言語】（秘儀数値）の存在を、秘密裏に周知させるている事を以て考察すれば、「ヨモツ・ヒラサカ｣とは…「チ返しの限り岩」…の事でも在ると記されていている処に着眼する必要が在ります。つまり、此の双方の語意が意味する処は、【幻の西暦１年目】（神武天皇即位１年目）から数えて【A.D.399年目】（仁徳天皇・崩御年に当る）を意味す言語と解釈する事が出来ます。然るに、其の「聖域」に言う「ハザカイ」（端境）、然るに、『日本神話』に於ける…「ヨモツ・ヒラサカ」（４方位・平坂）…の重要性を、最っと周知させる目的を以て創案されたのが【フトマニ】（太占)、及び、其の占いに必要な【ノリト】（祝詞）で在る事が鮮明に浮き上がって来ます。
…【フトマニ】（太占)に関連する【ウタ】(造語）の調子（５・７調）に在っては【秘儀数値31】が取り込まれる事と成る。つまり、此の【秘儀数値・３１】を用いて、【ヨモツ・ヒラサカ】（四方位・逆）と言う言語が造語されていたので在った。其の【秘儀数値３１】が意味する処は、【Qumran Sectb】（クムラン・秘儀宗団）の人達に於けるユダヤ歴年数値（ノア・洪水年数値＆エノク数値年）へ遡る事と成る。つまり、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)文書とは、一種の【枠・物語】(別ブログに記述済み）だったので在りました。従って、此の【枠・物語】に言う、其の【枠】を統括するのが…《【カミ】（上・YHVH） ＆ 【ヒト】（Man）の世》…との境界線を言う処の【秘儀数値…31】＆【57】が合致する部分、つまり、【メシア・来臨起点年】に在りました。従って、【秘儀数値・31】を用いて創案されたのが【定型詩・歌】で在り、其の定型詩は「ワカヒメの創案」故、【ワカ】（和歌）と称された等の事が『秀真伝』（姉妹書・三笠文）文書は記している。
…《【ヱト】サナヱ年」(天鈴暦57年)》…とは、つまり、「タケヒト(後に言う神武天皇)の即位前年」(紀元前１年に当る）の事で在るが、此処の歴年数値に対し、【クムラン・秘儀宗団】が用いていた従来のユダヤ暦(3760年目に当る)の、其の、歴年数値を合致（2007年に筆者が発見）させ、【カミヨ・物語】（日本神話）を創作していたので在りました。つまり、此処（幻の西暦１年目）を起点に、「数え年方式」（満年より１年多い数値）を用いて過去（当時は紀元前と言う考え方は存在しない）、即ち、「西暦前・31年」へと遡れば、古代ユダヤ民族の歴年史に於ける【クムラン・大地震発生年】（前31年の出来事）の時の年代に辿り着く。然るに、「天鈴暦（元始・倭暦）58年」（神武天皇・即位１年目）に対し、【幻の西暦１年目】（ペシェル・pesher…ヘブル語で術語の意…注解）として考察すれば、「天鈴暦58年目」（西暦１年目）は、【Qumran 大地震】（クムラン宗団の住居崩壊）から数えて【31年目】（数え年で32年目に当る）と成る。
…【秘儀数値３１】とを加算した数値を以て、【フトマニ】（太占)と言う新た成る言語が造語された。更に、【フトマニ】に必要な【ノリト】(祝詞)、及び【定型詩・ウタ】(31文字)が作られたので在るが、其の【数値・31】を用いれば【KaMi】（上…最上方の意）との交信が可能と成す思想を構築する方式は、つまり…「48（基本文字数）-31（KaMi ← 最上地点）＝17（ツヅウタに関連）」…と成す図式に在った。然して、其の方式を一纏め的に図表として表したのが、先述に言う処の【フトマニ・図式】（図表在り）で在る。
…【定型詩・ウタ】の文字数は、【秘儀数値３１】を取り込んでの創案で在る。尚、【定型詩・ウタ】の起元としては、「ワカヒメ（和歌姫）の歌を以て【ワカノクニ】等の記述宜しく、因って、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)文書では、「キツノナトホムシサルアヤ」（東西の名と穂虫去る綾）と題し、「ヨモツ」（４方位の意味）の重要性を言い表す構成内容を題材（周知的物語）として、最初のアヤ（章）を用いて早速、記述されていた。従って、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)文書とは…「日本人の聖書」…としての性格を有す文書で在り、其のような意味を以て私は…《日本人の聖書・ホツマツタヱ》…と言う見出しを用い、当「Ameba・ブログ」に投稿した次第で在ります。
…【式年遷宮・起点年数値】は、此の…《【ヱト】サナヱ年」(天鈴暦57年)》…から、其の翌年、即ち、タケヒト(神武天皇)即位元年(１年目・西暦１年)を経て成る、其の最初の「アドナイ・ADNI」（秘儀数値340）に当る数値年の時を、此の極東の島に於いて念願で在ったユダヤ民族の唯一神（ Y H V H ）を勧請したので在った。是を以て、念願で在った処の「第一義的問題解決の第一歩」として、啓開の義（障害物を除いてカミの大道を敷く…敷島の道の開通）が果たされていたので在った。従って、此の【メシア・来臨起点年暦】（幻の西暦１年目）と、元来の「ユダヤ暦年」（西暦１年→3760～3761年に当る）との計算（当時は紀元前と言う考え方は存在していません）に於いては、双方の歴年との間に倭語（元始・ヤマトコトバ）に言う「カミ（上）の御名」、即ち、【アキニ】（アキツと同義語）。そして【 Y H V H 】（ヤハウェ）の御名とも同義語（アキニ）に相当する数値年の開きが生じる事と成る。然る意を以て、其の間の開き数値年を忘れないが為、尚、此の起点年（アキニの語元数値…数え数を以てKaMiの数値に接続されている）数値を此処に止め置く意に至って、【アキニ…トハ】（フトマニ言語）の言語数値を用い、【式年遷宮】の起点年として設定されていた。然るに、此の謎を解くに当っては、『太神宮諸雑事記第一』文書（持統女帝条）の、【式年遷宮】に関する記述内容の検証に在りました。
…此のブログの標題…《【卑弥呼】の語元は「式年遷宮・起点年」に起因する》…に言う【卑弥呼】とは、最初の巫女の呼称（名称）の世襲名で在って、別名としては【世襲足姫】（ヨソタリヒメ）と言う。此の呼称（名称）も、初期的巫女の名称（呼称)に起因する【秘儀数値】に起因する言語を得て「ヨソタリ」と命名されていた。
…以下【追記】（2015/08/12/水曜）…【卑弥呼】とは、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)文書に因ると、「タケヒト」(後に言う神武天皇）の女（妾）「ユリヒメ」（久米系譜）に始まる尾張氏系図の女性（第五代目天皇の后）で在る。つまり、【世襲足姫】に言う「ヨソタリ」とは、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)文書に由来する呼称（名称）で在って、其の【卑弥呼】の語元も、「エゼキエル書4・4-6」（40年間の咎を負う義務）の意に起因し、其の「咎の義を果たした」と成す意味数値を以て命名された呼称（名称）で在る。然るに、『秀真伝』に記す、初期的尾張氏系図は、【籠名神社祝部氏系図】（国宝指定…コノメイシンシャハフリベシケイズ）として現在迄も残されている。従って、『現存・日本書記』（刪定書的偽書）に記載されている【世襲足姫】（ヨソタリヒメ）とは、【卑弥呼】の別称だったと言う事に成る。つまり…【卑弥呼≒世襲足姫】と言う図式で在る。
…以下【追記】（2015/08/15/土曜）…
…【日本式・カバラ】に付いて…
…【ヒミコ】（卑弥呼）の語元の成り立ちは、「タケヒト」（後に言う神武天皇の諱）の語元にも起因する。因みに、「イミナ・タケヒト」に言う「イミナ」（諱・謚）とは、「生まれた時に付けられる生涯名称（オクリナ)」では在るが、途中変更（ホヒ尊タナヒト→タナキネ・16章）も在る。其の「タケヒト」とは、カバラに言う数秘術を以て命名されていたと言う事です。然して、此処「タケヒト」に言う数秘術とは、ユダヤ人のカバラ（天の車）の意では無く、【日本式・カバラ】で在った。
…カバラには、【ゲマトリア】（Gematria・数秘術)。【ノタリコン】（Notarikon・省略術)。【テムラー】 （Temurah・文字置換術）等の術が在り、数秘術は【ゲマトリア】と呼ばれているが、其の技術を「ヤマト文字」（秀真文字）に置き換え、「暗黙を以ての数値変換」が、【日本（日之本）式・カバラ】方式在ります。此の事に関しては、『秀真伝』の姉妹書的文書【逸書・三笠文】の【序章】(ミカサフミ・ニナヅガノブ←三笠文・国名津が述ぶ)に記載されている文面が参考と成る。つまり…「（前文略す）シカレトカミヨ、ヰマノヨト、コトバタガエハ、ミチサカル、コレモロイエノ、ツタエフミ（後文略す）」…。
…話は逸れるが、「カミヨ」（上世）とは、「ホツマツタヱ・フソナアヤ（秀真伝文書・27章）」に記述（50鈴木年・300萬年迄）が在る如く、其の「カミヨモジ」（神代文字）に言う【カミヨ】の初出は、『秀真伝』(姉妹書・三笠文)で在ります。 然して、現実的には【カミ（上）ヨ（代）】は存在致しません。話を元に戻せば、つまり、「ヰマノヨ」と言う文字には、既に倭語（元始・ヤマトコトバ）に因る数秘術が組み込まれていて、【カミヨ】の本質が読み解ける仕組みと成っています。
…【卑弥呼≒世襲足姫】…此の意味は、【日本（倭・日之本）式…数値カバラ】（数秘術）を以て解説すれば、【139≒40】。つまり、此処に言う【秘儀数値40】とは、「エゼキエル書」（4・4-6…390年の中の咎の40年）に言う「咎の40年完了」（悔い改めの義）を意味表す【秘儀数値】の意で在り、其の数値を用いて「ヨソタリ」（40足・40＋ヒミコ）と命名されたので在る。つまり、「咎の義を果たした」と成す意の称号だった。そして、此処に起因する数値年を基点として始まったのが、後に言う【式年遷宮】で在る。
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