何故？『72人訳・聖書』にゲマトリアが存在するのか ？
…【メルカバ→天の車】⇒ http://ln.is/ameblo.jp/erusaremu4/8JCXI …（← 此のブログの続きとします）…ピタゴラスは「数は万物の根元」。ネオピタゴラス学派は「数学は霊魂浄化の手段」等と考えていた。彼らは「魂を鎮める音楽」や、「普遍的心理の探求」的」数学の研究を通じ、「霊魂の不滅等が解明される」等とする宗教信条を持っていた。「アリステアスの書簡」に因ると、「プトレマイオス2世・フィラデルフォス（前285～前246）の命で、72人の訳者が72日間で、ギリシア語に因るモーゼ五書の翻訳を完成させた」（有力伝説）と在る。此の時、「ギリシア語訳モーゼ五書の中に、【数秘術・数値】が仕込まれた」ので在る。従って…此れ以降に成立した預言書的文書や編輯し直された文書（Bible）は【秘儀数値】が仕込まれた…。
…ギデオンは、【300人】（士師記7・5-6）の人数で、「ミデアン人の陣営を打ち破った」（１万人の中で、口に手を当て水を飲んだ人数が【T＆タウ…300人】とされ。犬飲みや、膝をついて水を飲んだ人は除かれた）。因みに【ヘブル語・ BH】とは、「紀元前 11 世紀から前 ３世紀（前200～３00 年）頃迄」の意味。そして、【ミシュナ…ヘブル語(MH】は、紀元後４世紀頃迄のヘブル語の事で在る…然るに…【ギシア語訳・聖書】（プトレマイオス2世ピラデルポスの在位期… 紀元前246年～紀元前288年）にも、【秘儀数値】（後に言うゲマトリア）が組み込まれたので在る。
…現在『旧約聖書』の士師記に、【戦士・３００人】と記載されているが、原典には、【Τ】（ギリシア文字・タウの意は数値300をも意味表す）と記載され、数値表記ではなかったとされる。又、【ヨブ記】に因る「私のΤ（タウ）」（31・40)とは、「ヨブの言葉は終わった」等と訳（日本聖書刊行会発行)されているのは、つまり、「ギリシア語の【タウ・Τ】（士師記）とは、【数値300】の意味で在るが、然し、【ヘブル文字・Τ】とは、ヘブル文字の最後に当るから「終わった」と訳されているので在る。従って、士師記には【ゲマトリア】（数秘術)が取り込まれていたと言う事で在る。
…捕囚時代以降から第２神殿陥落（A,D70年）迄に於ける古代ユダヤ民族の主権は無きに等しい時代（ペシア ⇒ ギリシァ ⇒ ローマに因る傀儡政権時代)で在ったから、文書に於ける大事な処は秘密言葉（数値に置き換えて解釈する方式）が用いられたので在った。然して、其の【ゲマトリア】手法の起元は、アッカド王朝時代時（前1000年？）に、既に用いられていたので在る。然るに、傭兵等でアッカド国へ出稼ぎに出ていたギリシア人は、ギリシア語に於ける頭音文字方式を用い、アッカド王朝が用いていた「言語＆数値変換方式」をバクリ（盗む）、因って、此処に「ギリシア文字＆数値言語方式」を確立させたと言う事に成る。其の後、其のギリシアの頭音文字数値等の技術を、捕囚以降のユダヤ民族も同じく、ユダヤ文字配列の中に組み込み、【正典】（Bible）的文書を書くに当たり、採用したので在る。
…『現存・日本書記』の、「神話～景行天皇期」迄は、『秀真伝』や【三笠文】（逸書）の文書を刪定し、且つ、漢字に書き換えた文書で在る。従って、其処、つまり、「第12代・景行天皇期」迄の歴年は、歴史的年代では無く、枠物語の範疇なので在る。つまり、『秀真伝』とは、大物主家の人物に因る、大物主家系譜確立的物語で在る。【三笠文】然り、【天児屋】（アメノコヤネ)系譜の人物に因る系譜確立的物語で在ると共に、【創世記】から続くとする古代ユダヤ民族史に於ける歴年数値に、倭暦（神武天皇・即位１年目）を合致させる為に創作された物語で在る。従って、大物主家文書（スサノオ系譜)には、大物主家の系譜が主体的に書かれている。然し、未発見（幾つかの文書は発見済)の【三笠文】文書は、多分、【祭司】（祭祀)に関連する事が詳細的に書かれていると考えられる。尚、【創世記】からの歴年数値を倭暦に合致為に用いられたのが【完全数】 （496…8128）で在る。然るに、【創世記・暦年数値】と、【倭暦年＆日本神話暦年】数値とを媒介させる為に登場させられたのが「枠物語の設定的基点・トヨスキ姫】（ダビデ数値が語元）で在る。
…【トヨスキ姫】の出自（秀真33章・ミマキイリヒコ条）に付いて ⇒ 「キ（紀の国）アラカトベガ、トオツオヤ、メクハシガウム、トヨスキメ」（垂仁24年の時は103歳） と記す意味は、イクメイリヒコ（垂仁天皇）26年の時は105歳（満104歳）と成る事を示唆している。然し、此の筋書きが困難な意を事前に察し、ヤマトヒメに、其の、「伊勢神宮の祭祀職が切り替えられた」と言う筋書きに成っているが、此の筋書きを以て、此の【枠物語】の中に【秘儀数値】が存在している事を知らせているので在る。従って、此処を基点に、『秀真伝』を紐解けば、【日本建国・基点年】（図表・作成済）が明らかに成るので在る。
…『現存・日本書記』の、開化天皇に続く「第10代・崇神天皇条…大直禰子命を探し出せ」等と記されている個所。此れは何を意味するのかと言えば、「第８代・孝元天皇」と「第９代・開化天皇」との間に、「神代と人皇時代との間に、或る一種の境界線的、切れ目が在る」。と言う事を説明しているので在る。然るに、其の境界線的切れ目とは、通暦年上に【完全数】を以て設定されていて、其れは、【完全数】 を知っている者だけが知り得る仕組みと成っている。
…以下【追記】（平成27年6月8日・月曜)…『NHKスペシャル・神の数式２』で紹介された…「古代ギリシア人が天地創造の神の数字」として崇めた【③完全数４９６】（神秘的宇宙創造の数）の数値を以て、我が 極東の島に移動してきた【クムラン・秘儀宗団】のトップグループの人達は、其の「③ 496」、そして、其の次の「④ 8128」完全数を用い、【枠・物語】（箱・物語）を完成させた。其の文書は、各々の部族名を以て【ホツマツタヱ⇒秀真伝】（秀真国を統治した大物主家の文書）、及び、【ミカサフミ⇒三笠文】（祭祀系アメノコヤネを祖とする)等と命名さた。因みに、【クムラン・秘儀宗団】者達の極東移動者（先発隊は前1世紀～2世紀頃に移動を開始した）のトップは、極東の島に於いて、新た成るイスラエルのカミ（YHVH）を祭る事を計画した。然し、ユダヤ教の定義に従う必要が在り、【日之本・神話】（太陽の町の根拠付け箱物語り）が創作されたので在る。然る分野を以て別けられた物語が【枠・物語】(神武天皇～景行天皇迄の物語)で在る。然るに、【天照大神】を祭る「伊勢神宮建立年」（垂仁天皇26年）を先ず設定し、【箱＆枠・物語】の『秀真伝』、【三笠文】（逸書）を完成させたので在る。
…第３番目の【③完全数496】は、ゲマトリアのダビデ数値に結び付ける事を以て「トヨスキ・姫」と命名された人物を登場させ、然る意を以て、伊勢神宮建立年を設定した。そして、第４番目【④完全数8128】 を用いて、「アダム～ノア迄の生涯年合計通歴数値」(満8574歳）を用い、【創世記】（『旧約聖書』）の「ノア・洪水年数値」に合致させ、『日本神話』（枠・物語）の創作を以て、【千木】と言う言語を造語する事を以て、其の、【創世記暦（歴）⇒世界暦（歴）】に接続したので在る。つまり、『日本神話』とは、『秀真伝』、【三笠文】文書に因って造語された【千木】数値（1000）、及び、其の、設定年基点数値（元始倭暦・天鈴714年）を基点として、過去に遡る方式を以て、【創世記】の「アダム～ノア迄の歴年数値」（『旧約聖書』に記載在り）に合致させる為に創作された【枠・物語】（箱・物語）神話で在る。従って、【元始…日本建国史】には、縄文思想は全く存在致しません。
…此の続きは後日と致します…
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