…《『日本神話』は何故創作されたのか》…。然して、其の『日本神話』とは、俗に言う【日本の昔話】や、【おとぎ話】とは意味が違います。何が違うのかと言えば、『日本神話』とは、【日本・建国史】に起因する話であり、尚、「神武天皇の即位前迄の話」が、『日本神話』と定義される話の事であり、従って、「磐余彦（後の神武天皇）の即位年以後（以降）に対しては、「ヒト（人）の時代」として分けられます。では、日本建国以前に対し、何故、神話を必要としたのかと言いますと、それは、【元始・ヤマト国】（ヒノモト・日本国）に言う、此の国称の語元に、其の謎解きの【鍵】が秘められていました。
…然し、現在、我が国最古の歴史書とされ、国史大系書として編輯されている『現存・日本書記』（写本伝承）を検証する限りに於いては、其の謎解きは不可能と成っています。つまり、『現存・日本書記』とは、其れ以前の『逸書・日本紀(ギ)』の写本だったので在ります。然るに、其の、逸書（720年・養老四年…奏上文書）から、削除（刪定）された文書内容に、其の、謎解きの【鍵】が隠されていたので在りました。然るに、其の削除された部分の記述内容は、現在、【名文抄】(続群書類従書)に、其の一部分（日本紀）が保存されています。
…《『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書は…『日本人の聖書』として書かれた文書で在る》…
…『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書の再発見（江戸時代に写本された）は、戦後（大東亜戦争後）の「昭和41年・1966年」、松本善（ヨシ)之助氏の尽力に因ってで在りました。此の再発見、且つ、普及に努められた事に因り、現在、全国に、此の『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書の存在が知れ渡る事と成りました。然して、先述に言う【名文抄】(続群書類従書)に保存されていると言う文書とは、『逸書・日本紀』の中の、ほんの一部分の文書内容では在りますが、其処に記載されている【秘儀数値】は、【日本国・開闢神話】が創作された秘密を解き明かす【鍵】と成る数値で在りました。つまり、其の【秘儀数値】とは、現在の『現存・日本書記』（偽書）以前の文書で在る、『逸書・日本紀(ギ)』（720年・養老四年・奏上文書）、より、更に遡る年代頃（四世紀後半頃と私は考えます）に完成した、『ホツマツタヱ』（秀真伝）文書に用いられていた【ホツマ暦・秘儀数値】であった。
…【ホツマ・コヨミ】（秀真・暦）は、二つの【コヨミ】（暦）が在った。其の最初の暦は、「１鈴木・６萬年」（数え年の計算）、「１枝・60年」、「１穂・１年」として、た尚、『日本神話』の数値年は【３００萬年】迄で終わると定義した【鈴木・コヨミ】（日本神話・暦）で在った。そして、其の【３００萬年】で満年に達し、終了したとして、更に、其の後を引き継ぐのが、文献上に言う、二番目の【アスズ・コヨミ】（天鈴・暦）でありました。
…二番目【アスズ・コヨミ】（天鈴・暦）とは、「１鈴木・１年」として設定されています。然るに、此の…「【アスズ・コヨミ】（天鈴・暦）の【58年目】が神武天皇の即位１年目」…と成っているので在りました。従って、「磐余彦（後の神武天皇）の東征前期」に対する【秘儀数値】として、『現存・日本書記』（偽書）に於いては、意味不明な【秘儀数値】として現在の研究者に撮っては、難題として、立ち塞がった状態と成っているので在ります。
…然るに、其の難題の【秘儀数値】とは、即ち、「１７９萬２４７０年」の数値の事で在ります。然るに、其の難題的、問題に対し、文献史学者としては、取り組まなければならない、必要、且つ、避けては通れない問題で在るにも関わらずして、戦後（大東亜戦争後）に於ける、我が国の文献史学者達の誰もが、此の【秘儀数値】に対し、無視した儘（ママ）、且つ、【缺史八代】と称し、『現存・日本書記』の成り立ちに対し、文献史学者としてはあるまじき方式を殊更に強調し、且つ、正当化して、逃げの手を打っているのが現状で在ります。其の証拠が、「応神天皇からは信用できる」等と成す説明方式を以て、吹聴する始末で在りますが、其の、「文献史学者達の、好い加減説」(応神・起元説）は、とりもなおさず、『現存・日本書記』を重用しするのは、「何をか言わんや」で在る。つまり、『現存・日本書記』の、神話、及び、神功皇后（ジングウコウゴウ）紀、迄を、我が国の文献史学者達が否定するならば…《【応神天皇】は誰の子供なのか》…と言う事を証明する必要が在るであろう。其の事に対しても、何ら、説明できる力も持ち得ていないのが、我が、日本国の、戦後（大東亜戦争後）の、つまり、【GHQ】（連合国軍最高司令官総司令部）の意向を受け、其れ以降の現在に於ける日本国の「文献史学者達」の正体で在ります。
…さて、本題で在りますが、「何故『日本神話』は創作されたのか」と言えば、【古代・ユダヤ教】のテーゼに起因します。此の事、又は、「脱・ユダヤ教」を目指した、其の、【クムラン・秘儀宗団】（『死海文書』を書き残した宗団）者達、つまり、【ダマスコ契約・秘儀宗団者】達の【極東移動説】に関しては、既に、過去のブログで説明済みで在り、「文字数（4000文字）に制限」が在る為、其の説明は、此処では省かせて頂きますが、其の事に関連する事を、次に書く事と致します。
…【応神天皇】、つまり、【⑬成務～？⑮応神天皇迄】は、歴史的文献（『秀真伝』）の、繋ぎの意を以て、意図しての創作だと言う事で在ります。然るに、何故、其のような手続きを踏まなければ成らなかったのかと言う事も、先述に言う【命題・these…テーゼ】に帰す事に行き着きます。
…話は変わりますが、先日（平成27年３月６日）、帰郷（浦ノ崎駅・桜苗木の植樹）し、其の翌日（７日）の帰りの時、博多（福岡県）の【筥崎宮】と【香椎宮】（香椎造り）に寄って来ました。其処で私が確かめたかった事とは、其の、双方（筥崎宮・香椎宮）の【ミヤ・宮】（社では無い）には、【千木】と【鰹木】が、案の定、設置されていませんでした。此の事に付いて、其の【筥崎宮】の担当者に訊いても、此の質問に対する明確な答えは持ち得て居ませんでした。然るに、此の【筥崎宮】に、【千木】と【鰹木】が設置されていない事に対し、此の事は、一体、何を意味するのかと言えば、つまり、「⑭仲哀～？⑮応神天皇」迄の説話は、後付で在ったと言う事で在ります。然し、後付の創作では在るが、其れは、完全なる作り話と言う事ではありません。つまり、其の、「⑭仲哀～？⑮応神天皇」迄の説話は、『秀真伝』文書に於ける、「①神武～⑫景行天皇」迄に於ける、実際的な年代の中で起きた歴史的史実、又は、物事等が、少なくとも、其の幾つかの史実を反映しての創作物語として、取り込まれています。例えば、【卑弥呼】の紀年表記（幻の西暦239年）に関しては、【幻の西暦年】（現在の西暦年が設定されたの６世紀の事で在る）が取り込まれている事、然りで在ります。
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…以下【追記】…【Jerusalem昇天・伊勢神宮】…の意味とは、つまり、要約すれば、此の語意的思想に、「ヒノモト（日本）神話・創作」に行き着く【秘密の鍵＆答】（ゴルディオンの結び目・フリュギア…アナトリアの地域伝承）が待っています事、然り。此の事に興味があれば、各々で研究してみて下さい。
…【ゴルディオンの結び目】（ソロモンの結び目と同義的意味を有す）を解くとは…然るに、彼の、Alexander（アレキサンダー）は、手っ取り早く「刃物で切った」（紀元前4世紀・当時のアジア征服の出発基点地的伝承）とされている。因みに、「アジアの語元」は、【アシア】（ラテン語・東の地）の意味で在る。然して、「前133年・ベルガモン」（【太陽の国】思想の発祥地…トルコ西部）が、ローマに併合（降伏）された、以降、始めて【アジア】（行政上の名称）と呼ばれたのであった。従って、元初的、我が【ヤマト】（日本）の国に於いて、「アシハラのナカツクニ」（日本神話）と言う語意が用いられ、其の後年に至って、やっと、念願で在った処の、『日本神話』（最終的には4世紀後半頃に編纂された文書）が創作されるに至ったので在りました。何故、念願なのかと言えば、古代期の【ユダヤ教】に於ける【命題・these…テーゼ】に起因します。此の事に関する答え的な事を記している文書が、『太神宮諸雑事記第一』の中の、記述内容で在ります事、然りで在る。要約すれば…《『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書は…『日本人の聖書』として書かれた文書で在る》…と言う事の語意に繋がります。因みに、『秀真伝』とは、【日本国・開闢神話】～『日本神話』を経て、【タケヒト】（後の神武天皇）～【オシロワケ】（後に言う景行天皇迄）が記載されるが、其の系譜の子供（後に言う成務天皇）、及び、【ホツマ思想・継承者】（武内宿禰）の将来に関する事迄もが記述された内容の文書で在ります。
… …文字数（4000文字迄）に余裕が在ったら、後日、此の続きを書こうと思っています。宜しく…