…【テニオ(ヲ)ハ】の起元…と【乎古止点】の興廃…
…【テニオ(ヲ)ハ】(弖爾乎波・ヤマトコトバ助詞の総称)…の起元は、[元初・ヤマトコトバの起元]でも有ります。
…先代(サキツヨ…推古期&聖徳太子時代以前)に於ける[ヤマト言葉]の言語表記に於いて、最も重要な事の一つが、此の【テニオハ】で有ると言う事は、[ホツマツタエ(ヱ)・文書]の[序文]に記されています。然るに、此処に言う[ホツマツタヱ・文書]の作者のルーツは、『死海(遺跡)文書』(1947年・発見)を書き残し、依然として其の消息がわからないとされている[秘儀宗団者(QumranSect)]で有る事を、既に、筆者(ペンネーム・秀真 太郎)は特定済みで有ります。此の…《[ホツマツタエ(ヱ)・文書]の作者の特定に到った経緯》…等に付いては、私がインターネットを申し
込んで[ブログ(アメーバ)]に投稿する以前、つまり、先ず、最初に投稿した記事の中に、其の【日本開闢・神話】のルーツ、及び、其の解明に到った経緯等を記し、私のHome page【http://w01.tp1.jp/~a098477294/】を以て投稿した次第で有ります。
…後年(欽明天皇紀を参照の事)、[神代文字・文書]が漢字に書き替えられる以前は、或特定的部族に因る各種の固有文字(神代文字)が用いられていましたが、其の部族以外の人達にとっては、其の[神代文字・文書]は読み辛い文字だったと考えられます。而して、其の、或部族に関しては[ホツマツタヱ・文書](『吾郷清彦全訳・秀真伝』)の[序文](ホツマツタヱオノフ…秀眞伝お述ぶ )の中に記されています故、其の文面を少しだけ抜粋し、下記に記す事と致します。
…「(前文略す)・① テニオハソ、②スヘテナナヤノ、シルシフミ、コトナリカチハ、コレニシレ、③ワカカミノヲス、④ミカサフミ、⑤ホツマツタエト、 ワリウルリ、アワスコトクノ、 ココロナリ、ヨヨノヲキテト、 ナルフミハ、ホツマツタエト、 オモフユエ、フカキココロオ、 ソヱヰレテ、⑥アケタテマツル、 ⑦ スエニヲシテソ(後文略す)」…【注】→①[テニオハソ・弖爾乎波ぞ]…②[スヘテナナヤノ・総て七家の]…③[ワカカミノヲス・我が神の押す]…④[ミカサフミ・三笠文]…⑤[ホツマツタエト・袍図莽(秀真)伝と]…⑥[アケタテマツル・上奏]…⑦[スエニヲシテソ・末に押して(符)ゾ]…以上。
…【ヲコト点】(漢文解読方式)とは、漢字文書の読み解きに関し、漢字導入以後(応神天皇時代?)、特に、仏教関係の人達に取っては、漢字の読み書きに関し、少し不自由を感じてか、然るに、仏教の普及に於ける識字に関してか、此の事に関しては是れからの私の研究課題と致す所存で有りますが、今、言える事は、何故…【乎古止点】(ヲコト点…漢文解読方式)を必要と為す時代(平安時代とされている)に到り、又、何故…其の【乎古止点】を必要としない時代(室町時代とされている)に到ったのかと言う事で有ります。其のヒントと致しましては、其の【乎古止点・時代】(平安~室町時代頃迄の間とされている)の前期(先代・缺史八代期迄にも遡る)には、現在に言う「片仮名・平仮名」が未だ存在しない時代に言う[假名日本紀(ぎ)](神代文字・文書)が存在していたと『釈日本紀』には記されていて、其れは[神代文字・文書](欽明紀を参照の事)の意(存在)を言い表している事、然りで有ります事、留意されたし。
…[神武天皇即位・以前](紀元・元年以前の神代期)の言語に対しては、[日本国家・言語](母国語)とは言えません。つまり、[日本国家起元・元年(紀元元年)]以降(讖緯説に言う紀元前660年の意ではありません)を以て、始めて、我が国に言う【日本国家・言語】(ヤマト国家・言語)と言えるので有ります。
…[元初・ヤマトコトバ]の存在的、其の言語の痕跡を知るには、[卑弥呼(ヒミコ)](魏志・倭人伝)に於ける漢字の用い方にも其のヒントが隠されています。然るに、[元初・ヤマトコトバ]の基本は、[破裂音…パピプペポ]や、[開拗音…キャキュキョ・シャチャ]等の言語を表記しない事で有ります。換言すれば、我が国(日本語)の[元初言語(元初・ヤマトコトバ)]とは、文字言語で有ると言う事で有ります。強いて言えば、[アルファベット・語属]の言葉を有す民族の人達が作成した[神名(字)]で言い表す言語が、其の[ヤマトコトバの起元](筆者説)で有ると言う事で有ります。
…従って、現在の日本史(古代史学)に言う、[大和政権(奈良時代頃以降を言う)]、其の漢字表記の[大和]とは、[オオワ(大倭)]の表記が、更に[大・和(倭を変更した)]に改められた故の漢字表記とされていて、元来に言う、【訓読(神名言語)・ヤマト】に言う語彙とは全く違う語元だと言う事で有ります。それで、本当の母国語(日本)の起元を知りたいと思えば、此の意味を深く認識する必要が有ります事、然りで有ります。然るに、此処に言う、其の認識の意…乃ち、【元初・ヤマト】と、【漢字表記・大和】の語彙(語元)とは、其の語元的根拠を、全く異にしていると言う事で有ります。
…[漢字]に起元を有す言語、其の漢字言語に影響を受けていた、古代朝鮮半島の諸国の名称、例えば、漢字表記に言う[百済・べくチェ…Paekche](中国語・ハクサイ)に対し、倭語(母語)の表記は[クタラ(清音)]。又、[新羅]に対しては[シラキ(新羅)]と表記されていたとされるが、然るに、其の朝鮮半島の[日本府]的存在の国称(名称)で有る[ミマナ(任那…ミマ名)]の語元は、当時の君主とされる[ミマキイリヒコ(第10代・崇神天皇)]の名称の、其の[最初の二文字(ミマ)]の【名(ナ)】を用いて名付けられた国称(ミマナの語元は『秀眞伝』文書 に記載有り)で有る、と言う事が、我が国の国書(袍図莽句爾/秀真国・文書)には記載されております。
…其の昔、漢字言語に影響を受けていた朝鮮半島の諸国(百済・高句麗・新羅)に対しても、我が国の国書(袍図莽句爾/秀真国・文書)に於いては、其の漢字の意に影響を受けての国称、例えば、[百済・べくチェ…Paekche]の名称に対し、其の[漢意(音読)]を完全に排除し、「我が国の固有の文字言語」(元初・ヤマトコトバ)に言う[神代文字・言語]を用いて書き表しております。
…[元始…ヤマト・言葉]とは、基本的に、[5母音]の[1文字1音節]で成る[基本48音(清音)]で有るが、「ガギグゲゴ」等の濁りの言語(濁音)は許されていました。だからと言って、[開拗音(かいようおん…円唇化による拗音)]、及び、[合拗音(ごうようおん)]等の言語(話し言葉)が無かったと言う意では有りません。つまり、宮中に於ける[公用語]、及び、[和哥…言語]等には用いられなかっただけで有り、又、其のような言語を書き表す文字が用いられ無かったからで有りました。
…後年に於ける[和哥・言語](『古今和歌集』を参照の事)に於いては、基本的に「テニオ(ヲ)ハ」の言葉は自然的にも付いて来るが、其れは文法的言葉で有り、【5・7調(韻律)…和歌の起元】は、[元初・ヤマトコトバ]が有っての[定型詩・歌謡]で有ります。其の[和哥・言葉]を強引に[漢字表記・方式]に移行させていった事を以て、遂には、其の漢字の読み方を補助する為の【テニヲハ・記号(乎古止点・符合)】を編み出さざるを得なくなった訳で有りますが、やがて、[神代文字]と同等的な扱い方で用いられる[平仮名・時代]の到来に因って、其の【乎古止点】は用を為さなく成ったと言う訳で有ります。従って、其の【乎古止点・方式】は、自然消滅的な道を辿ったと言う事で有ります。…然るに、我が国の[建国起元(現在の西暦に言う紀元・元年)から用いられていた、我が国固有の言語を書き表す【神代文字】(神名…假名・仮字の語元)を、[奈良時代](律令時代)以降も用い続けておれば、【ヲコト点】(漢文解読方式)等の開発は必要が無かったので有りました事、然りで有ります。
…[律令時代]…其の[奈良時代]とされる頃の言語、乃ち、【万葉仮名(假名と漢字混合文字)】を基点としての国語学が、現在の我が国に言う【国学(母国語学)】で有ります。換言すれば、其の、奈良時代頃、以降の言語(元初・ヤマトコトバ)に関しては、全く解らないと為すのが、現在の我が国の【国学(母国語学)】の其の母国語学者の人達の見解でも有ります。従って、[神代文字・文書]の研究を放棄する人達は、現在に至っても尚、此の…《元初・ヤマトコトバの起元解明》…に関しては、其の研究は不可能で有ったと言う事に行き着きます。
…後年(欽明天皇紀を参照の事)、[神代文字・文書]が漢字に書き替えられる以前は、或特定的部族に因る各種の固有文字(神代文字)が用いられていましたが、其の部族以外の人達にとっては、其の[神代文字・文書]は読み辛い文字だったと考えられます。而して、其の、或部族に関しては[ホツマツタヱ・文書](『吾郷清彦全訳・秀真伝』)の[序文](ホツマツタヱオノフ…秀眞伝お述ぶ )の中に記されています故、其の文面を少しだけ抜粋し、下記に記す事と致します。
…「(前文略す)・① テニオハソ、②スヘテナナヤノ、シルシフミ、コトナリカチハ、コレニシレ、③ワカカミノヲス、④ミカサフミ、⑤ホツマツタエト、 ワリウルリ、アワスコトクノ、 ココロナリ、ヨヨノヲキテト、 ナルフミハ、ホツマツタエト、 オモフユエ、フカキココロオ、 ソヱヰレテ、⑥アケタテマツル、 ⑦ スエニヲシテソ(後文略す)」…【注】→①[テニオハソ・弖爾乎波ぞ]…②[スヘテナナヤノ・総て七家の]…③[ワカカミノヲス・我が神の押す]…④[ミカサフミ・三笠文]…⑤[ホツマツタエト・袍図莽(秀真)伝と]…⑥[アケタテマツル・上奏]…⑦[スエニヲシテソ・末に押して(符)ゾ]…以上。
…【ヲコト点】(漢文解読方式)とは、漢字文書の読み解きに関し、漢字導入以後(応神天皇時代?)、特に、仏教関係の人達に取っては、漢字の読み書きに関し、少し不自由を感じてか、然るに、仏教の普及に於ける識字に関してか、此の事に関しては是れからの私の研究課題と致す所存で有りますが、今、言える事は、何故…【乎古止点】(ヲコト点…漢文解読方式)を必要と為す時代(平安時代とされている)に到り、又、何故…其の【乎古止点】を必要としない時代(室町時代とされている)に到ったのかと言う事で有ります。其のヒントと致しましては、其の【乎古止点・時代】(平安~室町時代頃迄の間とされている)の前期(先代・缺史八代期迄にも遡る)には、現在に言う「片仮名・平仮名」が未だ存在しない時代に言う[假名日本紀(ぎ)](神代文字・文書)が存在していたと『釈日本紀』には記されていて、其れは[神代文字・文書](欽明紀を参照の事)の意(存在)を言い表している事、然りで有ります事、留意されたし。
…[神武天皇即位・以前](紀元・元年以前の神代期)の言語に対しては、[日本国家・言語](母国語)とは言えません。つまり、[日本国家起元・元年(紀元元年)]以降(讖緯説に言う紀元前660年の意ではありません)を以て、始めて、我が国に言う【日本国家・言語】(ヤマト国家・言語)と言えるので有ります。
…[元初・ヤマトコトバ]の存在的、其の言語の痕跡を知るには、[卑弥呼(ヒミコ)](魏志・倭人伝)に於ける漢字の用い方にも其のヒントが隠されています。然るに、[元初・ヤマトコトバ]の基本は、[破裂音…パピプペポ]や、[開拗音…キャキュキョ・シャチャ]等の言語を表記しない事で有ります。換言すれば、我が国(日本語)の[元初言語(元初・ヤマトコトバ)]とは、文字言語で有ると言う事で有ります。強いて言えば、[アルファベット・語属]の言葉を有す民族の人達が作成した[神名(字)]で言い表す言語が、其の[ヤマトコトバの起元](筆者説)で有ると言う事で有ります。
…従って、現在の日本史(古代史学)に言う、[大和政権(奈良時代頃以降を言う)]、其の漢字表記の[大和]とは、[オオワ(大倭)]の表記が、更に[大・和(倭を変更した)]に改められた故の漢字表記とされていて、元来に言う、【訓読(神名言語)・ヤマト】に言う語彙とは全く違う語元だと言う事で有ります。それで、本当の母国語(日本)の起元を知りたいと思えば、此の意味を深く認識する必要が有ります事、然りで有ります。然るに、此処に言う、其の認識の意…乃ち、【元初・ヤマト】と、【漢字表記・大和】の語彙(語元)とは、其の語元的根拠を、全く異にしていると言う事で有ります。
…[漢字]に起元を有す言語、其の漢字言語に影響を受けていた、古代朝鮮半島の諸国の名称、例えば、漢字表記に言う[百済・べくチェ…Paekche](中国語・ハクサイ)に対し、倭語(母語)の表記は[クタラ(清音)]。又、[新羅]に対しては[シラキ(新羅)]と表記されていたとされるが、然るに、其の朝鮮半島の[日本府]的存在の国称(名称)で有る[ミマナ(任那…ミマ名)]の語元は、当時の君主とされる[ミマキイリヒコ(第10代・崇神天皇)]の名称の、其の[最初の二文字(ミマ)]の【名(ナ)】を用いて名付けられた国称(ミマナの語元は『秀眞伝』文書 に記載有り)で有る、と言う事が、我が国の国書(袍図莽句爾/秀真国・文書)には記載されております。
…其の昔、漢字言語に影響を受けていた朝鮮半島の諸国(百済・高句麗・新羅)に対しても、我が国の国書(袍図莽句爾/秀真国・文書)に於いては、其の漢字の意に影響を受けての国称、例えば、[百済・べくチェ…Paekche]の名称に対し、其の[漢意(音読)]を完全に排除し、「我が国の固有の文字言語」(元初・ヤマトコトバ)に言う[神代文字・言語]を用いて書き表しております。
…[元始…ヤマト・言葉]とは、基本的に、[5母音]の[1文字1音節]で成る[基本48音(清音)]で有るが、「ガギグゲゴ」等の濁りの言語(濁音)は許されていました。だからと言って、[開拗音(かいようおん…円唇化による拗音)]、及び、[合拗音(ごうようおん)]等の言語(話し言葉)が無かったと言う意では有りません。つまり、宮中に於ける[公用語]、及び、[和哥…言語]等には用いられなかっただけで有り、又、其のような言語を書き表す文字が用いられ無かったからで有りました。
…後年に於ける[和哥・言語](『古今和歌集』を参照の事)に於いては、基本的に「テニオ(ヲ)ハ」の言葉は自然的にも付いて来るが、其れは文法的言葉で有り、【5・7調(韻律)…和歌の起元】は、[元初・ヤマトコトバ]が有っての[定型詩・歌謡]で有ります。其の[和哥・言葉]を強引に[漢字表記・方式]に移行させていった事を以て、遂には、其の漢字の読み方を補助する為の【テニヲハ・記号(乎古止点・符合)】を編み出さざるを得なくなった訳で有りますが、やがて、[神代文字]と同等的な扱い方で用いられる[平仮名・時代]の到来に因って、其の【乎古止点】は用を為さなく成ったと言う訳で有ります。従って、其の【乎古止点・方式】は、自然消滅的な道を辿ったと言う事で有ります。…然るに、我が国の[建国起元(現在の西暦に言う紀元・元年)から用いられていた、我が国固有の言語を書き表す【神代文字】(神名…假名・仮字の語元)を、[奈良時代](律令時代)以降も用い続けておれば、【ヲコト点】(漢文解読方式)等の開発は必要が無かったので有りました事、然りで有ります。
…[律令時代]…其の[奈良時代]とされる頃の言語、乃ち、【万葉仮名(假名と漢字混合文字)】を基点としての国語学が、現在の我が国に言う【国学(母国語学)】で有ります。換言すれば、其の、奈良時代頃、以降の言語(元初・ヤマトコトバ)に関しては、全く解らないと為すのが、現在の我が国の【国学(母国語学)】の其の母国語学者の人達の見解でも有ります。従って、[神代文字・文書]の研究を放棄する人達は、現在に至っても尚、此の…《元初・ヤマトコトバの起元解明》…に関しては、其の研究は不可能で有ったと言う事に行き着きます。