小惑星の名称【佐用姫】(七夕に寄せて…より) | 「伊万里」(佐賀県)から発信する日本の国語【ヤマト言葉】の始りに付いて!!

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★「日本建国創建史」に於ける【カシマ】(カバラ数価189/佐賀県鹿島の語元)は、Godヤハウェ(数価26)勧請に先立つ社殿(H・IKL数価65が家の語元)を守護する天使(サンダルホン数価280)を示唆する呼称であった!!

 
 







 

 …「アリエッタそよ風の歌」(輪嶋静代さんのブログからの抜粋です)…の中に歌われる[松浦佐用姫]の名称が、小惑星の名称(今年・2012/2月頃の新聞ニュース)に成っていたとは知りませんでした。

 …上記の「新聞ニュ-ス」の出来事は、小惑星の発見者で有る埼玉県の[佐藤直人さん]と、唐津のNPO法人富田満博さん]との友情から生まれた素敵な企画(「輪嶋静代さんのブログ」より)だったそうです。

 …因みに、其の小惑星(三個の星)に対する命名(名称)は…【武寧王】(『日本書紀』を参照されたし)・…【唐津】(現在の佐賀県唐津市)…【佐用姫】(浦之崎での漢字表記は佐代姫です)…だそうです。其の中の[佐用姫]とは、「大伴サデヒコ」と「松浦サヨヒメ」との物語で有名ですが、その伝説は、[日本三大悲恋話」の1つとされていて、『万葉集』にも歌われています。

 …[大伴サデヒコ]と別れた[松浦サヨヒメ]の、其の後の行方に付いての話は幾つか有りますが、其の殆どが伝説の域を出ません。

 …然し、現在、佐賀県伊万里市山代町の「MR・浦之崎駅(旧…JR・浦之崎駅)近くに位置する[浦之崎社会保険病院・敷地内]の中庭に、【佐代姫)】が存在していて、其の意味する処は伝説の否定で有り、「歴史の痕跡」と位置づけるに値する秘蹟(佐代姫)で有ります事、然りで有ります。そして、其の【佐代姫】(遺跡)の側に位置する、乃ち、[浦之崎社会保険病院]の直ぐ横に建立するのが[佐代姫神社村社)]で有ります。然るに、其の[佐代姫神社縁起書](『山代町史』)に因りますと、[佐代姫](http://ameblo.jp/erusaremu464/entry-11540626144.html)は、[大伴サデヒコ]の後を船で追うが、途中で時化(シケ)に遭い、船頭は逃げ、やがて力尽き、[佐代姫]は息絶えたとされています。そして、[佐代姫]1人だけが乗った船は、現在に言う長崎県の今福(佐賀県伊万里市山代町浦之崎の港と境界を接する地域)に流れ着いたが、其の付近の人達は、「死人佐代姫が乗った難破船の祟り」を恐れ、其の船を沖へ押し戻した。従って、其の岬の方から伊万里の方面への潮の流れによって難破船は流され、今福の隣りに位置する浦之崎の港(川口)の付近に流れ着いたとされています。

 …其の頃(537宣化2年現在進行形大伴サデヒコの時代)…立岩(字)付近(現在の浦之崎)の漁師達が、時化(シケ)の後の漁の最中で有った。つまり、「其の、浦之崎の漁場は、嵐の後、必ず魚群が集まる処で有った」とされ、然るに、其の[佐代姫縁起書]に由来する『山代町史』に因りますと…

 …「(前文略す)…漂流する船を見付けて漕ぎ着けてみると、「五色に染められた衣装に髪は鵜の濡羽色、雪と見まごう花のかんばせ、この若き婦人の死に顔には、まだ神々しい威容と魅力が漂っていた。これを見て一人の漁師は、船の入り来むは村挙げて繁栄の瑞祥と伝えられているという。他の一人は、沖から来るあらゆるものは幸せをもたらす前兆だ言い、また、他の一人は、今日の豊漁もこれにつながる幸運の表れであろうということで、死体を丁寧に収容することに一決、村長の心遣いで形見の衣装と船にあった壷は記念のため保存することとして、海岸に塚を築いて懇ろに葬った。(後文略す)」と記されていました。

 …然るに、其の佐代川の近くに現在は[佐代姫神社](明治維新に村社の格に列せられ明治卅一年に村社としての社が建立された)が建立し、現在に至っております。而して、江戸時代頃からの伊万里湾(山代町方面)干拓に於いて、其の[佐代姫]の御霊を鎮め祀る【佐代姫】は、最初の埋葬地で有った海岸からは移されていたので有りました。因みに、其の付近に位置する川の御名は、[佐代姫]に因んで、[佐代川]と、今でも呼ばれています。而して、何故、私が、此の「佐代川」の御名に対しても、其の語源を追求するのかと言いますと、本家の叔父(父の兄)の御名が「佐代吉」で有り、「佐代川」の呼称に因んで名付けられたと言う事を、我が幼年時に聞いた事(語元の追求に関連する)を憶えていたからで有りました。

 …唐津の[松浦佐用姫伝承]は、現在に於いても「伝説(伝承)の域」を出ていません。然し、我が町(字・立岩…小字・浦之崎)の…【佐代姫】に関する伝承は、我が国の歴史に於いて謎とされている「上代史(奈良時代以前缺史八代に関連)」に於ける歴史の痕跡を証明するに値し、従って、此の…【佐代姫】…の存在は、「歴史的伝承」と捉える必要が有ります事、然りで有ります。

 …今(2013平成25年4月18)からおよそ58年前、何も知らず、私が小学校に入学し、そして通った6年間…其の浦之崎の[佐代姫神社]の前の道が、[山代西小学校]への通学道路で有りました。そして今日、乃ち、「2012年7月7日土曜…七夕の日」に、【松浦佐用姫】(浦之崎のサヨヒメ神社の名称の漢字表記は[佐用姫]と違って[佐代姫]と書き表します)の名称(呼称)が、「小惑星の名称」(新星の発見)となっていた事を始めて知ったのは、[輪嶋静代さん]のブログ(アリエッタ)を読んだ事に有りました。其の、[輪嶋静代さん]のブログに言う…「アリエッタ」…とは、イタリア語で「そよ風」の意味だそうです。

 …此のブログは、「昨年・7月7日」(七夕の日)の文章に対し、今年(2013・平成25年)の4月9日に帰郷し、「伊万里市史」の情報を仕入れてからの記事を折り込んだ文章と成っていますので、少し気をつけて読んで頂きますよう…御願い致します。

 …最新(2013/4/9・現在)の情報と致しましては、伊万里(浦之崎)の、其の[佐代姫神社]の直ぐ横を唐津方面から続く高速道路が通る事と成っており、現在、其の高速道路の建設工事が既に始まっています。

 …私事と致しまして、其の高速道路が完成(観光地平戸方面に通じる)した頃の事を考えれば、唐津(佐賀県)の「松浦佐用姫伝説」との関連を以て、此の伊万里の【MR浦之崎駅】と相俟っての【佐代姫】が観光名所と成る可能性を夢見ておる次第で有り、従って、其の計画(新たなるの苗木の植樹)の思案中で有ります…。