第三のAGC-AMPの回路。 | えるなのブログ

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230509:前回の続き。
PCBが来たので早速作ってみた。

緑の基板は製作時間が早かった。


発振しないで一発で大ゲインが出た。
だた、最初の二つのFCZ用のCは小さすぎるかも。基板厚を1.6mmと厚くしたからかな?



+-電源は、抵抗による分圧というシンプルさ。
 



波形とスペクトル。

一番低いのはハム。
あと、二倍高調波程度であるが位相検出器のLPFでカットされる。







箱を見つけたので、Pre-AMPを入れて見た。


FCZコイルは押し込んだときより、引き出したときの方が鋭く反応する気もする。
コレの基板厚は、多分、1.0mmである。それ故か同調用のCに対するコアの出方の感じが違う。


フォトダイオードに、60MHz変調レーザーを15μSec打ち込んでみたテスト。



逆バイアスが無いと、全くと言って良いほど60MHzの波形が出ない。
フォトDiは、使用条件によっては、逆バイアスがあってナンボのモノな場合も多い。


で、この二つの回路を組み合わせると、発振が見られるのだが、ゲインコントロールが10μSec位の周期で振動してるようである。
反応を速くして二段積分とかOP-AMPの種類を選ぶことでもできるかもだが、
レーザーの弱い散乱光の信号でも入れば、ゲインコントロールがなされ、振動は止まるようだ。

まあ、干渉計の場合、Pre-AMPで増幅し、AGC-AMPで絞り気味に動作させることで、
Pre-AMP⇒AGC-AMPの伝送系に強い磁場のノイズが乗ってくるのを防止する効果がある。

だが、今回は、干渉計じゃ無いので、、

 

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光線銃のまとめ記事。