ボリュームの工夫やデカップリングコンデンサーの位置など、 | えるなのブログ

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バイポーラーオペアンプ使用可能なヘッドホンアンプ。

 

以前、廉価な二連ボリュームは、9時方向よりも上で使った方が良いらしいと書きましたが。
よって、廉価な二連ボリュームを使うときは、2V入力と、1V以下の入力用に、切り替える、ATTなSWを設けると良いかも知れません。




AカーブよりBカーブの方がギャングエラーが少ないので、それとATT切り替えSWを併用するのもテかも。

気が付いたのだが、デカップリングCは、取り付け方として二種ある感じ。
右のはへたすると入力オフセット電流或いは電圧が出力オフセット電圧になってしまうので、設計に留意。
まあ、左のでもとんでもない数値に設定すればオフセットは生ずるけど。




アリエクにて、RK27は結構多数出品されているけど、
RK27と同じデザインの中華製品の「RH27」を見つけた。価格は300円ちょいと1/4~1/3の値段である。
精度や耐久性、ノイズなどで差があまりないのなら、こちらも考慮に入れてもイイかな?とも。

とりあえず、RK27の10KΩを4つ注文することにした。
ALPSなら、RK16でもどうかな?とは思ってたり。物足りないならATTスイッチ着ける感じで、、



千石にて
2連ボリューム Aカーブ 1KΩ RV16A01F-10-20S-A1K
2連ボリューム Aカーブ 5KΩ RV16A01F-10-20S-A5K
があって、ギャングエラーの精度は良くないけど、使い方によるので、一応オススメ。


デカップリングコンデンサーのFcは、1Hz未満にした方が良いみたい。
人間が聞き取れるのは16~20Hz程度からだけど、Fc=3Hzを越えると、そこもある程度下がってしまうイメージがある。低音に敏感な人は気をつけるとこですね。


思いついたのだけど、中点OFFのトグルスイッチで切り替えることで、3段階のゲイン調整が出来る。



デカップリングなBPコンデンサーは、470~1000μFの音響用を使おうと思っている。
そして、10μFのセラコンかフィルムコンを併設する。

あとトグルスイッチは腕が短い方が誤って不用意なゲイン操作をしないので良いと思う。

 

 

>>続き。
1K~10KΩの低いインピーダンスのVRを使うことから、入力デカップリングCは大きく。Fc=1/(2πRC)
オーディオ用BPコンデンサーの1000μFを用意したが、大きすぎるようではある。けど、問題があるワケでも無い。
ついでに10μFの積セラを併設して、高周波特性を改善。

入力ゲイン切り替えスイッチだけど。
AMPへのライン入力は、ポータル機器では0.7Vppと小さかったり、据え置きだと2Vrmsなんてのもあり3倍くらい違うワケであって。
それに、ヘッドフォンには感度に大きな差もあり、曲の録音状態やマスタリングの音圧も影響する。
よって、ゲインの切り替えは、3~10倍くらいあってイイかなと思う。
今回は、VRを1KΩとして、15Kと5Kの直列で、15Kをショートすることで約3倍ゲインを上げる機能にすることにした。
(もちろん、2種類の抵抗を切り替える方式でも良いのだけど、直列の片方をショートする方式にした。)

また、ラインの駆動インピーダンスは機器にも寄るが、まあ、貧弱なモノでも、3K~4KΩもあれば十分かと思われる。

スイッチはノブの短いタイプを使用。

ケイグのFシリーズスプレーを吹いたらVRを動かしたときのざらっとした感じが皆無になった。


使うヘッドホンは基準として重要ではある。
主に、M1ST、K701、HD650なので、これでたりると思う。

今まで、ケーブルの接続によっては、電源等から漏れノイズがあったのだけど、電源入力に35Vの低ESRのデカいコンデンサーを付けたら消えた。

 

 

 

 

 

バイポーラーOP-AMPは、OPA1622だった思います。

スッキリした感じの音であります。

 

めぼしいHPは、皆OKでした。K701が一番感度が低かったです。

 

 

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