一部の冷却ファンの分解メンテ+強化。 | えるなのブログ

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えるなの気ままなブログです。
日記とはちょっと違うかも。

普通のは、ググると幾つも出てくるので割愛です。
非ニュートン粘弾性体で、金属に向いてる。
GRPのチキソタックグリスを使うとイイと思います。が高いので、樹脂に優しくて良いのものを。
テフロン入りシリコーン系を使ってる例が多いですが、金属にはあまり向きません。

Scytheの虎徹Mark2に使われているこのシリーズのファンは、「流体軸受」とあります。
このシリーズとは、同社の1800、2400rpmの類似製品に似てるからです。
表示されてるオイルの耐熱温度が高いことからシリコーン系かも知れません。
まあ、シリコーン系OILは金属の潤滑には向かないですが、、

で、分解しようと、シールを剥がすと、ゴムの蓋では無く、完全に樹脂で閉じられております。
なのでリューターでえぐったのですが、OILが封入されてるようで、だから非分解式のようですね。

Cリングにあたる留め具も外せるような余裕はあまりありません。

中はOILでジュクジュクしてました。なのでグリスでは無いようです。


ファンは軸方向にかなり動くので、これを前後してOILを内部まで送ることが出来そうです。

で、注油なのですが、まずここまでえぐる必要は無く、軸の上となる真ん中中心か周辺に、1mm程度の穴をドリル刃で開け。<バイスなどの手回し。
注射器でOILを注入し、あとは、周りの油分を除去し、新しいシールで塞げば良いかと思います。
ファンのフィンを下向きに向け、軸方向へファンを前後させてOILを送り、暫く下方向のまま放置か電圧供給して回すのが良いかと。

添加するOILは十分に高性能な、高耐久性な物が必要なので、GRPとかにします。
最近流行のベルハンマーはどうだろう? 

ただ、クライトックスとかのフッ素オイルは他のOILと融合しないので使えません。

本来は、古いOILを洗い流したいトコですが、時間を食いますので。
ちなみに、ボールベアリングの洗浄は、OILライターの液が丁度良いらしいですが、樹脂にどんな影響を与えるか不明です。
速乾性で樹脂に優しいのがあれば良いですが、その場合、穴は大きめに開けた方が良いでしょうね。
穴を下向きにして下にキッチンペーパーを敷き、もしかしたら真空ポンプ(掃除機などでも)で抜くのも出来るかも知れません。

 

効果が出るには、かなり手間と時間がかかるやり方な気はします。。

 

リングに小さな穴や切り欠きを入れてもいいかもしれないが、ヘタすると、注油時やその後に砕けるかも?
 

 

追記>

Cリングだと思ってたのは、90度ごとに切れ目が入ってますので、

違うメカニズムの物のようです。<十字に切れてる。

 

結構簡単に浸透して混ざってくれたようです。良く回るようになりました

シーリングのことも考えて、穴はちっちゃい方が良いでしょう。

 

 

で、

下記の一番下の方にもマウスのスイッチのメンテと共にまとめました。

 

 

 

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