小型のシンクロナスモーターが680円と安かったので、
60Hz駆動で、1/6RPHなのですが、
50:1のギヤがファイナルのポータブル赤道儀を恒星時で動かすには、
20.8896Hz程度になります。
まず定常運転よりも遅く動かすので、
電流が上がってしまい加熱の原因になりますから、
同じトルク(電流)で動かすには、電圧を1/3に下げます。
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シンクロナスモータの大半が、
インダクションモーターにギヤヘッドをつけたモノが多く、
90°ずれた位相を出すため、コンデンサーをつけてるモノです。
となると、約1/3で動かすには、電圧だけで無く、
Cの容量を変えなくてはなりませんね。
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で、
とりあえずモーターの分解。
してみると、
ステッピングモータのように動く仕組みで、
コンデンサーはありませんでした。
これほど極端に遅くなると、トルクも必要ないのでこのような構造でOKなのだと思いました。<トルクがあると自分の力でギヤが壊れる。
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ドライブ回路は、
ArduinoでパワーMOS-FETを23935μSecx2の周期でスイッチング。
FETはDC12V駆動で、そのままでも動きそうでもありますが、トルク不足の脱調が考えられます。
トランス100V:18Vの18V側に12Vpp印可ということで。AC33Vくらいは生成すると思います。
この際、FETのゲートは1KΩ程度でGNDと接続。
トランスの12V電源供給は100Ω位をつないでおきます。