師走 | emaの気ままにブログ

emaの気ままにブログ

心がふんわりほんわか穏やかに一日を送れたら…
さて、何をしてすごしましょうか

12月師走になりました。
「師馳す」が語源で、「師走」の字をあてたというのが一般的な説のようです。
陰暦12月の古称です。
一年の最後の月
ひきつづき、おつきあいくださいませ。
 
{4B48DF9D-9ECB-4978-B675-B10AF01A54D4}

木の下で 12月1日撮影

 

朝は冷たい雨が降っていた

傘を持って歩きながらこの一年に起きたことを考えていた

多くのことがあり過ぎて、頭の中も気持ちも整理できずにやり過ごしてしまう

深いため息になる

 

雨が上がって傘は要らなくなった

先日まで青々としていた銀杏が急速に色づいてきた

八幡さまの境内に入り、参拝をしてから木の下に立つ

まだ青みを残しながらも光を受けて眩しく葉が揺れる

見上げた木の黄葉の中に包まれるような気がして

そのまま少しの間静かに立っていた

足もとにゆっくり、またひとつ黄色い葉が落ちてくる

 

 

{3EFBEE1E-7745-48C6-9829-D171D9869BA0}

山茱萸(サンシュユ) 12月1日撮影

 

散策の途中にあるサンシュユ

紅い実、宝石のように光り輝く

そして冬芽が見える

新しい季節へむけて木々たちは準備を始める

 

山茱萸(さんしゅゆ)は、ミズキ科の植物、棗皮、ハルコガネバナ、サンゴバナ、アキサンゴなどの名もある。

原産地は中国、朝鮮半島で、日本では奈良県をはじめ全国各地で生産される。

秋から冬にかけて収穫される。

果肉を食し、粥、酢の物、菓子、果実酒、煎服などに用いる。 ※煎服は6~15g

性味は微温、酸で肝、腎に帰経する。

栄養成分は、イリドイド配糖体、リンゴ酸、酒石酸、タンニンなど

めまい、ふらつき、夜尿、頻尿、多汗、月経過多、不正出血など

エキスには抗糖尿病作用、免疫賦活作用がある。

また、多くの皮膚真菌に対して抑制作用がある。

 

 

 

枝からよく熟れた実を3粒いただいてきた

ルビーのように真っ赤な実

ひとつをかじってみる

渋みのあとにほんのり甘みもある

フルーツのように食べるわけではない

ほんの少し…

身体の奥が温かくなってくるような気がする

さっそく効能が働いているのかもしれない

 

 

{0A048E77-5146-4DDA-B1BA-369D0428C42D}