クリ-ムソ-スの怪 | Kantorinになる!

Kantorinになる!

教会音楽家がとうとう職業になってしまうのか?
どこへ行く、自分?

毎晩7時半からのロ-カルニュ-スで水曜日に 「FAMILIEN REZEPT」(家族のレシピ)というコ-ナ-があります。
毎週 ある家庭がその家自慢の料理を披露する、という内容。



ドイツ料理といえば・・・・・・・・・・・・・単に塩味だけ、といっても過言ではない単調なお味。
日本で、しょうゆ、だし、みそ(味噌にもいろいろありますね)など 豊かな味覚の中で育ってきたわたしたちには ちょっとさみしい味付けなのです。



先週の家庭は「マレ-シア風ライス」。スパイス、マンゴなどふんだんに入って いかにも
東南アジアらしい。
できあがって食卓について さて 試食。。。。。というところで その家庭のおくさん、
「ここで クリ-ムソ-スをかけま-す!」と ライスの上から ざばざばとクリームソースをたっぷりかけ始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。どうして マレ-シアにクリームソ-ス?
レポ-タ-は「こうでなくっちゃ!」と大満足。



こちらでいうクリ-ムソ-ス、SAHNE SOSSEといって 日本のホワイトソ-スに生クリームが入ったかなりこってりしたソ-スのことをいう。



今週は おじいちゃんが料理をしていた。
豚のヒレを一回フランパンで焼き、グラタン皿にいれ その上からマッシュル-ムの千切りをかけ・・・・・・・・・・
私は見ていて思わず「そしてクリ-ムソ-ス?」と言うが早いか やはり「クリ-ムソ-ス」をその上からじゃばじゃばとかけ、その後オ-ブンへ・・・・・



あまり気にしずにみていたけど、そういえば この「クリームソース」を最後にぶっかけるというやり方、異様に多いような気がする。
脂肪分控えめ、ダイエット思考の日本では ありえないこのソ-ス。



以前、うちの下に住む夫婦の家に食事にご招待されたことがあった。
数人の彼らの友達と一緒に食事をしたのだけど、そのときのメインディッシュはグラタンだった。
ある女性がパ-ティ-のオーナーの女性に聞いていた、「おいしいわ、このソ-ス、やっぱり生クリームがはいっているんでしょ?」
オ-ナ-の彼女、「そうよ!」、客「そうよね、やっぱり生クリ-ムが入らないとおいしくないわ。そうよね」と妙に自分を納得させながら食べていたっけ・・・・・・。



ヨ-ロッパのケーキ、まあだいたい日本のと比べるとものすごい大きくて甘いんだけど、
家庭でいただくとき、またこの生クリ-ムが活躍。
パ-ティ-ともなると 食卓の真ん中とはいわず 2箇所、3箇所に大きなグラスの器にもりつけられた生クリ-ムを ドイツ人たちはひとさじ、ふたさじと取り分けられた自分のケ-キの上にのせていく。
ドイツ人、パ-ティ-中に最低でも2つはケ-キを食べる、多い人は3つ、4つ。
そのひとつひとつに 同じように生クリ-ムをかけていく。
恐るべき情景であります。
私たちと同世代の集まりでは生クリ-ムが食卓に上らないということが多いけど、年配と同席の会では なくてはならないものらしい。

主人の実家で義母に生クリ-ムを勧められお断りして返ってきた言葉・・・・・・・
「生クリ-ムかけなきゃ ケーキっていわないわよ、ねぇ!!(周囲に同意をもとめている)」。