日曜日は教会でFamiliengottesdienst~家族ミサ~が 幼稚園のサポートで催されました。
今回のお題目は「Schoepfung=天地創造」でした。
旧約聖書の冒頭に書かれている「Schoepfung」、旧約聖書では日本語で「創世記」と
訳されています。
日本人にはあまりなじみのないお話ですが、実は 日本の神話である「古事記」にも
天地創造のお話は書かれているんです。
旧約聖書の「Scoepfung」は大まかにこう書かれています。
神様が天と地を作られました。初めは形もなく むなしく 暗い世界でした。
神様は 次に光を作られました。そして神様は光を「昼」と名づけ 闇を「夜」と名づけました。
そこで夜が来て 朝がやってきました。第一日目です。
そのようにして神様は次々に水、空 陸、海、すべての植物、季節(日、年)、惑星、星、
水中の生き物、鳥、獣、を作られた。
そして最後に それらを治めるべく 神様の形に似せた生き物、すなわち人間を作られました。
こうして 第7日目に神様はすべての作業を終えられ その日に休まれ、この日を祝福して 第7日目を聖なる日とされた。
というお話です。
「古事記」は似ていますがやっぱり違います。
高天原に天之御中主神(あめの みなかぬしの かみ)がいらっしゃいました。
高天原=大宇宙その元と考えられているようです。
昔々、果てしなく広がる天と地は 混ざり合って暗くてとらえどころがなく形も決まっていませんでした。
そこへ 天之御中主神の声が鳴り響き、姿形が変幻自在の神は「高御産巣日神(たかみむすびのかみ)」となり 天空から下へと大きく 世の中のすべてのものを生み出す
知恵の光を放ちながら現れました。
また 天之御中主神は「神産巣日神(かみむすぶのかみ)」ともなり 深い海のそこから
すべてのものを育てる愛のぬくもりを放ちながら現れました。
やがて上としたから広がった高御産巣日神と神産巣日神の心が解け合い結ばれました。
それを高天原でご覧になっていた 天之御中主神は にっこりされ、微笑みは光となり
降り注ぎ、あたりは明るく、ほんわりと温かくなりました。
雲はかけのぼり、くっきりと 天と地が分かれたのでありました。・・・・・・・・・
と古事記はここからも長いお話が続きます。
日本人は「もったいない」という心を持っていますが、こういう気持ちも こうやって神話をたどってみると すべてのものに神様が宿っているという信仰を持って生きてきた
日本人の 神様を尊ぶ気持ちから発生した感情なんだなぁ、と思います。
日曜日は 幼稚園の子供たちが参加して「Schoepfung」の寸劇がありました。
先ほど書いたように 次々に天地、生物が生まれていくところです。
うちの子供たちはそれぞれに
「Kinderbibel=子供用聖書」を持っているので
行く前にパパさんに 「天地創造」の部分を読んでもらって
ミサに臨みました。
わたしも ウィーンでPfingssonntagに
テレビでハイドンの「Schoepfung」をやっていたのを見ましたから いいタイミング!
身体障害者のバリトン歌手、
トーマス クヴァストホフ、
すばらしかった!!
あれぞまさに 「話す=唄う」のお手本!
お姉ちゃんは カーニバルに作った「海」の衣装で参加。
僕ちゃん、始まる前から「家に帰る! いつ終わる?」の連発~
母、しまいには怒る!!
キリスト教の行事は本当に興味深いです。
温故知新、日本の古きを訪ねるよいチャンスでもありますよ。
お姉ちゃんにも 何かしら このミサの思い出が残ることを願って・・・・・・