1週間程前に作ってみた
コーガ石の焚火場で
日曜日に焚火をしてみました
作った時は
火を焚いたものの
松葉ばかりが燃えて
木に火がつかなかったんです
一見燃えているようで
実は着火用のダンボールの切れ端が
燃えているだけです
木に全く火が移らないのが
おかしいなぁ(´・ω・`)
コレはこの土地のカミサマから
ヒタキのお許しが出ていないのだと思い
山というか庭から
斬ってきた笹竹を2本立て
ヒモロギとしてヒタキのお許しを願いました
で、スパーンと網戸が開いたので(笑)
頃合いかと
供物を捧げ
夜に火起こしを
しましたよ
今回は着火は松葉のみ
焚くのは自然のモノだけ
びっくりしたのは
火が付いた時に
上から結構な大きさのムカデが
ポトリと落ちてきて火の中にもんどりうって
消えてゆきました
なんにもない宙から
降ってきたので
ギャーってなりました(笑)
降ってくるもんじゃない生き物なので
Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
帝釈天に身を差し出した兎
の、お話しを思い出しました
月に兎の所以となる逸話です
供物なの?
贄なの?
ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィ(゚Д゚ノ)ノ
すると……
1本の枝が
すうっと立ち上がるかのように
燃えました
この間の松葉とダンボールしか
燃えていない焚火と大違いです
炎の色が全然違うんですよ
綺麗に立ち上がるんですね
息子さんが炎の揺らめきの
華麗さに惹き込まれていました
ヒノ神
モリの神
ヒ
こんなに違うものかと
大きめの炎が
立ち昇った時に
パラパラとほんの僅かな
雨粒が私たちの頬を濡らし
思わず天を仰ぎ
木々を揺らす風の流れを
目で追い
今日は天気予報快晴なのに……と
火とは
焔とは
炎とは
ヒとは
どのようなモノなのか
考えを巡らせましたが
なんだか面倒くさいことに
なりそうで
目の前のヒの美しい姿に
思考停止でまたじっと
見つめてしまいました
(すみません💦この画像だけ、どうしても小さく出来なくて大きく掲載されてしまいます)
追加の木々を焚べることも
忘れてしまい
数分で終わってしまいました
その頃には
僅かな雨粒も
雨が降った形跡も残さず
まやかしであったかのように消え
木炭と化した真っ黒な木と
ぱちぱちと燻る松葉のあとが
残った炎の熱を内側にじっと
抱えてちりちりと音を立てていました
「や、焼きいもできなかったね……」
こんな燃え方したら
ホイルで巻いたさつまいも等
なんか……放り込むの無理じゃないかなぁ~
使い方が困難というか
使い方に困る焚火場って
あるんだなぁと
芋持って途方に暮れました
おわり