こんばんは

🌙*.。


今年は桜の開花が遅いですねダッシュ


早咲きの桜は2月には
開花していましたが



桜まつりが開催されているのに
木々は1輪も咲いてはいません



卒業式の後
卒業生達が満開の桜の下で
撮影会を行っている姿を
見ることが出来なかった
春の風景となりましたタラー




今週は雨がちなので
お祭り屋台も色褪せた風景のようで



4月間近というのに
曇った空
蕾が硬い桜並木
陰った路面


彩りがノスタルジックに
映ります





前回の記事の続きです
↓↓↓



氷室奈美先生のリーディングについて

備忘録として綴っていますよ




キジムナーのことで

もう少し書き留めて置きたいので

書ききってしまいますダッシュ



自分語りなので

お付き合いいただける方だけ

どうぞおいで






キジムナーと聞いて

ん…あれ?



と、思ったこと



ウチは元々

座敷わらし様がいらっしゃいます気づき



可愛い足音が

聞こえる時があるのですが


1年前?くらいかな

KADOKAWA所属のまさよ様

という方が

不思議回答ということで

質問募集をしておられる…と

教えていただいたので



ありがたく

このことを質問させていただき

ご回答を賜ったことがありました音符




それで

たどたどしい可愛い足音の主は

確かに我が家に存在している

ということを確信出来たのだけど




座敷わらしとキジムナーって

同義語というか




存在としてのカテゴリは

一緒じゃないのか?

と、思って検索してみたキラキラ










なるほどハート



名古屋のお家では座敷わらし様



森林豊かな島のお家では

キジムナー様




そういう分けがあるのかな?

と、半ば強引に自分を納得させてみた(笑)




実のところ

宮大工さんでもあった

おじちゃんが建てた島のお家は




非常にコンパクトな

曲がり家なのだ




箱のようなお家と

曲がり屋のような

L字型のお家



どちらが建てやすいのかは

分からないけれど



アイヌの家のような

神窓を作っちゃう

おじちゃんの感性なら

曲がり家という建て方は

しっくりくるスター




初めておじちゃん宅に

足を踏み入れた時



ぎゃっ!ハッ



と、なったのは

玄関の上がり框


このお家の中で

いの一番に綺麗にお掃除した場所キラキラ



そして

お酒とお塩を御供え



分かりますかね?


敷地内の雑木林から切り出した

木材を利用しているのですが



たまたま、女性の下半身のような

木を見つけたそうな



実際、実物で見ると

自然の造形の妙を

目の当たりに出来るのですが




何故、この木を

あえて上がり框にしたのか?



家に入る時

必ず踏み台になる箇所ですタラー



おじちゃんの意図は何か?



聡い方は



曲がり家

踏みつける



で、ピーンと来たのではないかと

思うのですが…


昔、農業生産の乏しかった
東北地方の集落等では
口減らしの為の子供の間引きがあった

7歳までは神の内とされ
間引の免罪符として囁かれ


間引かれた子供は
外へは出さず


土間の踏み台の下や
石臼場等
人に踏みつけられる場に
埋められた


この間引かれた子供の霊が
座敷わらしとなった


座敷わらしの発生の伝承として
割と有名なお話しである



この伝承も岩手県
曲がり家も岩手県



ぶっちゃけてしまえば
どちらも遠野市



玄関の上がり框の
この木は
人に踏まれるために
横たわっている精霊なのだ



踏まれながら
この家を護る主なのだと
なにやら畏敬の気持ちが
込み上げてきます





ただ、この木の下や
木の周りに使われている石材は
実は普通の石ではないのです



世界でたった2箇所しか
採取されないコーガ石

私にキジムナーがついてきた
というのであるならば




それは案外
あの木の娘の仲間ではないかと
考えるばかり


あの木の娘は
私たちがこの地に足を踏み入れる
ずっと以前より



この地に根ざし
森羅万象と共に
息づいてきた


私たちは
あの木の娘達が住まう森に
後から訪れた者ですからね



本来は邪魔者であったり
生命を刈り取る者であったハズ


それなのに
共存していくことを
受け入れてくださり


あまつさえ
守り神のような存在として
享栄してくださる


自然のおおらかで
寛大なる胸の広さに
なぜだか慈しみの気持ちが
込み上げてくる



島のお家のカフェ
いらした時は
是非とも、上がり框の
木の娘にもご挨拶をして頂きたい
ものですね


読んでくださいまして
ありがとうございます