
俺が入る頃にはYNSとKT8、そしてKIM,IKMENが既に沖に出ていた。
ポツリポツリとは感じてはいるがさっきまでの大雨が嘘のようだ。
海岸に出て眠った体をストレッチで伸ばす。
玉石なので勝手が効かない。
面倒なので適当に体を伸ばし玉石に足を取られながら少しづつ海に入っていく・・・・
やっとの思いで膝位まで水につかると頃合を見てPADDLEOUTを開始した。
前日までの大雨で水が汚れているのが気になる。
いつもは綺麗な海水なのだが自然には逆らえないのだ。
DOLPHINEを繰り返すがIMPACTZONEは若干手こずった。
海藻も多い・・・。
俺がLINEUPに到着する頃、BEACH中央でIKMENがSETをつかむ。

でかいLINEで波を刻んで行くのが見えた。
思ったよりPOWERがあり、そして掘れている。
形もよさそうに見えるがBREAKが自分の見た時の感覚より少しだけ速そうだ。
簡単にMAKEさせてはくれそうにない。
“意地でも一本満足なRIDINGをして胸張って海からあがってやろう”
右の奥でYNSとKIM、そしてLADIESがスタンバイしている。
45とIKMENと俺が河口付近。
そしてその間にKT8がWAITINGしていた。
COMPACTな波が来たので様子見でTAKEOFF・・・
右のショルダーが一気にめくれ上がる。慌ててBOTTOM逃げた。
“思ったよりだいぶ早い。こいつはてこづりそうだ・・・”
2本目も乗ってすぐに潰された。
中央からKT8がいいセットをつかむ

掘れているが形は良い。
フルスピードで走っていくが潰されてしまった。
一見レギュラーの方が良さそうに見えるがほとんど潰されてしまっている。
よく見るとGOOFYの方が走れるのかもしれない。
俺はBACKHANDに狙いを絞ることにした
数本見逃しながら様子をみると最速に走らせばなんとか行けそうだと分かった。
IKMENは相変わらずデンジャーなWIDE ダンパーに果敢に突っ込んでいた。
感心しながら見ているとMIDDLE SETながら形がまあまあのLEFTが俺のもとに・・・
これだと思いTAKEOFF。
BOTTOMに降りる暇も無くショルダーがせり上がってくる。
軽くTURNしてTOPに向かい掘れあがった位置で板を波にフラットにして更に遠くのBOTTOMに向って降りていく。
一番深いところまで降りる前に板をDRIVEさせながら反対から崩れてくるRIPをめがけた。
波のRIPに板をとられそうになりSPEEDが少し殺された。
なんとかはじかれないように抑えながら波のCURLを走った。
距離を稼ぐために少しだけノーズをTOPに向けてROCKSLIDE気味に滑っていき着地。

俺がもっとも好むフルスピードなEDGEの効いたRIDEだった。
このあともアドレナリン全快なフルスピードSESSIONは続いたがイマイチ完璧なMAKEまではいかなかった。
他もそれなりに乗ってはいたがSTORKとまではいかないまま終了することに・・・
途中でTKOが半年ぶりのTAKEOFFをOVERHEADの波で決めたとき、なんだか6ヶ月TIMESLIPした気がした。
他の皆もTKOのRIDEをみてほっとしたように笑を浮かべたのが印象的だ。
奴がすぐに海にもどるか否かはわからない。
ただ気がむいたとき海に迎えばいいと思う。
そのうち心の中のSURFING馬鹿が騒ぎ出すだろう。
そのときが本当に海に帰るTIMINGになるはずだ。
俺たちの車はそのままYM3のいる南に向かう。
日帰りの湘南組はここで終了する予定だ。
WETから着替え終わった頃、YNSとKT8が近づいてきて捲したてた。
“TENCHOU・・・俺らはこれじゃあ・・帰れねっす。もう一R、ご一緒させてもらっていいっすか”
“おめえら・・知ってるのか?GWにどれだけ道が混むのか?”
“知ってやす・・・でも・・いっすか”
“お前ら本当にバカヤロウだな。勝手にしろ!”
曇り空から眩しい太陽がのぞき出した頃、2台の車が南に走りだす・・・
低気圧からのうねりはまだ俺たちを楽にさせてはくれない。
いたるところの海岸線に大きな波が炸裂していた。
ワクワクしているYNSの気持ちとは裏腹にバカンス気分で来たOL SURFER達の顔は徐々に曇っていくのであった。
TOBECONTINUE