『CLASSY.』日本沈没の日の着回しコーデと推理小説家が山荘篭り中に事件解決しなきゃの冬コーデ | 書物と音盤 批評耽奇漫録

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女性ファッション雑誌『CLASSY.』に「着回しDiaryコーデ」という企画があり、当然元々そんなもん全然知らなかったのですが、前に10月号で、

 

「日本沈没の危機を知り奮闘する内閣府の特任防災アドバイザー女子の大人きれいめ着回しDiary

 

という珍奇な企画があり、それが面白かったので、女性ファッション誌だけど、ついつい買って読んでしまいました☆

 

 

これから日本沈没するって非常事態に着回しコーデもへったくれもあるかよww

そんなこと言ってる場合かよww

 

というツッコミを当然すぐに入れてしまいましたがw一応主人公の女性中心に「日本沈没」的ストーリーがちゃんと進み、しかも主役はこの雑誌の専属モデルであり、同時に東宝芸能・東宝シンデレラガール出身の女優・山崎紘菜が演じているという本格的キャスティング。

 

そして、その各場面ごとに「そんなこと気にしてる場合かよw」とツッコミたくなる着回しコーデの詳細が細かく記載されているという特集で、なんか面白かったんですよね☆

 

服のコーデを紹介してるのに、日本沈没の影響で地震が起こり、写真ブレブレだったりw散々引っ張っておいて最後は結局オチだったり、と、まぁ結構遊んでるなぁと思って楽しかったです。

 

そしてこの度、12月に発売となった1月号で『CLASSY.』、またやってくれました☆

 

 

今度は

 

「推理小説家女子が山荘に篭って執筆中に外は大雪、橋は崩落、電波不通で事件発生して解決するしかないアラサー女子のキレイめ冬コーデ・着回しDiary

 

ときましたw

 

 

なのでまた買って読んでみました☆

 

所謂、クローズドサークル型ミステリ設定という極限状況で指輪が盗まれ、果たして犯人は誰だ?という状況における冬の着回しコーデ特集です。

 

その後も絶えず物が盗まれたり、怪しい人物関係が浮かび上がったりとサスペンスフルな状況なのに、その各場面ごとに着回しコーデがイチイチきっちり記載されている場違い感がやはりなんか可笑しいですねw

 

推理作家役は、今回もこの雑誌の専属モデルにして、ミステリドラマにもよく出ている女優でもある堀田茜という一応本格的キャスティング。

 

ストーリーはミステリアスに犯人当てのフーダニットもの的に展開し、最後の最後まで謎を引っ張り回すところはちゃんとしたミステリになってるんですが、最後はサルノベならぬ○○ノベ的な可愛らしいオチにて終了。

 

なんかエドガー・アラン・ポーの有名なミステリ作品をつい思い出しましたけど、ただ思い出しただけですw

 

今回も遊んでて中々楽しかったです。

 

CLASSY.』さんにはまたこういうのやってほしいですな☆