村瀬由衣「幸せのスケッチ」(1993年)、
セカンドアルバムですがこれも続けて久々聴きました☆
このセカンドもちゃんとAORアルバムになってるところが良い好盤です☆
以下は曲ごとの感想です。
作詞は「真夜中の天使達」「雨より孤独な夜」以外は今回も全て朝水彼方です。
●優しさをふるいにかけて(安部恭弘作曲、有賀啓雄編曲)
AirPlay的な明るい都会的シティポップテイストのAOR。
心地よい透明感とブライト感が魅力のミディアム曲の良曲。
●水色のリフレイン(山田秀俊作曲、船山基紀編曲)
ボッサテイストアレンジの、シティポップ的な心地良いAORの良曲。
山田秀俊の終盤のピアノソロが秀逸。
●最近のこと(鈴木雄大作曲、船山基紀編曲)
ブライトなシティポップ曲。
鈴木雄大の良曲。
これもこちらの理想である、今井美樹が100%シティポップ側にシフトしてくれたような、透明感と都会的な明るさに満ちた、個人的にはかなり理想的な楽曲です。
松下誠のギターソロが素晴らしいです。
●幸せのスケッチ(赤塩正樹作曲、遠山淳編曲)
しっとりメロウで温かみのあるAORバラッドの良曲。
佐久間雄一の終盤のコーラスが美しい。
●うっかり遠くへ(財津和夫作曲、有賀啓雄編曲)
メロディアスなイントロで始まる財津和夫の曲。
フラットな感じのメロウAOR曲。
●追憶(景家淳作曲、有賀啓雄編曲)
しっとり系の落ち着いたAORバラッドの良曲。
この曲にも今井美樹テイストが少しあり。
有賀啓雄のコーラスワーク、間奏の松下誠のギターもいい味わい。
●真夜中の天使達〜It must be magic(作詞・曲鈴木雄大、有賀啓雄編曲)
ミディアムテンポのAOR曲
●雨より孤独な夜(赤塩正樹作曲、有賀啓雄作詞、編曲)
シックなテイストのAORバラット。
伸びやかなヴォーカルがいい味わい。
●悲恋(MellowDears作曲、有賀啓雄編曲)
メロディアスなメロウAORの良曲。
哀愁すらあるメロウさが良いです。
この曲も有賀啓雄の後半のコーラスワークが秀逸。
●時計(川村結花作曲、有賀啓雄編曲)
ラストを飾るに相応しい、川村結花作曲の哀愁に満ちたエモーショナルなAORバラッド。
金子飛鳥グループのストリングスが曲に厚みと深みを持たせています。
参加バックミュージシャンは、
青山純、有賀啓雄、村田陽一、高水健司、松下誠、山田秀俊、笛吹利明、松原正樹、松田真人、西本明、佐久間雄一、遠山淳、金子飛鳥グループ他などなど。