吉田美奈子『calling』。美奈子さんとパイプオルガンが一体化したような荘厳大迫力の超名盤 | 書物と音盤 批評耽奇漫録

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吉田美奈子さんの『calling』本日到着。


いやはや、さっき大音量で聴いたんですけど、これはあまりにも凄すぎました。


2015年にキリスト品川教会 GLORIA CHAPELで開催されたコンサートの2枚組ライブ盤だけど、正直、こんな凄い音はそうそう聴けるものじゃないですよ。


メンバーは、

吉田 美奈子 Voice

紺野 紗衣  Pipe Organ

 俊之   Piano


の御三名だけなんですが、美奈子さんと教会のパイプオルガンの共演、コラボというより、美奈子さんの歌声とパイプオルガンの音が神聖かつ荘厳に一体化して天空に舞い上がっていく大迫力を、まさに教会で今目の前で聴いてるような超レアなダイレクト感、


って、そんな凄いもん聴いたことないので完全に圧倒されまくりました。


なんだか、元々知ってる美奈子さんの曲が、何か別のさらなる神聖なものにメタモルフォーゼしたような凄まじい迫力の音楽に生成変化しています。


ライブの名盤っていうのも、今までそれなりに色々聴いたことあるけど、こういう凄さのライブ盤は初めてですね。


ユーミンの「春よ、来い」のカバーなんてね、実は、これがこの曲自体の原風景なんじゃないのか?と思えてしまうほどの、素晴らしく荘厳な曲になっています。


もうひたすら全編感動的としか言いようがないです。


美奈子さんのお兄さんの吉田保さんの録音・エンジニアリングも完璧な素晴らしさです。


これはもう、圧倒的に凄すぎる大迫力の超名盤です。


普通にグラミー賞とかあげるべきです、マジで。