満足したかった。
ただそれだけだった。
収入が増えれば。
仕事が安定すれば。
評価されれば。
理想の生活ができれば。
満足できると思っていた。
しかし現実は違う。
手に入れる。
嬉しい。
安心する。
しかし、
しばらくすると慣れる。
そしてまた、
次が欲しくなる。
ここに一つの違和感がある。
なぜ私たちは、
何をしても満足できなくなるのだろう。
ここが重要だ。
私は長い間、
この感覚を観察していた。
そして気づいた。
人間は、
手に入れたものに慣れる。
例えば新しいスマホ。
買った日は嬉しい。
数日後も嬉しい。
しかし数ヶ月後には普通になる。
例えば昇進。
嬉しい。
達成感もある。
しかしやがて日常になる。
例えば収入。
増えた。
安心した。
しかし時間が経つと、
それが基準になる。
面白いことに、
満足は長続きしない。
ここが重要だ。
私たちが求めているのは、
物そのものではない。
感覚だ。
嬉しい。
安心した。
満たされた。
その感覚だ。
しかし感覚は消える。
慣れる。
薄れる。
だからまた求める。
私は団地を歩きながら考える。
昔は、
もっと手に入れれば幸せになれると思っていた。
しかし今は違う。
手に入れることと、
満足することは別だと感じる。
市場から見ると合理的だ。
満足しない人は動く。
買う。
学ぶ。
挑戦する。
探す。
だから社会は、
常に次を提示する。
もっと良い商品。
もっと良い生活。
もっと良い未来。
もっと良い自分。
すると現在が足りなく見える。
少し不思議だ。
今の生活は、
昔の自分が望んでいたものかもしれない。
それでも満足できない。
なぜなら、
人間は現在ではなく、
次を見始めるからだ。
私は最近、
満足とは手に入れることではなく、
立ち止まることなのではないかと思う。
今あるものを見る。
今いる場所を見る。
今の自分を見る。
そういう時間だ。
しかし、
現代社会は止まることを勧めない。
次へ。
もっと先へ。
もっと成長。
もっと成功。
だから満足しにくい。
だから走り続ける。
だから疲れる。
なぜ何をしても満足できなくなるのか。
それは欲深いからではない。
向上心が強すぎるからでもない。
私たちは今、
満足よりも不足を感じやすい社会で生きている。
問題は、
あなたの心ではない。
問題は、
常に次を見せ続ける構造なのかもしれない。
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▼ 静かな生存インフラ通信
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SNS。
承認。
成功。
労働。
AI。
なぜか全部おかしい。
そんな違和感を感じたことはありませんか。
なぜSNSを見るだけで疲れるのか。
なぜ成功しても満たされないのか。
なぜ真面目な人ほど消耗するのか。
私はその違和感を観測し続けています。
ブログでは書けない観測記録は、
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観測者K
なぜか全部おかしい。
その違和感を静かに観測しています。