真面目な人がいる。
約束を守る。
責任感がある。
周囲に気を使う。
手を抜かない。
努力もする。
本来なら、
そういう人ほど報われてもいいはずだ。
しかし現実は違う。
真面目な人ほど疲れている。
真面目な人ほど苦しんでいる。
真面目な人ほど静かに消耗している。
ここに一つの違和感がある。
私は昔から、
不思議だった。
なぜだろう。
なぜ優しい人ほど苦しむのだろう。
なぜ責任感のある人ほど追い込まれるのだろう。
私は長い間、
この違和感を観察していた。
そして気づいた。
真面目な人は、
社会に適応しようとする。
ここが重要だ。
言われたことをやる。
期待に応える。
迷惑をかけない。
空気を読む。
我慢する。
頑張る。
つまり、
社会のルールを守ろうとする。
しかし現代社会には、
終わりがない。
もっと頑張る。
もっと成果を出す。
もっと気を使う。
もっと学ぶ。
もっと成長する。
要求は止まらない。
だから真面目な人ほど、
全部受け取ってしまう。
私は団地を歩きながら思う。
社会には二種類の人がいる。
無視できる人。
無視できない人。
真面目な人は、
後者だ。
頼まれる。
引き受ける。
期待される。
応えようとする。
すると、
少しずつ神経が削られていく。
面白いことに、
壊れる人は弱い人ではない。
むしろ逆だ。
頑張れる人だ。
耐えられる人だ。
責任感がある人だ。
だから限界まで頑張ってしまう。
そしてある日、
突然動けなくなる。
周囲は驚く。
しかし本人は、
ずっと前から疲れていた。
ただ止まれなかった。
私は最近、
真面目さは美徳であると同時に、
危険な資質でもあると思うようになった。
真面目だから頑張れる。
真面目だから信頼される。
真面目だから成果も出る。
しかし、
真面目だから壊れることもある。
少し皮肉だ。
社会は真面目さを求める。
しかし、
真面目な人を守る仕組みは少ない。
だから疲れる。
だから苦しくなる。
だから消耗する。
私は思う。
真面目な人に必要なのは、
もっと頑張ることではない。
時々、
受信を止めることだ。
期待を全部引き受けないことだ。
社会の要求から距離を取ることだ。
なぜ真面目な人ほど壊れるのか。
それは能力が足りないからではない。
弱いからでもない。
むしろ、
真面目に適応し続けた結果なのかもしれない。
問題は、
あなたの性格ではない。
問題は、
真面目な人ほど負荷を抱えやすい構造なのかもしれない。
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SNS。
承認。
成功。
労働。
AI。
なぜか全部おかしい。
そんな違和感を感じたことはありませんか。
なぜSNSを見るだけで疲れるのか。
なぜ成功しても満たされないのか。
なぜ真面目な人ほど消耗するのか。
私はその違和感を観測し続けています。
ブログでは書けない観測記録は、
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観測者K
なぜか全部おかしい。
その違和感を静かに観測しています。