今日は雨時々止む。今朝は上空に青みがかった暗灰色の雲が広がっていて、真夜中のように暗い朝となった。今朝の気温は21℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、雨は降っていなかったが、未明に雨が降ったらしく、路面はしっとりと濡れていた。空気がムシッとしていて、少し蒸し暑いくらいに感じられた。団地の前庭から虫の音が聞こえる。街灯の白い光が眩しく感じられた。
日野駅から中央線快速電車に乗って都心に向かう。東京駅で山手線に乗り換えると、有楽町駅で下車した。改札を出ると、上空には灰白色の雲が一面に広がっていて、雨が降っている。濡れた風が幾分涼しく感じられた。
職場に着くと、雨脚が強まってきたようだ。窓から外を見渡すと、少し空が明るくなってきているものの、雨が窓に打ち付けるように音を立てて降っている。遠くの風景が霞んで見えた。
日中は雨。昼間の最高気温は22℃で、朝からあまり気温が上がらず、肌寒い陽気となった。湿度が高く、南よりの風が吹いている。お昼を食べに外に出てみると、上空には厚い雲が広がっていて、弱い雨が風に舞うように降っていた。日射しが無く、濡れた風がヒンヤリと感じられる。
夜、仕事を終えて、職場を後にした。今日は写真部の例会があるので、新宿に向かう。外は雨が降っているので、地下道を歩いて東京駅に向かった。駅に到着して改札に入ると中央線ホームに昇る。電車は新宿駅で電車と人との接触があったとかで10分ほど遅れていたが、東京から新宿まで行くのにほとんど影響は無い。大月行きの快速電車に乗ると、新宿で下車した。改札を出て地下道を歩いて例会の会場に向かう。地下道は多くの人が新宿駅方面に歩いてくる。その人の流れに逆らうようにして目的地に向かって歩いて行った。
今日の写真部の例会のテーマは「旅を想像する写真」だった。写真家の先生による課題部門の写真と自由部門の写真の講評を受ける。
5枚出した課題部門の写真で一番良い評価を受けたのは神奈川県葉山町で撮った真名瀬バス停の写真だった。バス停の裏側は相模湾を見渡せるちょっとしたスペースがあるのだが、ここで海を見ている女性の内、1人が髪を両手で持ち上げて離す一瞬が撮られていて、この点が写真に動きを与えているとされた。
もう1枚の写真は鎌倉市の腰越商店街で撮った写真である。江ノ電の脇の車の存在が写真にアクセントを与えているとされた。

なお、真名瀬バス停の写真は例会の参加者が提出した写真の中で「一席」を獲得した。
自由部門の写真は神奈川県鎌倉市の鎌倉高校前駅で撮った写真と、その近くの海岸で撮った写真である。4枚の写真を提出したが、4枚を並べて、このまま組写真にすると良いと言われた。
しかし、例会では1枚の写真を選ぶと言うことで、駅で電車を待つ男女の高校生のカップルの写真が最も高い評価を得た。
この写真は例会の参加者が提出した写真の中で「二席」を獲得した。
写真の講評の後は、「旅先の撮影 光の使い方と構図」というテーマで写真家の先生による小講義があった。
旅先での写真で最も写真が印象的に撮れるのは朝と夕方で、特に「秋から冬の斜光線がオススメ」とのことだった。朝は空気が澄んでいるので光がさらに美しく撮れるとのことで、特に逆光で撮ると写真に立体感が出るとの説明があった。
夕方は旅情が感じられる写真となるとされ、日没から10分くらいまでが狙い目とされた。旅の写真はその時の気持ちを大事にすること、旅の写真をつなげていくことで再現できるとの説明があった。
広角レンズだと綺麗な景色を漫然と撮ることになってしまうため、何を撮りたいのかがぼやけてしまう。そのため、被写体を強調するためには、景色を切り取る中望遠レンズがオススメだが、写真の構図は周囲を入れることを意識して欲しいとアドバイスされた。
最後にまとめとして、「大切なのは旅を楽しむこと」「自分の写真を見返してみること」を述べられて、講義の締めくくりとなった。
講義の後は、近くの居酒屋で写真家の先生を交えた懇談会があり、これに出席した。22時過ぎに散会した後、帰宅の途につく。新宿駅から乗ったのは青梅特快で、途中、国分寺駅で高尾行きの快速電車に乗り換えた。
日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出ると、上空には濃紺の雲が広がっていて、雨がシトシトと降っている。ビジネスカバンの中から折り畳み傘を取り出すと、傘を差して歩き始めた。しっとりと濡れた路面の上には大小の水たまりが出来ていて、雨粒が落ちるたびに円形の水紋が広がっていく。水たまりを避けるようにして家路を急いだ。濡れた風がヒンヤリと涼しく感じられる。街灯の白い光が眩しく見えた。