ヴィルフランシュ・シュル・メールへ | Your Sweet Scent

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村巡りの翌日はホテルをチェックアウト。

ニースからヴィルフランシュ・シュル・メールへ移動。

予約してあるホテルはバス停の近くだから

ニースから路線バスで行こうとしていたけど

日本を出発する間際にサイトで確認したら

この日、この路線は運行してないということが発覚。

ダメじゃん。列車で行かなくちゃ。

せっかくホテルがバス停に近かったのに。

祝日だからだね。

海外で祝日は要注意。

5月1日は祝日になってる。

それもメーデー!

ホテルのエレベーターの中にも

バスが運行していない旨の注意書きが貼ってあった。

その張り紙見て、うん。そうだねー。

ヴィルフランシュを通る路線、運休だもん...

と、深く考えもしなかった...。

 

海外、祝日は予め調べる。

祝日は休みになる所多いし、バスも休日時刻とか

運休になってたりするから。

因みに、5月8日もフランスの祝日。

第2次世界大戦の戦勝記念日。

ヴァンスからの帰りに降りた鉄道駅のバス停は

日本語で言えば 「5月8日広場」。

5月8日、あそこで何かするのかも。

 

ヴィルフランシュは列車で2駅目。

近い。ニースの隣町。

乗る列車の時間決めて

ネットで乗車券を購入しておいた。

それに合わせてホテルを出た。

ニース駅に到着。

時間少しあるので改札前で座ってた。

ピアノがある。

 

 

駅に来た人、通りかかった人、列車を待っている人

代わる代わるピアノを弾いて行く。

うわぁ何、みんな見事!

びっくりだわ。

そう言えば、前日、ニースに戻って

マセナ広場の給水器まで行った時

真っ赤なアップライトピアノを弾いている男の人がいた。

普段着でリュックを横に置いて。

広場にピアノ 運んで来たの!?

と驚いたけど、でも迫力あるピアノに暫し聞き入った。

フランスは路上ピアノとは...

 

さて、列車の時間が近づいて来たのでホームへ。

 

 

列車が来て乗り込む。

2駅。すぐ降りるからとドア付近にいた。

次の駅。リキエ Rique。

着いてドアが開いたら、人がワンサカ乗り込んで来た。

ええ!そんな乗って来るの!?

この駅から!?

ここもニース。

近くにバスターミナルもある。

だからか...。

邪魔になる...と、壁にへばりついた。

私の横には、この駅で降りようとしているのか

中から出て来た女性が立っていた。

で、横にぺったりくっついた。

ん?

何?いや、混んでるからくっついても仕方ないけど

何か不自然じゃない?

それにくっつかれた私の左側、

ちょうどサコッシュがある...。

慌ててサコッシュを押さえて真ん中に持って来た。

リュックは壁にくっついている。それに

私のリュックの外側は防犯用にファスナーがない作り。

リュックよりサコッシュをまずガードした。

 

あの女、スリかも!!!!

 

乗り込んで来た中にいた一人の男性は

リュックの口が開いてて

開いてる!とか言われてたし

実際開いた!

誰かがATTENTION アタンスィヨン!

と、大きな声出してた....。

 

乗り込んで来た中にスリグループが混じっていたかも。

乗って来る時の感じが何だか(わざと)

押し合って乗って来るって感じだったんだ。

ニースの駅はそんな風じゃなかった。

 

ヒヤっとした。

気をつけよう。

 

そして次の駅、ヴィルフランシュ・シュル・メールに到着。

無人駅。向かいに周り階段を降りると

駅の前はすぐ海!

 

 

来たかったんだ。

ヴィルフランシュ・シュル・メール。

 

<つづく>