青い教会 | Your Sweet Scent

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日時計の村から車で少し行ったところに
青い教会/ チャペル・ブルー
という小さな教会があった。
本当、小さい教会。
 
 
ここはいつも開いているわけではなく
何処かのカフェが鍵を管理しているのだとか。
借りてこないと入れないみたい。
 
室内が青い!
 
 
 
両側それぞれに青い壁画。
左側は、キリストの磔刑と復活が。
 
 
右側は、キリストの降誕が描かれている。
 
 
チャペル・ブルーを調べてみた。
これを描いたのは、日時計の村にあった
青い日時計の作者
ポンセ・デ・レオン Ponce de León。(セビージャ出身)
1962年、現代アート画家の彼が青色単色画法で制作。
それからチャペルー・ブルーと呼ばれるようになる。
元々は、7つの悲しみの聖母マリアを崇拝する教会として
(ノートルダム・ド・グルシエ)17世紀に建てられたもの。
修復が繰り返され、1962年このような内装になる。
1992年、フレスコ画修復の際、彼は再びここに訪れ
作業をするアーティスト達にアドバイスをしたそうだ。
 
 
 
最後に珍しい教会が見れて良かった。
コアラーズは現代アートの村だった。
サンポール・ド・ヴァンスとはまた違い
対照的な感じがしたし
それに観光客がぜんぜん少ない。
調べたらバスの本数が極端に少ないから
車でないと行きづらいっていうのもある。
ジャン・コクトーの日時計が見られる!
と思っていたぐらいなのだけど
思いがけず、印象に残る村になった。
 
 
これで一日村巡りは終了。
天気がものすごく良くて、緑が眩しかった。
楽して移動して、行けそうにない村にも行け
時間のない旅人には大助かりだった。
南仏の小さな村を堪能できた一日だった。
 
 
<つづく>