デス・トランス

2005年 89分
【ストーリー】
なんでも願いがかなうと言われている棺おけ争奪をめぐって
謎の戦士達が争いあうSFアクション時代劇
【スタッフ&キャスト】
■監督
下村勇二
■キャスト
坂口拓
須賀貴匡
剣太郎セガール
【評価】    4点/5点中
【鑑賞】    DVD
【感想】


日本人が描くアメコミの映画化らしいですが

アメコミの日本語版がないので原作は観た事ないです。


サイバー時代劇とでもいうよーな世界観の中

森を舞台に

謎の侍みたいな、はたまた忍者みたいな奴らが戦いあう

それだけの映画です。


そう、全編、戦いです


ヴァーサスとゆう邦画がありましたが、あれに似た感じです。


ただ、あちらは2時間近くもあって途中で飽きてきますが

こちらは90分でまとめてあるので観やすいです


それに、こちらの方が、世界観やキャラクター

戦いのスタイリッシュな演出などが結構私好みでした。


どこの世界かもわからず、いつの時代かもわからず

そもそも地球かどーかもわからない舞台でして

その世界についても説明は一切ありません

当然各キャラクターの背景もまったくわかりません。


どことなく「あずみ」や「忍」などの邦画と同じ感覚の侍時代を彷彿させる衣装

なのにバイクやバズーカなどの近代的なものも登場


だるそーに剣を使ったり

時には素手で戦う主人公をはじめ


大阪弁をしゃべる銃の使い手や

最強の強さをほこる謎の女剣士

抜けない刀をもち力はないものの使命を果たそうとする僧侶

棺おけに不気味にまとわりつく少女など

各キャラクターがそれぞれ味があってかっこよいです


戦いも主役の坂口拓さんが本気で殴ったりしてるそーで

意外と迫力あり、またスタイリッシュでめまぐるしく

飛ぶわ、切るわ、撃つわ、殴るわで

観てて飽きません


プロットは棺おけの奪いあいそれだけなんですけどね


ただ、オチが完全ではなくて

続編に続くみたいな感じなので

結末をがちゃんとしてなきゃ嫌な人には不向きかもしれません


クライマックスの

ゾンビみたいな闇の戦士の大群と主人公の戦いで

初めて主役が銃を使うのですが

ここの銃の使い方がかなりよかったです

めちゃくちゃに撃ってるようで

全部命中させていく所がかっこよすぎます


まとめますと

サイバーSF時代劇で

ほとんど戦いの連続

背景説明一切無し

そんな映画です。




ギガンテス

2006年 96分
【ストーリー】
アメリカで極秘に開発されたサソリとゴキブリと人のDNAをもつ生物ギガンテス
しかしギガンテスの輸送中にテロ組織により攻撃される
とある倉庫で冷凍から目覚めたギガンテスは暴走し人間を殺戮
それを阻止するために特殊部隊が送りこまれる
特殊部隊とギガンテスの戦いを描くB級モンスタームービー
【スタッフ&キャスト】
■監督
トミー・ウィズロウ
■キャスト
ジェフ・フェイヒー
【評価】    1点/5点中
【鑑賞】    DVD
【感想】


冒頭のノリは非常によくて

低予算でも鑑賞に耐えうるギリギリのクオリティーで

40分間は楽しく観れました。


主に倉庫だけが舞台で

ギガンテスのえじきになるのはマフィア数名と警察3名だけ、

殺戮シーンでヘナチョコ映画にありがちなスローモーションのよーなエフェクト

80年代のハリーハウゼンを彷彿させるギガンテスの合成映像など

うわー低予算!ってノリはあるんだけど

テンポがいいのもあって、なんとか普通に楽しく観れました。


しかし、40分後

いざ特殊部隊とギガンテスとの戦いに入ってからは

低予算の要素がドンドン吹き出し

観てられなくなってきます


基本的にはずーっとうさぶれた倉庫での

ギガンテスと特殊部隊の戦いの映画なんで

町に出て一般人がパニックになることもないですし


特殊部隊も少人数

いくら機密でもこんなに少人数なのも危機感なさすぎます

将軍も一人で学校の理科実験室みたいな所にいます

前線に将軍が一人でいるなんてありえません


しかも怪物がいるってわかってるのに

兵隊達はのんきに腕相撲でもりあがります

陽気なラップなんかかかったりして馬鹿すぎます


後半は強引に舞台を船の中にうつします。


倉庫ばっかりであきたんでしょう

たいした展開もなさそうだし


でも船の中に舞台が移るくだりもあまりにも強引すぎます

てゆーか、あっさりうつっちゃう所がすごい


でも、結局は同じよーに

一人、また一人殺られていきますが

これに緊張感がともなわず

逆にヘンテコで安っぽい演出だけが目立っていきまして

ありきたりのクライマックスをむかえて終わります


まとめますと

B級モンスター映画とゆうには少々低予算で

だけど自主映画よりはよく出来てるって感じですが

結局は暇つぶしにもならないヘナチョコモンスター映画です。


ちなみにゾンビらしきものが出てきて

え?そんなゾンビ的な展開もするの?って一瞬思わせますが

その後は一切関係なくなります

その意味のわかない伏線加減もB級より下の映画って感じがよく出てます

2003年 91分
【ストーリー】
女子大生のヒロインが友人の実家に
勉強のためにしばらく泊まる事になった
しかし、初日の夜に突然殺人鬼がその家に訪れる
フランス産のスプラッタースリラー
【スタッフ&キャスト】
■監督
アレクサンドル・アジャ
■キャスト
セシル・ドゥ・フランス
【評価】    5点/5点中
【鑑賞】    DVD
【感想】
映画の何を楽しめるかは人によって千差万別です。
純粋に物語のみを楽しむ人もいれば
映像を楽しむ人
全体的な雰囲気を楽しむ人など

私は映像や物語や演技などの映画を形作る要素のいくつかが

ある一定以上の水準がを超えていれば

一つが全然駄目でもおもしろく感じる時があります


とゆーわけで、この映画

物語のみを楽しむ人には絶対不向きです


最初はいーのですが

後半、大概の人は物語として矛盾してると思うでしょう


でもそれ以外は

正直、かなりの高水準のホラーだと思います


特にドキドキ感を盛り上げる演出はレベル高いです

テンポもいいしエグサも結構出てます

殺人鬼の不気味さも猟奇性ももうしぶんなく


私なんて、殺人鬼が突然訪問する序盤から

最後までずっと名前の通りハイテンションで楽しめました


後半の物語のおかしな所も

他の部分で映画に引き込まれてしまい

全然気にならないとゆーか

むしろこっちの展開のほうが

この映画にはあってるよーな気すらしました


まとめすと

殺人鬼系の映画では

色々な面でレベルが高いのでおススメですが

映画の中で脚本が重要な位置をしめて観てしまう人には

後半はあまり楽しめないかもしれません


ちなみにこの映画、ディーン・クーンツ原作のアメリカのテレビ映画

「インテンシティ/緊迫」のあきらかなパクリです。

原作は読んでないんでなんとも言えませんが

映画の方では前半部分は展開がまったく一緒で、オチだけ違います

インテンシティの方はテレビ映画なんでエグイ部分は映像では見せないし

3時間もあって長いですけど。

びっくりするくらい同じ展開なので

監督は絶対原作知ってるはずです

パクリでもおもしろければいーんですけどね