大阪心斎橋のエルンテ整体院の院長の近藤です。
先の記事「症状は悪ではない」の続きです。
このクライアントさんに限らず、ご自分の症状=悪だと考えている方はきっと多いと思います。
悪い状態になったから、良い状態に戻らなければならない。
今まで来院されたクライアントさんのほとんどがそう考えていらっしゃると思います。
そして私自身も「なんとかしてあげなくてはいけない」と考えて、施術を行ってきました。
患者さんの辛かったり苦しいお気持ちはよく伝わります。
しかし、辛いから、苦しいからこそ、ここで視点を反転させる必要があるのです。
症状は悪ではありません。
むしろ、それも生命としての表現の一つであると考えてみるのです。
人間は分類したがる生き物です。
例えばこれはポジティヴ、あれはネガティヴといったように曖昧模糊にしたがらず、区別しようとします。
区別はよいのですが、それに優劣や善悪をつけ排除しようとします。
しかしポジティヴ=善、ネガティヴ=悪と考えている限り、症状は変化しないのです。
特に早く痛みから逃れたいと思う方ほど変化しにくいのです。
先の記事のクライアントさんは、癇癪を起こすことを悪ではないと気づかれました。
癇癪を起こすための理由を知ったからでした。
身体には身体なりの都合や理由があるのです。
そして、無意識に癇癪を起こす自分を悪と見なすのをやめ、認めることができたのでしょう。
そのことが、自分を受け入れる準備となり、先のカウンセリングの翌日の施術では、私の目の前でこのクライアントさんの体性感情解放が起こりました。
何十年も溜まっていた感情というエネルギーがダイナミックに解放されていったのです。
一生懸命自分の全身を使い
まるで幼子のように動きたいように動き続け
叫びたいように叫び
泣きたいように泣いている
そんなクライアントさんの姿を間近で見て、私はただひたすらに感動していました。
私は、クライアントさんがケガをしないように保護したり支えたり、また解放に集中できるように言葉掛けをするだけでした。
症状はエネルギーの流れの滞りの結果でしかありません。
生きたい、生きようとするからこそ症状は起こるのです。
それも正に生き続けようとする生命の表現なのです。
身体との対話なくして、健康や快復は難しい。
解放が終わったクライアントさんの表情は前日にも増して、穏やかに変わっていたのでした。
P.S.
体性感情解放については、後ほど詳しくご案内します。
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