大阪なんば心斎橋にあります、エルンテ整体院の院長の近藤です。
今日も良いお天気です。
日中に屋外で過ごすには、半袖ぐらいがちょうどよい感じですね。
さて、昨日の続きです。
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強押し好きと脳内物質の関係(1)
強く押せば押すほど、肩などの筋肉はドンドン固くなっていく。
すると余計に「もっと押してほしい」というリクエストが強くなる。
なぜだろう?・・・
ちなみに「私の肩は固いよ~あんたの力で大丈夫なん?」という上から目線の言葉を言われることもありました。勝負じゃないんですよ(苦笑)
強い力で押すことは、人間の体にとって負担になります。
特にある部分を集中的に強く押せば押すほど、筋肉中の細い繊維がちぎれ、毛細血管が破裂して内出血を起こすこともあります。
となると「強押し=筋肉の破壊・体にダメージを与える行為」と言えます。
この破壊行為は体にとって有害なので、本当は不快感を伴うはずなのです。
しかしこの破壊行為を受ける際に、体は防衛反応から、有害な刺激が加わると脳内物質を自動的に分泌させて、その不快感を和らげようとします。
いわゆる脳内麻薬が分泌されて、不快感が和らげられて気持ちよくなるのです。
そして、ここからが問題です。
強押しを繰り返し体に受けていくと、
「強押しされる」 → (「筋繊維が破壊される」) → 「脳内物質が分泌される」 → 「気持ちよくなる」
という一連の脳の快感パターンが出来上がり、「強押し」 → 「気持ちいい」というショートカットが出来てしまいます。
まるでパブロフの犬のように、知らない間に脳へ条件付けされてしまい、筋繊維を破壊するような強い刺激を受ければ受けるほど、気持ちよくなるという矛盾した行動パターンに嵌っていくのです。
※この文章はマッサージを否定する目的で書かれておりません。適切なマッサージの手技を施したり、施術を受ける方に対して利用頻度などを指導することで、ご利用者の健康を保つことは可能です。
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