大阪なんば心斎橋のエルンテ整体院の院長の近藤です。
台風一過。
被害に遭われた方のご冥福をお祈りいたします。
さて、夏は屋内と屋外の気温差で体温調整をすることが難しくなります。
暑い場所からクーラーが効いた場所へ移動した直後は涼しくて気持ち良いですよね。
しかし、しばらくするとクーラーも慣れてしまい、時間と共になんとなくだるくなってしまいます。
こういう場合は自律神経系の調節がうまく出来なくなっているのです。
人間の体温調節をつかさどる自律神経は、5℃以上の急激な気温変化に対処できないです。
それが繰り返されると、体温を下げる交感神経と体温を上げる副交感神経のバランスに異常をきたし、自律神経失調症に似た身体反応が出てくるのです。
特に自律神経の働きが不安定な乳幼児や老人、薄着で冷房の強いオフィスにいることが多い女性に多く見られます。
症状としては、体の冷え、むくみ、疲労感、肩こり、頭痛、神経痛、腰痛、腹痛、食欲不振、月経不順などがあります。
対策１）クーラーと外気の温度差を５℃以下にする
よく言われていますが、これって意外と現実的ではないですよね。
OLの方からよく伺うのですが、男性がエアコンの温度を下げ過ぎて寒過ぎるとのこと。
男性と女性では筋肉量が違いますので、発熱量も変わり、体感温度にも差が出てきます。
特に外回りから帰ってきた男性は冷やしすぎたりします。
あと、職場の環境も問題です。デスクの配置とエアコンの送風口の位置関係によって、冷えすぎたりと格差が出ます。
対策２）クーラーの外気が直接当たらないようにしておく。
こちらの対策の方がより現実的です。
薄いカーディガンなど羽織ったりして、直接冷風をあてないことがおすすめです。
対策３）運動で血行を良くする
軽く汗をかく程度でも良いです。エアコンの効いた部屋にいると発汗しにくくなり、体温調整機能が働きにくくなります。
対策４）ゆるめのお湯でじっくりと入浴する
これも軽く汗をかいたり、体内から温める方法です。
意外と体内、特にお腹が冷えて固くなっています。
対策５）体をマッサージ（整体、鍼灸マッサージやエステに行く）
体に刺激を与えることで、自律神経の働きが活性化し、血流・リンパの流れが良くなっていきます。
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