今回はこちらの本の紹介と一部内容からの話です。
心屋仁之助
「今ある『悩み』をズバリ解決します！」
三笠書房
この本はとても面白く読ませて頂きましたのでおすすめです。
この中に
「サーカスの象は、ロープを杭に繋がれているだけなのになぜ逃げないのだろうか？」
というくだりが出てきます。
もしかしたら「自分には杭を抜く力が無い」と思いこんでいるからかもしれないとあります。
本文から少し抜粋します
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子供の象を鎖で杭につなぐと、当然、小さな象は杭を抜こうとします。
でも、力が足りず、抜くことができません。
何度も何度も抜こうと努力するうち、その象は「自分には杭を抜く力がないんだ」と思ったまま大きくなります。
そして、成長して抜く力が充分についてからも、もう杭を抜こうとはしないし、本当に杭を抜けなくなるのです。
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これは私達人間にも当てはまります。
例えば整体施術の現場にて。
当院でもたくさんのクライアントさんが来院されましたが、中には「自分は治らない」と思い込んでいるように見える方もいらっしゃいます。
多分ご本人は気づいていらっしゃらないのですが、言葉の発し方、表情、話す内容などから、そう思いこんでいるように聴こえてくるのです。
当院の整体は、施術者とクライアントさんとの共同作業です。
私がいくら「良くなってきていますよ」と伝えても、クライアントさんが「まだ良くなっていない」と思っていると快復は進みません。
（※検査結果や感じ方が以前より快方へ変化しているにも関わらず、まだ良くない部分に目が行っている場合の話です。）
これは間違った思い込みをしているのです。
思い込みが自分の考え方や行動、能力、健康状態など全てを決めてしまうのです。
変わったことに目を向け、意識を向けると必ず体は変化し、快復していきます。
ご本人がご自身をどう見ているのか、どう信じているのか、扱っているのかで快復の度合いは全く変わってくるのです。
ご自身の中の間違った思い込みに気づいてもらうように、クライアントさんをサポートしていくことも私の役目だと考えています。
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