山岳兵の娘ラヴ・べドフォードは無事に成人!大人になった体でエルネア国を散策していると、突然謎の覆面男(笑)に呼び止められる。彼の正体は一体───???
「山岳家のラヴちゃんだよね?見違えちゃって一瞬わからなかったよ〜」
(むっ…誰よコイツ)
アタシの知り合いにこんなやついないわ。
「あれ?俺のことわかんない?オレだよオレ!マルティン!お互いナトル学舎の時はよく一緒に遊んだじゃない、アハハッ☆」
(チャラっ・・・新手のオレオレ詐欺??顔見ないと誰かわからないわ)
おそらく、ラヴに引き継ぐ前にすでに友人になっていたマルティン氏。マルティンはラヴの1個上で、ラヴに引き継いだ時はもう成人してたので、私もこの時までマルティンの存在を知りませんでした!
(まあいいわ、奏士なら断るわずないわよね)
「ねえ、さっきこの香水もらったんだけどアナタいらない?アタシの好みじゃないのよね」
いらない香水を押し付けるラヴwwそして断るマルティンww
「俺…じゃなくて、私はそういうのもう卒業したんだよねー。今まで遊んできた分神道の道に入って、今は修行させてもらってるからさ」
(ふーん…よくわかんないけどちゃんとしてるところはちゃんとしてるんだ)
ぐうぅぅぅぅ〜。
「っ」
「ち、違うのこれはっ……///」
急に大人になったから朝に食べたご飯だけじゃ足りないわ…お腹空いたぁー!!
「ラヴちゃん、良かったら今からご飯行かない?おれ、私もまだ昼食食べてないんだ」←只今言葉矯正中のマルティン(笑)
「うん…別に行ってもいいけど」
「やった♪ラヴちゃんとご飯行けるなんてうれしいなぁ♡」
(いちいちチャラいっ、鼻につくわっ。///)←口では文句言いつつも照れるラヴ(笑)
「さっさと行くわよ!///」
「♪」
「山岳兵の制服ってかわいいよなー♪ボソッ(太ももの絶対領域がたまらんなー)」
「なんか言った?」
「なんでもないよ、ラヴちゃん♡」
「もぐもぐ……」
「ラヴちゃん、おいしい?」
「おいしい!!なんだか、子供の頃に食べてた味と違うわ」
「アハハッわかるわかる!おれ、私も成人した時そうだった。あ、もしかして成人して初めての酒場デビュー?」
「もぐもぐ」コクコク
「ほんと?ラヴちゃんの初めてもらっちゃったー♡」
「ゴホッゴホッ!///(初めてってなに言い出すのコイツ!!)」
ニコニコ(照れてるラヴちゃんもかわいいなー♡)
(何…この沈黙。顔見えないから表情が全然わからないわ)
「こど…ガキの頃はさ、こんな落ち着いてゆっくり飯食うことなんてなかったよなー」←言葉矯正諦めた(笑)
「コラコラ。国民の見本ともなる奏士様が『ガキ』とか『飯食う』なんて汚い言葉使いしていいのかしらね〜?聞き捨てならないわ〜?」
「見逃してよ〜ウィアラさん。ほら、俺はまだ修行中の身だし?☆」
「まったく。調子のいい奏士さんだこと」
「アハハ!」
(マルティンって誰にでもこんななのね)←フレンドリーという意味です(笑)
それにしても帽子の中身が気になる…絶対に暴いてやるわ!!!
誰に似たのか好奇心旺盛なラヴ(笑)
「アハハ、ありがとう大丈夫。知ってた?ここね、メッシュ生地になってるんだよ。ほら」
「へ〜(っいけない!素直に感心しちゃった!)」
「ハハ、神官様に怒られるからダメー(ドヤ顔ラヴちゃんかわいいなぁ♡)」
「ふ〜。今日は暖かいなー、汗かいちゃったよ」
「(チャンス!)暑いなら帽子脱ぎなさいよ!」
「あ、ちょ、ラヴちゃん、あんまりグラグラしないで(段々言い方が直接的になってきたな…)」
「フン!」
(あ、拗ねた♪)
こうなったら、最後の手を使うしかないわね…これだけはしたくなかったけど。
──────夜2刻。
「ただいまーっと。今日もすっかり遅くなっちゃったな…」
「いざ覚悟!!」
「その声は、ラヴちゃん!??」
「観念しなさい!部屋の中なら顔を見せても大丈夫でしょ!えいえい!」
「いてて、乱暴にしないでラヴちゃん…」
(や、やだ…ちょっとかっこいいかもっ……///)
「ん、どした?急に黙っちゃって」
「っひ、髭生えてる!奏士のくせに髪も長いし!マルティンの不良奏士!///」
「……奏士だって男だよ。髭だって生やすし髪も伸ばす。それよりラヴちゃん、わかってる?」
「な、なによ…きゃっ」
マルティンにじりじりと近寄ってきて壁に追い詰められる!
「ラヴちゃん。こんな夜遅くに男の部屋にのこのこやってくるなんて、どういう意味かわかってる?」
壁に手をつかれ、マルティンの顔がすぐ目の前にある。
「なっ、なに怒ってるのよ…?(いつもヘラヘラ笑ってるくせにっ…ていうか顔近い!///)」
「会いに来てくれるのはうれしいけど、こういうことは俺以外に二度としないで。わかった?」
「あ、朝だったらいいわけ…??」
「うん。約束して」
「ん…わかったわ」
「さ、家まで送るから先に外に出てて。まったく、こんな夜遅く出歩いてたらお母さんが心配してるよ?」
「ふ、ふんっ…マルティンのバカっ(変なマルティンっ…あいつのあんな顔、初めて見たわ……)」
「あっコラ…(ふー…危ない危ない。本当に不良奏士になるところだった…神官様ごめんなさい)」
次の日の朝。またもやマルティンの家に忍び込むラヴちゃん。
じーーーーーっ。
だってこの部屋にいる時しかマルティンの顔見れないんだもん!
「ラヴちゃん、俺の顔好き?そんなにじっと見つめられたら照れちゃうな」
「なっ!起きてたの!?///」
「俺はラヴの顔好きだよ♡」
(なんなのコイツっ…!!///しかもラヴって呼び捨てにしたっ!!///)
「い、言われた通り朝に来たわ!朝なら問題ないでしょ?」
「うん♪えらいえらい♡」
「っ///」
「っ水源の滝!今の時間は水源の滝で主が釣れるって釣り名人が言ってた!」
「オーケー。水源の滝からラヴちゃん家の方が近いのにわざわざ迎え来てくれてありがとうね」
(っ頭ポンポンされたっ…!!///)
「よし、準備するからちょっと待ってて」
「う、うん///」
「う、うん///」
(ラヴちゃん、顔赤い…?)
変なの…。マルティンといるとずっと胸がドキドキする…こんな気持ち、初めて…。
この気持ちって──────
「今日こそ大物釣ってやるんだから!!」←切り替えの早いラヴ(笑)
「アハハ、威勢いいなぁ♪(一歩進んだ関係になるのは、もう少し先かな?)」
☆☆☆
壁ドン・・・ついにエルネア界でも壁ドンしちゃった!!(笑)
さて、今回のヒーローのマルティンは初の流し目セクシー男子!そして性格も今までにない明るいチャラ男(笑)
一人称は優しさMAXの私呼び。おちゃらけた中にも優しさがある男です。これを書く前の構想中の段階から早くもお気に入りキャラになったマルティン(笑)ラヴを幸せにしてあげて!!←気が早い(笑)













