とみぞうが散髪に行くというので、観音寺に行くことになりました。
観音寺で食べるうどんは、大体行く先が決まっているので(かじまが多い)
本を片手に行くことはないのですが、今回はブログを見て気になっているSIRAKAWA の新作で
あの本広監督も絶賛したという「葱油醤油うどん」をぜひ食したいと思ったのですが
お店の前の張り紙を見て納得。
今日は四国学院大学である平成こんとん食堂 の開催日で、お休みでした。
麺通団団長日記で知っていたのに、すっかり忘れていました。
(その場では、とみぞうに罵られるのが見え見えなので、知らなかったふりをしていました。)
いざというときのために、「さぬきうどん 全店制覇攻略本」を車に積んでいたので、それを見ながら
「大喜多」に向かったのでした。
しかし、12時半にお店に着いたので、座敷はいっぱいでちょっと待たされる羽目に。
接客担当の女性はちょっとパニクリ気味でした。
1組の客に飛ばされてちょっとむっとしているとみぞうを私がなだめながら
待つこと5分くらいで、1つ空いたので
「片付けますから、先、座っといてください。」と席をとるよう指示されました。
とみぞうはきつねうどんの大、私はもえぞうのリクエストによりざるうどんの大を頼んだのですが
店内で待っている間のリサーチの結果、圧倒的にかけ系を食べている人が多かったのでそっちが食べたかったです。今日は雨も降って少し冷えてるしね。特に、きつねとてんぷらうどんが人気の様子。
お寿司、おにぎりは自分でショーケースからとって、うどんは店員さんが注文を聞きにきてくれます。
もえぞうは、きなこをまぶしたおにぎりが気になっていたようで、おにぎりもとってきます。
きつね寿司も取ってきました。
テーブルの上には、↑かぶらの漬物などあり、おにぎりを食べながらつまんだりしました。
といっても私以外は漬物はほとんど食べないので私だけ。
きつねうどんは小さくきったお揚げが4枚乗っていました。味付けは甘めなのですが、お揚げの食感が細かい感じで、ちょっと不思議でした。
ざるは、薄口しょうゆいりこベースの透明度のある出汁で、実は私はちょっと苦手。
濃い口の昆布が利いたからめの出汁が好きなのでもえぞうも苦手そうでした。うどんの上のの刻み海苔たっぷりが子どもにはうれしいです。
しかし、麺は細麺なのにしっかりとした固めの腰があり、ねじれもあり、モチかた麺でした。
またここは小がなく、中、大、特大で注文するようになっていますが、麺が多いわけでなく
中が普通の小のようです。
大も、ざるで見たところボリュームもあるようなのですが
お腹に収まってしまうと、足りない感があるのが固めの麺なのに不思議な感じでした。
あと、行ったときは接客を若い女性一人が切り盛りしていて
お客さんが入ってくるたびに「いらっしゃーい。」とどんなに忙しくても軽やかな声を出していたのに
好感が持てました。
どんぶりを下げて、テーブルを拭く
できたうどんを運ぶ
うどんの注文をとる
いなりや赤飯を皿に盛り付ける
レジをする
水のコップの補充をする
これらすべてをほとんど1人でやっているのに
声も出しているんですよ。
座席も結構あります。
私も、うどん屋さんやいろんなところでアルバイト経験もあります。
看護師という仕事も一種のサービス業だしね。
絶えず動いていて、注文も間違えず嫌な顔もせず、気遣いもみせてくれる。
ちょっとファンになってしまいました。
レジは自己申告で支払い後
もえぞうに不二家のポップキャンディまでいただいたのですが
私を呼んで、あやぞうにはあげないほうがよいか、もえぞうにあげていいか確認までしてくれたのです。
すてきでしょ。たぶん子どもさんがいらっしゃるのだと思いました。
また、店を出て歩いて駐車場にかえる途中で
うどんを撮影して携帯を忘れてとりに帰ろうとしたら
途中まで持ってきてくれてました。
とっても素敵な女性で見習いたいと思いました。
駐車場は2箇所あるので、路上駐車もしている人はいますが
しないほうがよいです。店内に注意書きの張り紙もありました。
今度いった時は、てんぷらうどんを食べたいと思っています。