(山田)

公立学校の諸申請オンライン化について伺います。

新年度におけるアナログな提出書類に関する保護者の負担はご存じの通りですが、その改善を求め、過去にも、令和4年第3回定例会、令和5年予算審査特別委員会において質問をさせていただきました。

過去の答弁によりますと、令和5年度の新学期より、ロゴフォームを活用して複数の同意書を統合し、児童生徒の氏名等を繰り返し入力する必要がないよう改善を図り、その他、学校独自の書類に関しても積極的なオンライン化に努めるよう取組を促していくとの事で、この間、着実に進めてくださっていること、感謝申し上げます。

 

 

 

「児童個人票」や「学校給食申込書」、「日本スポーツ振興センター災害共済給付制度加入同意書」については「オンライン手続きかわさき」を活用し、令和5年度中にオンライン化を進め、令和6年度の入学者から導入する予定でしたが、進捗を伺います。

 

(教育次長)

市立学校におけるオンライン化についての御質問でございますが、「児童個人票」、「学校給食申込書」及び「日本スポーツ振興センター災害共済給付制度加入同意書」につきましては、今年度、一部の小学校、中学校、特別支援学校及びPTAの協力を得て試行を行うとともに、各学種の校長会と調整を行い、令和6年度の入学者から「LoGoフォーム」や「オンライン手続きかわさき」を活用し、オンラインによる手続きの導入を目指しているところでございます。

今後、保護者への丁寧な周知や学校への操作説明などを確実に行いながら、円滑な導入を進めてまいります。

 

(山田)

大事なことは、「毎年の同じ様な項目を記載する手間を省く事」ですので、前年度の修正箇所の反映だけで良くなるように、いよいよ令和6年度の新学期も近づいてまいりました、円滑な導入に向けて引き続きの取組を、お願いします。

日々の提出物に関して、オンライン化が進み負担が軽減された、と保護者から声が届く一方、依然として紙での提出が多く、オンライン化が進んだ印象がない…という声もあり、各学校によるオンライン化対応には差異があるように感じます。

対策が必要と考えますが、見解と対応を伺います。

 

(教育次長)

市立学校におけるオンライン化についての御質問でございますが、教育委員会事務局では、これまでも、総務企画局と意見交換や情報交換を行うなど、連携を図りながら取組を進めてまいりました。オンライン化に当たりましては、この間、各学校における進捗状況等を把握する中、学校間でオンライン化の実績に差異があることを認識しており、利用実績が多いなど取組が進んでいる学校へヒアリングを行い、好事例の収集に努めてきたところでございます。

今後は、利用実績が少ない学校を訪問し、ヒアリングをした上で、好事例の横展開や活用方法の説明等を行い、各学校におけるオンライン化の底上げを図り、より積極的な活用ができるよう取り組んでまいります。

 

(山田)

まさにオンライン化の底上げ、非常に重要です。

全校において保護者のみならず先生の負担軽減にもつながるよう、引き続きの取組をお願いします。