(山田)
次に、わんわんパトロールについて伺います。
中原区で先行的に取組をしているわんわんパトロールですが、犬の散歩をかねて防犯パトロールを行ういわゆる「ながら見守り活動」により地域の防犯力の向上につながるのみならず、市民間のコミュニティ醸成や市政参加意識の向上にも資すると考えます。
様々自治体でもその取組が広がってきました。先日、川崎区にお住いの方からも、是非、わんわんパトロールをやらせて欲しい、とご要望をいただきまして、私としても、川崎区においても進めていただきたいと思っております。そこで、川崎区におけるわんわんパトロールの取組の現状を伺います。また、区として取組むにあたって考えられる懸念事項についても伺います。
(川崎区長)
わんわんパトロールについての御質問でございますが、川崎区では、防犯・防火・交通安全などの推進を図り、暮らしやすい地域づくりを目的として、川崎区連合町内会や防犯協会、PTA協議会、川崎警察署などで構成する「川崎区安全・安心まちづくり推進協議会」を設置しております。
主な活動としましては、小学生の下校時刻に合わせて行う子どもの見守りや、青色回転灯車両による地域パトロール、防犯グッズの貸与などの地域見守り活動を実施しているところでございます。
わんわんパトロールにつきましては、一部の町内会で自主的に実施されているところでございます。
また、一般的な懸案事項としましては、散歩時のマナーや事件・事故等に遭遇した際の安全確保などの課題があると考えております。
(山田)
ありがとうございます。
パトロールについてですが、防犯の見守りのみならず、ペットのお散歩マナーの啓発や子どもの見守りそして街中の危険個所や汚れの発見など、是非様々なお力をいただき、飼い主とわんちゃんが、より良い街づくりをご一緒いただける川崎区のパートナーになっていただける取組になるとしたら大変素晴らしいと考えます。
川崎区での取組の可能性について見解を伺います。
(川崎区長)
今後の取組についての御質問でございますが、わんわんパトロールにつきましては、地域全体の見守りの目を増やしていくことにつながるものと考えておりますので、多くの方々に興味関心を持ってもらえるよう、「川崎区安全・安心まちづくり推進協議会」において検討してまいります。
(山田)
ありがとうございます、是非、検討を進めていただければと思います。
貸与品についてご検討いただきたいのは、(ディスプレイご覧ください)
このようにリードに「わんわんパトロール」とつけるものを使用している自治体がございまして、パトロールにご参加くださる方のモチベーションを高めることは持続性の観点からも重要ですので、可愛らしく、そして外部の人が一見してわんわんパトロール中と分かるように工夫をしていただけますと幸いです。