(山田)

長期休業中のわくわくプラザの昼食について伺います。

夏休みや冬休みといった長期休業中にわくわくプラザに通う際、昼食は保護者がお弁当を用意します。

仕事をしながら毎日の昼食準備の負担の声もあります。

そんな中、令和元年度に宮前区のわくわくプラザにて、保護者が有志となり宅配弁当の利用を試行的に実施したとのことでその動きの所感について伺います。

 

(こども未来局長)

わくわくプラザの昼食についての御質問でございますが、令和元年度の小学校の冬期休業中の昼食におきまして、宮前区のわくわくプラザ1か所で保護者の御要望に基づき、保護者と指定管理者が協議し、保護者が主体的に活動することで宅配弁当の利用を試行的に実施したところでございます。

実施方法といたしましては、保護者と業者との間で直接申込み・支払いを行うものでございまして、実施後に保護者が行ったアンケートでは、「お弁当があって助かった」「栄養バランスがとれていた」などのほか、個人の嗜好や食事の量、注文の仕方などについての御意見が寄せられたと伺っております。

いずれにいたしましても、子どもの成長にとって大変重要な「食」の検討に当たりましては、慎重な対応が必要であると考えております。

 

(山田)

他自治体では、同じ様に保護者が主体となって宅配弁当を利用している所や民間宅配弁当会社と「学童クラブ在籍児童への配達弁当等提供に関する協定」を締結し配達弁当の提供をしている所、ネットサービスの利用をしている所、とその動きは徐々に広がりを見せています。

コロナの拡大もあり、本市では試行実施以降の検討を進める事は難しかったと推察しますが、他のわくわくプラザにおける昼食の宅配弁当利用等に関する要望はあるのか、また、実施において考えられる課題について伺います。

 

(こども未来局長)

わくわくプラザの昼食についての御質問でございますが、長期休業中の昼食に関する御要望につきましては、昨年度行った保護者アンケートでは、お弁当に関する直接的な質問は設けておりませんでしたが、885件の回答のうち、自由記載欄にお弁当の提供を求める内容の御意見を記載した方が11人いらっしゃいました。

実施にあたりましては、食中毒や感染症、アレルギー症状などの衛生面・健康面の課題や、全体で実施した場合の注文や支払い、宅配業者の選定などの運営上の課題等があるものと考えております。

 

(山田)

ありがとうございます。

ご答弁いただきました課題に加え試行実施時に寄せられた意見をぜひ検証いただきまして、わくわくプラザ利用充実のためにも検討を進めていただければと思います。