最近は頻繁に書けている東小金井ピアノ教室のブログです。笑

 

 

ピアノを習うということについて、今の考えを備忘録として。(す〜ごく長くなっちゃいました・・・)

 

 

私の中でここ1〜2年は「ピアノを習うということの本質的な意味」について捉え方が変わってきた感じがあり。

 


「ピアノ🟰お家で一生懸命練習すべきもの、発表の場に出てなんぼ」


と捉えられがちですが、

近年受験勉強をしながらもレッスンに来てくれる子たちをたくさんみているうちに、

 

「教えてもらったことがお家で再現できて弾けて嬉しいとか、気に入ったものが弾けて楽しい気分になれるとか、生活の中の些細な楽しみになる、っていうのが本来大切で、私はそれをあまり苦しむことなく本人が得ることができるように、生徒それぞれの特徴を見てうまくサポートをしよう」と思うようになりました。

 



もちろん発表の場に出て何か自信をつけるのも良いですし、学校で伴奏してくれたらもちろんとっても嬉しいし、晴れ舞台を本人とご家族が楽しんでくださったら更に更に良いですけどねおねがい

 


「生活の些細な楽しみ」って、些細なようで大きなことですよね。

 


プリン帰ったら美味しいプリンが待ってるとか、

あしあと新しい靴を買ったとか、

音符お気に入りの曲を見つけてそれを息抜きに聴きたいとか。

些細な楽しみが待っているだけで口角上がりますよねお願い嫌なことがあっても頑張れちゃいますよね。

 


忙しくなってピアノに割く時間が減ったとしても、ピアノが些細な楽しみとして存在してくれるってすごく重要じゃないか・・・!と、最近思います。

 

 

 

でもそれも、ただただ教えてりゃいいかっていうと当たり前ですが違うんですよね。

 


レッスンで新しい部分を習うときにいかに苦しくないか。ピアノが苦しいっていう印象を持たせないためにどんな工夫をするか。でもその工夫が本当に生徒の成長のためになっていることなのかどうかよく考える必要もあるし。

 



例として私は、学び途中の子たちには安易にお手本を弾きません。

耳で覚えてしまうのは早いですが、読譜力が上がらないからです。自分で読む力がつきません。

 


もう読譜はバッチリだよね、っていう生徒とか、曲想をつけよう!という時や、

曲の完成形を聴いた方がモチベーション上がるよねっていう場面を見極めてお手本したりします爆笑

 



それからまだ低年齢で目の発達が成長途中の生徒や、楽譜の細かいことを見るのが苦手な生徒。

 

↓フリクションで色をつけたり、付箋を活用して、読譜しやすいように工夫します。




とにかく情報の可視化。


子供達がお家で「あーめんどくさい」と思わないように。


レッスンで苦しい時間が短くて済むように。


全ては可視化可視化可視化!!笑


めっちゃ書いてますが笑、フリクションなのでいらなくなった事から順に消していますうさぎのぬいぐるみ

小金井市東町で1番フリクションと付箋消費してる自信あります。笑

 


 

 

 

「自分でもわかる!」ということが自宅練習へとつながります。

 

でもたくさんの練習は求めていないです。1週間に6回だけとか、毎日3〜5回だけとか。それでも生徒がきちんと成長しているので!

 

たくさん求めなくなったら、最近は「練習してこないな〜」っていう悩みが全然ないですね。

 


「まぁしてこなくてもいいや、それでもレッスンに来れば前には進めるし」と思えるようになったからというのもあるかも。

 


「1週間で6回!」とか、「1日3回!」とか、他のお教室だとかなり有り得ないと思うんですけど笑、でも少なくすると生徒がちゃんと弾いてきてくれるんですよね。


レッスンで予習してから宿題にするからというのも重要だと思いますが。

 


ピアノに対するハードルを上げすぎない、この宿題自分にもできるじゃん!という気持ちを持たせること、とにかくそれが大事かなと。

 

 

 


それから動画でのフォロー。

私の教室に通って下さっている方はご存知ですが、動画で追加のレッスンをしているわけではありません。

 

レッスンでどんなことをしたかを動画で送るというフォロ−です。

 


ハイビスカスこの宿題は間違えやすいので本人が確認できるように送りますね、とか

 

ひまわりお家に帰ったら忘れるかもしれないので思い出せるように送りますね、とか

 

チューリップ本人がどんなミスをしやすいのかわかっていると良いと思うのでわざとミス込みで送りますね、とか。

 

お家で練習する時に「不安にさせない」っていうの大事なんじゃないかなと思っています。

 

見なくても良いんですが、お守り程度に動画あったらいいよね、って勝手に思って送っておりますふとん1

 



私の教室はご両親がピアノ未経験だったり苦手でした、というご家庭の方が多いのですが、

「本人が自宅でビデオを見ることができる」

と、自分で思い出せて安心かな、とも思います。


基本はレッスンで予習するのでわからない状態で帰宅させないようにしていますが、それでも忘れたりはすると思うので・・・!

 

 

 

あとは、お仕事や下のお子様の都合でレッスンを見られないご家庭や、

本人が「レッスンを見に来ないで!」というパターンの場合も、時々動画をお送りしてます(大きくなったらあまり送っていないですが!)

 


乙女のトキメキこんな新しいことができるようになりました

まじかるクラウン前回よりここがよくなりました

ゆめみる宝石最近はこんなこと勉強しています

というのを動画でご家族に知っていただく機会はとっても大切なのかな、と照れ

 


送るのを後回しにすると忘れそうなので、動画にタイトルだけ入れてポーン!!とその場で送ってメッセージもない日もありますが爆笑すみません。笑

 

 

レッスンしたらはいおしまい、

そうじゃなくてその先のサポートも自分が無理しない範囲でしてあげるのってすごく大事だなと思っています。


受験生で宿題なしで習っている子や、中学生で練習しないけど教室に来てくれている子も同じです。憧れの曲こんな完成形だよ〜ってトイプードル

 


あ〜でも、これ以上のサポートは(動画送るとか)この子の性格には「圧」として捉えてしまうかも!?と思う時はほどほどにします。この匙加減とか伝え方すごく大事ですね。ハート

 

 

話が逸れに逸れて長くなりましたが備忘録ということでまとまりなく突然終わります。笑


お読みいただきありがとうございます大あくび