うれしはずかし18歳 | 米国のにほんじん。

米国のにほんじん。

2004年に渡米。
米国の冷蔵庫の通称を持つひえひえのミネソタ州にひんやりと在住。
2 marriage, 3 kids, one full time job and 1 divorce laterの日々のことを、
つれづれなるままに日暮らしてきにメモ。

土曜日は義弟ジョニーの18歳の誕生日だった。

18歳というと米国では一応『正式な大人』として扱われる年齢である。


①選挙権を与えられる

②少年刑務所じゃない刑務所に入れられる

③喫煙できる

④軍隊に入れる

⑤たまねぎ食べれる?(クレヨンしんちゃん)


失礼しました。

米国では18歳を過ぎるともう大人、という暗黙の了解があり、

学費(大学)も行きたきゃいけば?でももう18歳なんだから

お金は自分でなんとかしてね~、と親も冷たい。

子育ては18歳まで、というのが定説のようだ。


しかしこの義弟ジョニーは、義ママの一番下の

子供、ということもあるのか、非常に精神年齢が低い。

18歳っていうと、下手すりゃ家庭内暴力とか、

『うっせえんだよ!』とか、嫌なイメージがつきまとうが、

この義弟ジョニーは靴底にローラーがついたスニーカーを

得意満面で乗り回し、

体育の授業で習ったバク天をお披露目して壁にしたたかに頭を

打ち付けるような、

おそらく脳内は小学5年生レベルであろう。

あの調子では学校で鼻の穴に鉛筆をつっこんで鼻血を出している可能性も

否めない。


さて。18歳というともう一つ。

米国では

⑦カジノ(ギャンブル)ができるようになる

という特権もついてくる。

したがって今年の彼の誕生日は親戚一同集まって

車で2時間かかるカジノリゾートに2泊して

夜通し賭博にふけるという催しをした。


私の仕事があったので

私と夫バニーは日曜日の夜だけの参加。

義弟のジョニーはみんなにもらった現金約6万円を手ににぎりしめ、

もう芸のためなら女も泣かす、

飲む、打つ、勢いだ。

実際には5000円ほど儲かっているらしい。

よかったね。ジョニー。

私は暇つぶしに座ったスロット台で、

始まったのかもわからないうちに負けていた。


一気に我が家の命運を背負ったヘタレ外人夫バニー。

20ドル札をかけブラックジャックに挑むもこれも

ものの5秒ですべてすってしまう。

さすがヘタレの名に恥じない男である。


このままだとすっからかんになってしまうため

早々とカジノから退散。


嬉しそうだったジョニーの笑顔にほろりとしながら

帰り道、自分の18歳の誕生日を思い出してみると、

その日は

高校の部活(演劇部★)の普段は稽古場の片隅で

ハーモニカを吹いているような男子から

放課後部室に呼び出されて

『I沢さんはヒットラーのようだ!』と糾弾された後に

金沢土産の『KANAZAWA』と書かれたマグカップを

もらい、中途半端な告白みたいなことをされ

あほらしくなってさっさと家に帰ったのみだった。

そういえば当時猛烈片思いしていた

男の子に廊下で『今日私誕生日なんだ。

おめでとうって言って!』とおめでとうの強要もしたっけなあ。


18歳はイタイ。

青春はイタイ。

このままでイタイ。