こんにちは、貴方の会社の運気を上げ、社長を幸せにする力を持つ「幸運の女神」の税理士 冨永英里です。
確定申告の締め切りまで1週間を切りましたね。
まあ、こんなことを言うと
気持ばっかり焦ってしまいますが
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
さて今日はちょっとマニアックな記事を。。
どんな人が対象かといえば、
1 特定口座源泉徴収ありを選択している方で
2 株式の譲渡損があり、
3 配当所得がある方
です。
例えばこんな報告書が証券会社から来た方ですね
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
(東京税理士会のレジュメの参考資料より)
この場合、
株式の譲渡損と
配当所得が損益通算され
配当所得にかかる源泉所得税が
株式譲渡損で相殺された分だけ
還付になっています。
なんか数字がたくさんあって難しいですね。。。
![べーっだ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)
こんなときやってしまいがちなのが、
源泉所得税額の一番下の欄の数字を
確定申告書に移記してしまうこと。
数字を足したり引いたりしていくと
数字の一番下が
最終的な数字であり、かつ重要な数字だという思い込みがあります。
でも。。。
よーくみると
一番下の欄は、
還付した税額が書いてあります
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
確定申告書は税金を計算する書類
すでに前払いした税金があった場合は
計算した税金から控除するわけですから
経過途中でいくらあなたに税金を還付したかは
申告書を作成するうえではあまり重要ではないわけです。
だから申告書に記載するのは
一番下に書いてある72,481円ではなく
ひとつ上の
納付税額を記載します。
この報告書でいえば
34,871円ですね。
ここは「納付税額」と書いてあるので当然といえば当然なのですが。。。
取引報告書を使って確定申告をするという観点からいえば、
この「納付税額」を確定申告書に記載するんだよと
目立つようにするといいかなと思いました。
例えば、
「最終的な源泉所得税額」とか
「確定申告書に記載する源泉所得税額」
とか・・・・
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
あるいは、
記載の順番を変えて
一番下に書くとか
フォントのポイントを大きくする
あるいは太字にするとか
そうすれば
間違いにくくなるかと思うんですが・・・
税理士会の研修で
講師の先生が
意外とよく間違って記載してしまうので気を付けてくださいと
おっしゃっていました。
わたしもちょうど該当ケースの申告があり、
「なんだかわかりにく書類だなあ」
と思っていたところです。
「俺のやることに間違いはない!」
と思っていらっしゃる方は別でしょうが(笑)
もしも該当する申告をしていらっしゃる方がいましたら
今一度申告書への移記が間違っていないか
ご確認するといいですよ~
☆わたしのミッション☆
出会った人と「愛と絆」を作り、
みんなが「幸せ」「裕福」「笑顔」になり
その輪を広げること
「愛と絆の微笑女税理士 冨永英里」