愛と絆を会社経営に活かす税理士の冨永英里です。
今日はキャッシュフロー計算書のお話しをしたいと思います。
「キャッシュフロー計算書」
は、いうまでもなく、お金の出入りをしめす書類なのですが、
そのお金の出入りを3つの種類に区分して作られています。
その3つというのが、
「営業キャッシュフロー」
「投資キャッシュフロー」
「財務キャッシュフロー」
です。
営業キャッシュフローというのは、文字通り本業のお金の出入りのことです。
会社が存続するためには、当然のことながら
本業でもうけていればなりません。
したがって
あるべき営業キャッシュフローはプラスですね!
では
投資キャッシュフローがマイナスの場合は、
会社はヤバイ状況なんでしょうか?
ところがちがうんです。
会社が成長しようとしているときには
投資キャッシュフローはマイナスのほうがいいんです。
なぜならば、
投資キャッシュフローは
固定資産や株、債券などの取得や売却をした時の現金の流れを表すもの。
もっと収益力を増すために設備投資をしてお金を使った場合はマイナス表記となります。
逆に投資キャッシュフローがプラスになるときとは
会社がもっている設備や、株、債券などを売って
それが設備投資をした金額よりも上回っているときです。
いわれてみると納得しますよね?
これって、
会社経営だけじゃなくて人生にも言えるのではないかと思いました。
人生における投資キャッシュフローは、
マイナスであるべし!
です。
もちろん、やみくもに何でもかんでも投資し続けてはいけませんが、
面倒くさい、もったいないと思って
投資をとめてしまうと
人間の成長もとまってしまいます!
キャッシュフロー計算書から教わった人生の教訓でした。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
冨永英里
