愛と絆を会社経営に活かす税理士の冨永英里です。
昨夜、
公認会計士の石野先生が主催する勉強会に
参加させていただきました。
講師は、
タイで
「TAPACO PUBLIC CO., LTD.(上場されています)」
を経営されている
二宮耐志氏によるお話しでした。
(日本では「パートナー産業(株)」という会社も経営されています。)
テーマは、
「企業家精神と経営理念」
二宮氏は
非常にユーモラスな方で
5分ほどですぐに参加者のハートを
ゲットしてしまいました。
さすがいろんな試練を乗り越えてきた方の
人間力
はすごいと実感しました。
彼のお話は
わたしが税理士として17年間、向き合ってきた多くの社長さんたちから得た教訓と
一致する事柄が多く、
どんどん私の腑に落ちていきました。
その中でもとくに印象に残ったものがあります。
それは・・・
会社経営は最大の奉仕活動である
とおっしゃった点です。
要するに、
会社経営は赤字ではいけないのです。
赤字で税金を払わなくてよかったということは
=奉仕活動をけちっていることになります。
事実、赤字会社では
経営者もあまりいい表情をしていないことが多いんです。

一方、黒字会社では
社員も経営者も笑顔につつまれています。

会社経営がうまくいくということは、
税金もちゃんと支払うことになりますから、
すべてが社会貢献、奉仕活動になるわけです。
お金も、
勤労も、
そして納税も
すべてわたしたちのエネルギーの素なんですから
出し惜しみをしてはいけないのです。
会社経営は、
資金を集め→
商品や機械などを購入→
それに付加価値をつけてお客様に喜んでもらおうと努力する→
そしてその付加価値にお客様はお金を喜んで支払う→
再び次の商品などを購入・・・・
という循環を行います。
この循環が
スムーズにいけば
会社経営は黒字になるはずです。
では
商品(サービスの提供も無形の商品ですね)の付加価値
とは何でしょう?
付加価値とは
お客さまの「感動」「共感」
であるとわたしは思います。
じゃあ、
お客様が
「感動」「共感」してくれるためには
何をすればいいのか?
それは結局のところ
「自分磨き」、
「人間力」を
高めるしかありません。
もしも今、
思うように売上が上がらない!
と思っている状況があるとすれば、
それは
また収穫の時期に来ていないか?
「自分磨き」が不十分である
というサインなのではないのでしょうか?
不景気や
他人のせいでは
決してないと思うのです。
(収穫の時期に来ていない場合は、不平を言わずに
黙々と努力し続け、実りの時期を絶対に信じて疑わないことです!)

あ、もちろん、
これは他人へのお説教ではなくって
いつも自分自身に言い聞かせていることでもあります。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
冨永英里