父が命をかけてわたしに教えてくれた最期の授業 | 歌う税金教室  税理士冨永英里のオフィシャルブログ

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おはようございます!税理士の冨永英里です。

突然私事で恐縮ですが・・・
2011年7月23日15時15分、父が永眠しました。
25日お通夜、26日火葬、葬儀でした。

公式ブログに
身内が亡くなったという内容を載せるのはどうかと随分迷いました。
しかし。。。

この公式ブログのタイトルは、
「50代からの社長のための経営相談」
です。

「50代からの~」と銘打っているのは、
言うまでもなく事業承継や相続税対策がそのメインテーマです。
(ブログトップページのメニューの
「私の信念」にもそのことが明示されています)

実体験に基づいた話に人は耳を傾けます。
経営コンサルも同じです。
経験したことだからこそ人に対して説得力があります。
身内の死を体験した今―、
より一層相手の身になってコンサルができるようになったと
思っています。



お父さん、
命をかけて最期の授業をしてくれてありがとう!


そして今、
私は父の能力が私の中に還ってきたのをひしひしと感じています。
昨日の弔辞の中でふと気がつきました。
それは次のような言葉でした。

「(父には)人をつつみこむような不思議な力がある」と。

そういえば最近同じようなことを何人かに言われました。
(わたしとリアルに会っている人はこの点、わかっていただけると思います)

そうだったのか!
私の中に流れている「人への温かい気持ち」は父の能力だったのです。
父の能力がわたしに還ってきたので、
もともとある私の能力に父の能力がプラスされました。
まさに私は最強となったのです!


私の経験を事業承継に置き換えて考えてみると、
事業承継は不安の幕開けではありません。
社長としての器、仕事の手腕、経営者としての人となりー。
すべての社長の能力は
その死によって承継者である息子達へと受け継がれていくものです。
だから
事業承継は大きなビジネスチャンスと捉えればいいわけです。


但し、
受け継がれた能力が顕在化(開花)していくためには
「時間」と「経験」が必要です。
それまでは周囲のサポートが必要なのは言うまでもありません。


事業承継は周囲の人々が力を合わせることによって
必ずよい結果となるというのがわたしの持論です。

それをわたしの人生においても実証していきたいと思います。
そうすることがコンサルタントとしてのわたしの使命だと考えているからです。

 以上、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

※父の趣味のひとつに水彩画があります。
不自由な右手で書いたものです。



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