あーもう。
記事の間が丸々抜けていたらしいので
(うっかりし過ぎて困る)
再記事です。
薔薇が咲いた。(らしい)
うちのじゃなくて、実家のですが。
ここ最近のこと。
バニラの創作物は「途中」まで。
ぴたり、と合わぬ。
「留守番の箱」の出番だ。
動くほどに溺れ、そのまま漂う。
水中のあぶくだけ、ぼこぼこ繋がり
上へ昇って消えてく。
“全部の信号、青だー!“の日。
スイスイ泳げることもある。
そんな日は
あっという間に夜になる。
用事をしていても
「ぼぅ」としている日。
動き出せない日だ。
体調のことはもう、仕方ない。
アタマが「気難しい」のだ。
我が「留守番の箱」
いっとき留守番して
「何か」に
なれるかもしれない、いろいろ。
きのこ擬きも、鱗の猫も。
銀の動物。蝶も花、エトセトラ。
バニラの「つくる」をかんがえる。
ガラクタ宝箱。
誰かには、ただのガラクタであるが
誰かには、愛すべきもの。
もう暫く前になるが、
羊飼いの方のドキュメンタリーを
観る機会があった。
わかっていたことも、
知らなかったことも。
多分。いや。わかっていたけれど
じっと見つめる事から
距離をおいていたことも。
私の使うものは
「素材」であるが
生きていた彼らから
分けて頂いているものだ。
わたしのところへ来るまでの
間が、あるのだ。
わたしの使っている羊毛に
深く関わっていた人だったので
暫く、その事が離れなかった。
羊飼いの方のこと、
そのお店のこと。
くるしいことも、なにもかも。
丸ごとバニラなのだ。
(ロールケーキみたいだ)
「ただのバニラ」が、こんなこと。
なんだけれど、これらは。
たくさん居る訳じゃなくても
わたしや
わたしの創作物のために
頂いているキモチや時間や対価への
持っていなければならないことだ、と
思っている。
箱の中はきっと暗闇だが
いつかはそれが
土台みたいなものになれれば、いい。
(なれるかどうかも、わからんけど)
繰り返しの、自分に既視感。
母が同じ話ししてきても
文句言えない。
そんな訳で、薔薇。
実家の庭。
わざわざ写真など撮らない庭なので
今は画像も無くて
アレなのだが…
祖父が植物好きであった為、
庭には
有りとあらゆる花、木が植っていた。
亡くなってからは
手入れがあまりに大変なので
少しつづ減らしたり、
鉢に変えたりと、大変だったらしい。
今でも
あれこれと残っていて
今度は母のものが増えつつある。
時々母が、パチん、と切って
わたしにもわけてくれる。
(母は大雑把なので
長さも何もかも、適当だ。)
そんな訳での、薔薇なのだ。
母に
「珈琲でも飲むか」聞いて
湯を沸かしながら
適当な大きさのものを探していたら
母が横から来て
「あはは、何これ」と
サッと選んだ。
言い得て妙。(言ってないけど)
バニラんちの
「美女と野獣」
歌って踊らない。
余談だが
若い時分から
母の言い間違いや勘違いは
甚だしく、面白い。
いつか『語録集』でもつくりたい。
3年前の展示。
オオカミの彼は、
バニラの「赤ずきん」の片隅に
出てもらったのだ。
妙に懐かしい気持ちで
珈琲を飲んだ。
狼に飲み込まれなかった
美女がいたので、
【薔薇の押し花】に
することにした。
押し花の方法は色々あるんだけれど
今回の方法は
随分昔に、ブログで書いた
『アイロンde押し花』
■【ビオラ】の場合。
アイロン台に
新聞→ティッシュ→花→ティッシュ
この順に重ねて、
低温で20〜30秒。
粗熱をとり、今度は10秒。
粗熱をとり、10秒。
「10秒」→粗熱を取るを5〜6回。
カラカラに乾くまで。
たしか、ビオラは簡単にできた。
■薔薇の場合
花弁も重なっていて
厚みがあるので
(焦げないように様子見しながら)
粗熱を取る→10秒アイロンの
回数をだいぶ増やした。
上の手順で
やってみた段階。
☟
🌹※ミニ薔薇といえども
かなり「厚み」があるので、
アイロンの前に
先に少しだけ手を加えました。
(花弁の中を減らしたり、切り込み等)
だいぶ
カラカラになっているようにみえる。
ピンセットで持つと
綺麗に剥がれた。
咲いてから新しいものを使ったので
色も、まあまあ綺麗に出ている。
指で優しく触ってみるが、
花の根元にはまだ
水分がありそうだ。
アイロンを繰り返してみるのか、
レンジも使ってみるか。
(試したことがまだ無い)
通常の押し花シートでやって
重しで置いてみるか。
さて、どうしよう。
本の中で紹介されてたが
ベニヤ板とC型クランプがあれば
押し花が作り易いらしい。
ホームセンター、行こうかな。
では。