簡易シミュレーション、2回目です。
今回からは、何歳まで働けば、100歳まで資金を持たせられるか検討してみます。
まずは、「60歳まで、年間収支±0となるくらい働く」パターン。
条件は、前回と同様
・インフレ率年2%
・現金・債券はトータル年利1.5%で運用
・株式インデックスは年利回り4%
・米国ETFは年1.2%の配当あり
・Goldはインフレ率と同率で値上がり
・年金は現在の予定金額で受け取り
・投信・ETF・金の譲渡益は20%課税
取り崩しの開始は、現金・債券クラス(バッファー)の資金が、年間支出の7年分を下回った年からとします。
②-1 定率取り崩し4%
100歳まで4%の取崩継続だと、現金・債券クラスがほぼゼロに。
管理は楽そうなのと、運用元本の減りが少ないのでその点は気が楽そうですが、最晩年で暴落に弱い運用となり、現実的ではなさそう。
②-2 定率取崩
取崩率は漸増(4%→80才で8%→90才で10%)
運用資産は後半急激に減少するが枯渇はせず、バッファーは保てるため暴落への耐性は高そう。
バランスがとれているように感じました。
②-2 毎年使った分取り崩し
100歳までバッファーを保てた。
取り崩しかたは、検討が必要そう。
60歳での引退が、FIREといえるのかという、根本的な問題はありますが(笑)、ある程度心に余裕を持って生活できそうな結果でした。