
村上春樹の新刊『騎士団長殺し』は、春樹らしさと意外さが相まって、面白さはありましたが、
(それは謎解き要素があったからで、)実はなんとか読み終えましたというのが正直な感想です。
さらさらと読み進むのですが、分かったような、、分からなかったような。。
ややあって、
川上未映子が訊き手となり村上春樹にインタビューした『みみずくは黄昏に飛びつ』が発売され,
作家同士(それも村上春樹)の対話や『騎士団長殺し』の誕生秘話に興味そそられ読んでみました。
驚いたのは、川上未映子の村上作品の読み込みの深さと緻密な下調べと臆することなく正面から切り込む質問。(攻め?!)
感心然り。^^
対して村上春樹は、「覚えてないなぁ~」「ぜんぜん考えてない」「言葉が好きだったから」「あるとき、ふと浮かんで」(笑)
川上未映子の渾身の一撃も、のれんになんとやら。。です。
受け取りは方は様々、読み手次第ですが、
村上自身も質問ひとつ、ひとつ答えているうちに、これまで考えもつかなかったような意味や風景を自分の中に見出すことになった。。とインタビューを終えた感想が載せてありました。
とても興味深く、そして面白い1冊でした。^^