

先日(5月23日)kaoriさん(フランス在住)の「フランス文明講座」を受講してきました。
1回目の講義は「ルーブル美術館入門篇」、そして今回は「フランス海の幸・山の幸、マルシェ、
レストラン活用術」です。
レストラン活用術」です。
世界には文化の数だけ異なった食べ物、お料理がありますが、その中でもフランスはミシュランの
星付きシェフ、レストランに付加価値を与えてくれる美食の国といえるのではないでしょうか。
星付きシェフ、レストランに付加価値を与えてくれる美食の国といえるのではないでしょうか。
アルザス地方では、シュークルド(ザワークラフト)にソーセージ。
(豚の血が1/3入っているブータン・ノアールは、有名ですね。)
(豚の血が1/3入っているブータン・ノアールは、有名ですね。)
プロヴァンス地方ではブイヤベース、ラタトウユ。
ブルターニュー地方は、オマール海老やカニ等。。。あげれば切りがありませんね。
やはり、フランスの食文化を体感するなら、まずはマルシェ(市場)に行くのが一番のようです。^^
講義の中では、その様子を映像で見ることができました。
日本ではお目にかかれない、お野菜や果物、肉、魚そしてチーズやチョコレート、パンなどの専門店。
その店構えがやはりパリなんですよね~。
とても素敵でした。^^
私は、一度もフランスに行ったことがないものですから、想像の翼を羽ばたかせておりました。
マルシェは、お店の人とのコミュニケーションが醍醐味。
たとえフランス語が話せなくてもまずは笑顔で「ボンジュール」と言ってみましょう。^^
勿論、レストランに入るときも「ボンジュール」だそうです。^^
。。講座終了後はkaoriさんの専門である、フランスの詩人たちの詩の読解があります。
前回の講座では、アンドレ・ブルトンの詩とその人生に出会う良い機会を得ました。
今回はポール・エリュアールです。
「Je te l'ai dit」 (「言ったろう、君に」1929年)
言ったろう、君に 雲のこと
言ったろう、君に 海中の木のこと
ひとつひとつの波や 葉陰の鳥たちのこと
小石にざわめきのこと
ぬくもりのある手のこと
顔の一部ではなく 風景の一部になった 瞳のこと
そして眠りは 瞳の空の色を返す
言ったろう、君に 飲み込まれた夜のこと
道沿いの柵のこと
開かれた窓のこと むきだしの額のこと
言ったろう、君に 君の想い 君のことばで
すべての愛撫 ゆるがない信頼が 行き続けてゆく
(kaoriさん訳)
詩を朗読した後、受講された皆さんとで、感じたことを話し合ったのですが、彼のもとから
去っていった恋人への未練?辛い別れ?が描かれているのでは?と、いうことで落ち着きました。
ポール・エリュアール(1895~1952)は、14歳のときに結核を病み3年後にサナトリウムに入り、
そこで、運命の女性、ガラと出会います。
二人は1917年に結婚し、娘が生まれますが、その後、ガラはダリと恋に落ちエリュアールの元には二度と戻ることはありませんでした。。
その出来事は、1929年のこと。(正式離婚は1932年)
同年に書かれたこの詩はエリュアールの心情を察するに余り有ります。。
ガラは終生ダリのミューズであり続けたのですが、エリュアールにとってもガラは最初のミューズであり、最初の女性であったのです。。(う~~む)
実は、帰り道、ふと、思い出した事がありまして家の本棚にあったサガンの小説「悲しみよこんにちは」の本を開いてみました。
やはり小説の冒頭に書かれていた詩はエリュアールのものでした。
「悲しみよ こんにちは(ちょっと変形した女)」(A peine defiguree)
悲しみよ さようなら
悲しみよ さようなら
悲しみよ こんにちは
お前は天井の木目に刻み込まれている
ぼくの愛する目の中にたたみこまれている。。
サガンがこのエリュアールの詩に触発されて小説のタイトルにしていた。。という事を今、思い出すとは。。(私も忘れっぽくなりました。笑)
詩が好きなのでこの時間は、とても楽しみです。^^
(詩の感想を述べるのは、とても苦手なのでそっと、ほかしてくださいね。笑)
いくつになっても味わえる「学ぶ」ことの楽しさ。。
kaoriさんは1年後にはまたフランスに帰られてしまうので、今後もお仕事と兼ね合いながら、
できるだけ受講しようと思っています。^^