
詩人の谷川俊太郎さんの「片言隻句」によせたエッセイを読んでいて、
梨木香歩の『西の魔女が死んだ』のおばあちゃん言葉「アイ・ノウ(I know)」が
思い浮かびました。
不登校になってしまった女の子「まい」が田舎に住むiイギリス人のおばあちゃんの家で暮らし、
徐々に心を通わせ、生命力を取り戻すという物語です。
「大好きだってことは、前から知ってたわ」
「どんなことがあっても、あなたの傍にずっといるわ」という魔法(意味合い)の言葉です。^^
(この言葉は、度々出てきます。)
西の魔女が死ん日、まいは汚れたガラスに指でなぞった跡を見つけます。
そこには、
「ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ へ
オバアチャン ノ タマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウ 」と描かれていたのです。
それを見て、まいは「おばあちゃん大好き」とつぶやきます。
きっと、聞こえてきていたでしょうね。
まいには、おばあちゃんの「アイ・ノウ」が。
。。。私たちが、生きてゆく日常生活の中で、亡くなった人が、生きていた時と同じように
接することも過ごすことも出来ませんね。
けれど、故人と一緒に話した事やその言葉、いっしょに過ごした時間とその想いは、
自分の心の中に溶け込ませて生きることは出来るはずです。^^
私にとって、西の魔女の「アイ・ノウ」は、そういった想いもあって、心に残る大好きな
言葉のひとつとなっています。^^
(*2008年に映画も公開されましたが、おばあちゃん役をシャーリー・マクレーンの娘さん
サチ・バーカーが演じていました。)