
『殺人者の顔』 ヘニング・マンケル著
友人の読書女史tamioさんの敬愛するスウェーデンの推理作家ヘニング・マンケルの愛読書を
2冊、レンタル致しました。^^
北欧だけでなく、22カ国語に翻訳され、人気のあるスウェーデンの警察小説シリーズです。
(全9作。1作目『殺人者の顔』と2作目の『リガの犬たち』)
『殺人者の顔』
舞台はスウェーデン南部のある小さな田舎町イースタ。
この近くの村で農家の老夫婦が殺害される。
夫は無残な傷を負って死亡、妻は縄で首を絞められ重傷だったが「外国の」という言葉を
舞台はスウェーデン南部のある小さな田舎町イースタ。
この近くの村で農家の老夫婦が殺害される。
夫は無残な傷を負って死亡、妻は縄で首を絞められ重傷だったが「外国の」という言葉を
残し息をひきとった。
手がかりは、「外国の」という言葉と見なれない縄の結び方。
捜査にあたったのは、署長代理を務めるオペラ好きのちょっと、さえない中年刑事クルト・ヴァランダー。
ヴァランダーは、農夫の妻の言い残した言葉で、外国人の人種差別の反感をもつ一部の人々を刺激しないように外国人容疑者の線を伏せるのだが、外部に漏れ、マスコミは「犯人は外国人」と報道してしまう。
このことにより、移民排斥運動を強めようとする不穏な動きが始まる。。。
移民逗留所が襲撃され、そこに住むソマリア人が殺害される。
事態を重く見たヴァランダーは別の犯人の可能性を追い、そこで、被害者の夫の意外な
手がかりは、「外国の」という言葉と見なれない縄の結び方。
捜査にあたったのは、署長代理を務めるオペラ好きのちょっと、さえない中年刑事クルト・ヴァランダー。
ヴァランダーは、農夫の妻の言い残した言葉で、外国人の人種差別の反感をもつ一部の人々を刺激しないように外国人容疑者の線を伏せるのだが、外部に漏れ、マスコミは「犯人は外国人」と報道してしまう。
このことにより、移民排斥運動を強めようとする不穏な動きが始まる。。。
移民逗留所が襲撃され、そこに住むソマリア人が殺害される。
事態を重く見たヴァランダーは別の犯人の可能性を追い、そこで、被害者の夫の意外な
事実を知る。。。
(*当時(1990年)のスウェーデンは世界各国からの難民を労働者として受け入れ、不況で失業率が高かったこともあり、スウェーデン住民と移民としてとの間に緊張感が生まれ、外国人排斥運動が起こっていたようです。)
推理小説の筋をあまり話してはいけないと思いつつ、、
(読むひとの興味をなくすので)ちょっとのつもりでしたが、ここまでお話してしまいました。(笑)
しかしながら、本書は推理小説でありながら、クルト・ヴァランダーという一人の警察官の「小説」でもあるような気がします。
ヴァランダーは、真面目で正義感のある熱血刑事ですが、その一方では、意に反した離婚にいまだ立ち直れず、娘には家出され、認知症の父親との関係は悪く、自己嫌悪に陥ってばかりで、あまり、かっこよくはありません。^^
しかし、そんなヴァランダーの趣味はオペラで、どんな緊迫した状況下であってもオペラを聴き、冷静さを取り戻します。(随所にオペラの曲目が出てきます。)
読んでいると、しょうがないなぁ~と思わせるヴァランダーですが、彼のキャラクターとその人間くささが憎めません。^^
北欧ミステリーは、重厚で暗い作品が多いようですが、著者のヘニング・マンケルの筆運びはコミカルで面白いです。
久々にシリーズものの魅力にはまりそうです。^^
(*当時(1990年)のスウェーデンは世界各国からの難民を労働者として受け入れ、不況で失業率が高かったこともあり、スウェーデン住民と移民としてとの間に緊張感が生まれ、外国人排斥運動が起こっていたようです。)
推理小説の筋をあまり話してはいけないと思いつつ、、
(読むひとの興味をなくすので)ちょっとのつもりでしたが、ここまでお話してしまいました。(笑)
しかしながら、本書は推理小説でありながら、クルト・ヴァランダーという一人の警察官の「小説」でもあるような気がします。
ヴァランダーは、真面目で正義感のある熱血刑事ですが、その一方では、意に反した離婚にいまだ立ち直れず、娘には家出され、認知症の父親との関係は悪く、自己嫌悪に陥ってばかりで、あまり、かっこよくはありません。^^
しかし、そんなヴァランダーの趣味はオペラで、どんな緊迫した状況下であってもオペラを聴き、冷静さを取り戻します。(随所にオペラの曲目が出てきます。)
読んでいると、しょうがないなぁ~と思わせるヴァランダーですが、彼のキャラクターとその人間くささが憎めません。^^
北欧ミステリーは、重厚で暗い作品が多いようですが、著者のヘニング・マンケルの筆運びはコミカルで面白いです。
久々にシリーズものの魅力にはまりそうです。^^